【2026年版】オーストラリアの入国審査・税関の手続き
最新情報に基づくオーストラリアの入国審査・税関の手続きを、オーストラリア在住のスタッフが、オーストラリアを初めて訪れる人でも迷わず入国できるように、入国手続きの方法をわかりやすく解説します。
オーストラリアの機内で配られる入国カードの正しい書き方、入国時の税関・検疫申告、持ち込み禁止品、SmartGate(スマートゲート)を使った入国審査、荷物受け取り後の税関・検疫検査まで、到着後の入国手続きをステップごとに説明します。
このページを読んでいただければ、オーストラリア旅行の最初の関門、入国手続きを不安に思う必要がなくなります!
安心してオーストラリア旅行に出発してください♪
オーストラリアの観光ビザ、ETAの申請と取得
世界のほとんどの国へビザ(入国査証)なしで観光旅行に行ける、「世界最強」とも言われる日本のパスポート。
そのような日本のパスポートでも、オーストラリアへの観光旅行には、「ETA(Electronic Travel Authority)」と呼ばれる電子渡航許可の取得が必要になります。
オーストラリア出発前までに、余裕をもってETASの取得を済ませてください。ETAの申請と取得の方法は以下のページを参照してください。
オーストラリア入国手続きの流れ
オーストラリアの空港到着後、オーストラリアへ入国するための手続き方法を、ステップごとに順番を追って説明します。
STEP 1
オーストラリアに向かう飛行機の機内で、オーストラリアの入国カード(Incoming Passenger Card)が配られますので、飛行機を降りるまでに記入を済ませておいてください。なお、一部のニュージーランド発シドニー行き対象便では、紙の入国カードの代替として、Qantasアプリ内でAustralia Travel Declaration(ATD)を提出する試験運用も行われています。対象外の旅行者は従来通り紙の入国カードを記入します。
STEP 2
飛行機を降りた後、表示(IMMIGRATION、PASSPORT CONTROL等)に従い、入国審査場へ向かってください。
STEP 3
入国審査場に「ePassport Self-Service」、「SmartGate」などと表示されて、「ススマートゲート(SmartGate)」と呼ばれる、セルフサービスの入国審査機があります。
シドニー、ブリスベン、メルボルン、アデレードの各空港では、降機したゲートから入国審査場に行く途中にもスマートゲートが設置されています。
パスポートを挿入して、表示される画面の質問に答えていくと、チケットがプリントされて出てきます。そのチケットとパスポートを忘れずに受け取ってください。
※ススマートゲートは16歳未満の子供は利用できません。家族に16歳未満の子供がいる場合は、ススマートゲートを利用せず、有人の入国審査カウンターへ進んでください。
STEP 4
入国審査場にパスポートの顔写真と照合させるゲートがあります。そこに先ほどススマートゲートで発行されたチケットを挿入して照合を行ってください。
問題がなければゲートが開き、入国手続きは完了となります。荷物受け取り場(Baggage Claim)へ進みます。
STEP 5
モニターで搭乗した便の荷物が出てくるターンテーブルを確認、荷物を受け取ってください。
STEP 6
申告するものがない人は「Nothing to Declare」(申告物なし)の表示に従い、申告するものがある場合は「Goods to Declare」(申告物あり)の表示に従って進んでください。表示方法や導線は空港により異なります。
通常税関検査入り口の所に係員がいれば、入国カード(兼税関申告書)を見せてその係員の指示に従ってください。
申告するものがない場合でも、係員の判断により、探知犬、X線検査、スーツケースの開披検査などが行われる場合があります。
申告するものがある場合は、係員の指示に従い、スーツケースをX線に通す、探知犬による検査、あるいは荷物をカウンターに載せて、目視による検査など、ケースバイケースになります。
STEP 7
税関を抜けると到着ロビーに出ます。
パッケージツアーの場合は、ここで現地のガイドが名前、またはツアー名のボードを持って待っています。
個人旅行の場合は、空港内の案内表示に従って、タクシー、バス乗り場などへ。
オーストラリアの入国カードの書き方
オーストラリアへ航空機で向かう場合、機内でオーストラリアの入国カード(INCOMING PASSENGER CARD)が配られます。
オーストラリアの入国カードは、税関申告書も兼用となっています。
日本からの直行便を利用した場合は日本語の入国カードも配られますが、第三国を経由する便を利用してオーストラリアに到着する場合は、英語の入国カードしかないのが普通です。
