【2024年版】メルボルンの季節ごとの気候と服装

オーストラリアは南半球にありますので、日本とは季節が逆になり、12-2月が夏、6-8月が冬となります。

メルボルンにはゆるやかな四季があり、基本的には真夏は暑く、真冬は寒くなります。しかし、日本のように猛暑が続いたり、雪が降るほど寒くなることは稀ですので、年間を通して過ごしやすい気候と言えます。

このように過ごしやすい気候のメルボルンは、「世界で最も住みやすい都市」 ランキングでは4年連続1位を獲得しています。

ただし、日によって天候や気温の差が激しく、メルボルンには「1日の中に四季がある」とも言われていますので、訪れる際はどんな天候や気候にも対応できる準備が必要です。

また、「ガーデン・シティ」と呼ばれるメルボルンは、大都市のわりに緑が多く、春の時期になるとフィッツロイ庭園やボタニック・ガーデンでは様々な植物が美しい花を咲かせ、秋になるとあちらこちらで紅葉の光景を見ることができます。

メルボルンの年間気候データ

メルボルンの年間天候グラフメルボルンの年間天候グラフ

最高気温(℃) 最低気温(℃) 降水量(mm)
1月 26.0 14.3 46.8
2月 25.8 14.6 48.0
3月 23.9 13.2 50.1
4月 20.3 10.8 57.3
5月 16.7 8.7 55.7
6月 14.1 6.9 49.5
7月 13.5 6.0 47.5
8月 15.0 6.7 50.0
9月 17.3 8.0 58.0
10月 19.7 9.6 66.0
11月 22.0 11.2 60.3
12月 24.2 13.0 59.1
年平均 19.9 10.2 54.0

データ:オーストラリア政府気象庁 / 赤字・・年間最高値

メルボルンの気候区分

メルボルンには四季があるとのことですが、日本と同じような気候だと思っていいんでしょうか?
東京を含む日本のほとんどは温暖湿潤気候という気候帯に属します。一年を通して気温の変化も降水量の変化も大きく、四季がはっきりしているのが特徴です。メルボルンはこれとは異なり、イギリスのロンドンやフランスのパリ、日本の室蘭市と同じ西岸海洋性(せいがんかいようせい)気候に属しています。

メルボルンは、西岸海洋性気候(Temperate oceanic climate)に属しています。基本的に夏は暑く、冬は寒くなる四季があるものの、天候や気温の変化が激しいのが特徴です。

冬は、日本のように気温が氷点下まで下がるほど冷え込むことはありませんが、曇りがちの日が多いため、寒い日が続きます。

夏季は気温が上がり、40℃を超えるような猛暑もあります。乾燥しているので基本的にはからっとしています。日差しはかなり強いので、日焼け止め、サングラス、帽子などの紫外線対策は必須です。

降雨量は年間を通して多くはないですが、9-11月は比較的1年の中でも降雨量が多い時期です。ただし、1日中雨が降り続くようなことはあまりありません。

オーストラリアの気候分布図

オーストラリアの気候分布図

メルボルンの季節ごとの気候と服装

メルボルンもやはり春や秋などの、暑くもなく寒くもない季節が観光に向いているのでしょうか?服装も日本の春先や秋口と同じような服装で良いんでしょうか?
夏は日本のように太陽が照りつけ、冬はコートやブーツが必要なほど冷え込むのがメルボルンの気候です。春や秋の昼間の気温は過ごしやすいのですが、「一日の中に四季がある」と言われる通り、朝晩と日中の気温差が大きく、Tシャツで日中を過ごした日でも夜には長袖が必要になることもあります。「もしかしたら」という心構えで幅広い気温、いろんな天候に対応できる服装を用意されることをお勧めします。

メルボルンの春夏秋冬、季節ごとの気候とメルボルン旅行に最適な服装をご案内します!

メルボルンの春の気候と服装(9-11月)

メルボルンの春は、日中の平均最高気温が20℃前後、平均最低気温は11℃前後となり、年間でもっとも雨量の多い季節になります。

ただし、日本の梅雨のように1日中雨が降り続くことは稀で、小雨やにわか雨がほとんどです。外出の際は折り畳み傘を持っていくと便利です。

日中は25℃を上回ることもあり、薄手の長そで1枚や、上着無しでシャツ1枚で大丈夫な日もありますが、朝晩は10℃を下回る日もあるので、厚手のジャンパーやフリースが必要です。

日照時間 晴天日 曇天日
9月 5.7 3.1 59.9
10月 6.3 3.7 16.2
11月 7.0 3.6 15.1

データ:オーストラリア政府気象庁 / 赤字・・年間最高値

メルボルンの夏の気候と服装(12月-2月)

メルボルンの夏は、日中の平均最高気温が26℃前後、平均最低気温は15℃前後なり、気温は高くなりますが、雨も少なく湿度が低いため、からっとした晴天が続くことが多くなります。

日中は、日本の夏のようにシャツ、ブラウス1枚で大丈夫ですが、室内、公共交通機関の車内では、日本人にしては冷房が強すぎる場合があります。

また、メルボルンがあるビクトリア州はサマータイムを導入しており、夏季は夜8時頃でも外は明るいため、夜の外出の機会が多くなるかもしれません。薄手のジャケットやカーディガンなど羽織れるものが1枚あると便利です。

日照時間 晴天日 曇天日
12月 7.5 4.3 14.2
1月 9.0 6.1 11.2
2月 8.1 6.2 9.7

データ:オーストラリア政府気象庁 / 赤字・・年間最高値

メルボルンの秋の気候と服装(3月-5月)

メルボルンの秋は、日中の平均最高気温が21℃前後、平均最低気温は12℃前後となり、1年の中でも過ごしやすい季節です。

ただし、3月の末までは夏の暑さが続きます。

3月の晴れた日中は上着無しでシャツ1枚で大丈夫な日もありますが、3月下旬から徐々に気温が下がり、4-5月は日中15-20℃ほどになりますので、薄手のジャケットが必要です。

1日の気温差が激しいメルボルンでは、秋の朝晩は10℃を下回る日もありますので、厚手のジャケット、あるいは中に着るニットなどを準備した方が良いでしょう。

日照時間 晴天日 曇天日
3月 6.8 6.0 13.3
4月 5.6 4.6 14.8
5月 3.9 3.0 18.1

データ:オーストラリア政府気象庁 / 赤字・・年間最高値

メルボルンの冬の気候と服装(6月-8月)

メルボルンの冬は、日中の平均最高気温が15℃前後、平均最低気温も8℃前後と、平均気温のみ見るとそれほど寒くないように感じます。

しかし、実際メルボルンの冬は曇りの日が多く、また南極から吹く冷たい南風の影響により、日本の雪が降るほどの冷え込みではないものの、実際には朝晩だけでなく、7-8月は日中でもかなりの寒さを感じます。

日本の夏の時期からこのメルボルンの冬の時期を訪れる場合、寒さが想像しにくいですが、防寒対策はバッチリする必要があります。

ダウンジャケットや冬物の厚手のセーター、できればさらに防寒できるヒートテックやマフラー、手袋、ブーツなどを用意することをお勧めします。

日照時間 晴天日 曇天日
6月 3.6 2.5 16.9
7月 3.7 2.6 17.3
8月 4.7 2.9 16.7

データ:オーストラリア政府気象庁 / 赤字・・年間最高値

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