下の入国カードの記入例は日本語のものですが、英語のものも質問内容、順番などは基本的に同じなので、下の日本語のものを参考に記入すればOKです。
オーストラリアへ航空機で向かう場合、機内でオーストラリアの入国カード(INCOMING PASSENGER CARD)が配られます。
オーストラリアの入国カードは、税関・検疫申告書も兼用となっています。日本からの直行便では日本語のカードが配られることがありますが、第三国を経由する便では英語のカードになることもあります。質問内容は基本的に同じなので、下の日本語の記入例を参考に記入できます。
① パスポートと同じ姓(Family / surname)
② パスポートと同じ名(Given names)
③ パスポート番号
④ 搭乗便名または船名(例:QF、JL、JQなど。搭乗券に記載されています)
⑤ オーストラリア国内の滞在予定先住所
⑥ 州名(NSW、QLD、VIC、WA、SA、NT、ACT、TASなど)
⑦ 今後12か月間、オーストラリアに滞在する予定があるかを選択
⑧ オーストラリア国籍を持たない方のみ、結核、犯罪歴などの質問に回答
⑨ 税関・検疫に関する質問に「はい」または「いいえ」で回答。食品、動植物製品、土の付いた靴・スポーツ用品などがある場合は、必ず該当項目で「はい」を選択
⑩ パスポートと同じ署名
⑪ 記入日(日/月/年)
⑫ オーストラリア国内の連絡先電話番号、住所、E-mailアドレス
⑬ 緊急連絡先(家族・知人など)の氏名、E-mail、電話番号または住所
⑭ 飛行機または船に搭乗した国。日本からの直行便ならJAPAN、経由便なら最後に搭乗した国を記入
⑮ 職業を英語で記入(例:STUDENT、COMPANY EMPLOYEE、OFFICE WORKER、HOUSEWIFE、DOCTOR、ENGINEER、SELF-EMPLOYED、NONEなど)
⑯ パスポートに記載されている国籍を記入。日本国籍ならJAPAN
⑰ パスポートに記載されている生年月日(日/月/年)
⑱ 渡航目的を選択。観光、ワーキングホリデー、短期滞在の場合は該当する項目にチェックし、現時点で分かっている滞在予定期間と居住国を記入します。
入国カードは、青または黒のペンで、英語・ローマ字で記入します。税関・検疫の質問は、分からない場合や少しでも該当する可能性がある場合は「はい」にチェックしてください。申告したからといって必ず没収や罰金になるわけではなく、係員が確認したうえで持ち込み可否を判断します。
ススマートゲートを使った入国手続き
ススマートゲートは、オーストラリアの主要な空港で導入されている、セルフサービス型の出入国審査システムです。
「キオスク」と呼ばれるパスポートの読み取りと質問を表示して回答を求める機器と、「ゲート」と呼ばれる画像認識機能によってパスポートの顔写真と本人との照合を行う機器、2つの機器で構成されています。
ススマートゲート対象旅客
- 16歳以上であること
- ICチップ入りの「eパスポート(ePassport)」を所持していること
日本の旅券ではIC旅券と呼ばれるICチップ入りの旅券。現在も有効な旅券であれば全てこのIC旅券になっています。パスポートの表ページ下部にカメラのようなマークが記載されています。
ススマートゲート対象国
- 日本、韓国、中国、タイなど全26か国 (すべての対象国のリスト)
入国時のススマートゲート使用方法
Step 1:キオスクの利用
キオスク(パスポート読取り機器)は、入国審査場に設置されています。シドニー、ブリスベン、メルボルン、アデレードの空港においては、降機したゲートから入国審査会場に向かう途中の通路にも設置されています。
- マスク、帽子、サングラス、ヘッドフォンなど、顔認証の妨げになるものを外してください。
- キオスクにパスポートを挿入します。
- 日本のパスポートの場合、言語が自動的に日本語になります。
- スクリーンに質問が表示されるので、画面の案内に従って回答します。
- チケットがキオスクより発行されます。
- パスポートが返却されるのでパスポートを受け取ります。
Step 2:ゲートの利用
ゲート(キオスクで読み込んだパスポート写真との顔照合機器)は入国審査会場に設置されています。
- 利用可能なゲートへ進みます。
- キオスクで発行されたチケットをゲートに差し込みます。
- カメラを見つめ、パスポートの顔写真との照合が完了するのを待ちます。
- 認証に成功するとチケットが返却され、受け取るとゲートが開き、荷物受け取り場へ進めます。
ススマートゲート設置場所、キオスクの写真など、さらに詳しい情報はこちらのページもご覧ください。
オーストラリアの税関検査
オーストラリアは固有の動植物が多く生息しているため、食品、動植物の持ち込みを厳しく制限しています。
「入国カードの質問に虚偽の回答」とは、たとえば「食品をオーストラリアに持ち込もうとしていますか?」の質問に、うっかりミカンを持っていたのに「いいえ」で印をつけてしまった場合、これも「虚偽の回答」とみなされ、うっかりで済まされずに罰金を払うことになります。
現在、空港でのバイオセキュリティ違反に対するInfringement Notice(違反通知)は、最低2ペナルティユニット、2024年11月7日以降の金額ではA$660です。高リスク品の場合はA$1,980またはA$3,960、隠して持ち込んだ場合などは最大A$6,600となる場合があります。また、悪質な場合は民事罰、刑事訴追、ビザ取消の対象となることもあります。
持ち込めるかどうか、申告が必要かどうかが不明な場合は、とりあえず申告をして税関の職員にチェックしてもらいましょう。
きちんと申告したうえで持ち込み不可と判断された場合は、廃棄、処理、再輸出などを求められることがあります。申告したから必ず持ち込めるわけではありませんが、未申告で発見されるよりもリスクを大きく下げることができます。
以前のオーストラリア税関の検査は、無申告の場合でもほとんどの到着者のスーツケースのX線検査、またはスーツケースを開けての目視検査を行っていて、大変時間がかかる厳しいものでした。
現在の検査方法は空港、到着便、申告内容、係員の判断により異なります。無申告であっても、探知犬、X線検査、スーツケースの開披検査などが行われる場合があります。申告すべきか不明なものは、必ず申告するのが安全です。
食品、動植物製品、種、木製品、土が付いた靴・スポーツ用品・キャンプ用品、動物と接触した衣類や器具などは、申告が必要になることがあります。一方、市販包装されたチョコレート、菓子、ローストコーヒー、一定条件を満たす紅茶・緑茶、化粧品など、個人使用目的で未開封・市販包装されている場合は、申告不要で持ち込める品目もあります。ただし、不明な場合は申告してください。
オーストラリア入国時の免税範囲
オーストラリアに入国する際には、下記の範囲で免税となります。
- 合計額900豪ドル以下(18歳未満の旅行者の場合は合計額450豪ドル以下)の物品(カメラ、電子機器、香水、皮革製品、宝飾品、腕時計、スポーツ用品など。ただしアルコール、たばこは含まない)
- アルコール飲料2.25リットルまで(18歳以上の旅行者)
- 紙巻たばこ25本、または葉巻および紙巻以外のたばこ製品であれば25gまで(18歳以上の旅行者)
- 新品の衣料、履物、衛生・化粧用品なども、未使用品や贈答品であれば一般物品の免税枠に含まれる場合があります。
- 個人的な物品(12か月以上所有し、本人が使用しているもの)は、原則として免税扱いになります。
同じ便または船で一緒に到着し、家族で一緒に税関検査を受ける場合は、一般物品の免税枠を合算できる場合があります。たとえば大人2名と18歳未満の子供2名の家族であれば、一般物品の免税枠は合計A$2,700となります。
注意
- 贈答品 (所持者が贈り物として受け取った物か、これから他の人に贈る物かを問わず)は、900豪ドル(18歳未満の旅行者は450豪ドル)の免税限度額に含まれます。
- 同一家族構成員が一緒に旅行する場合には、各人の免税限度額を合算することができます。
- ラップトップ・コンピューター、カメラなど、本人が海外から持ち込み、オーストラリア出発時に持ち帰る私物は、通常は免税枠とは別の個人物品として扱われます。
- 上記はAustralian Border Forceの最新案内をもとに整理しています。免税範囲を超えた場合は、超過分だけでなく、そのグループ全体に対して関税・税金が課される場合があります。
オーストラリアの入国・出国手続き
オーストラリア入国手続き
- オーストラリアの観光ビザ、ETA(イーティーエー)の申請と取得方法
- オーストラリアの入国審査・税関の手続き
- オーストラリアの入国カードの書き方
- オーストラリアの入国手続きの税関検査
- オーストラリア出入国審査 ススマートゲートの手順と注意点
オーストラリア出国手続き
オーストラリアの旅行手配
トラベルドンキーでは、オーストラリアのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。
オーストラリアを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。
オーストラリア旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いオーストラリア旅行になりますよ。
オーストラリアのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ

お得な現地発ツアーとアクティビティ
トラベルドンキーは、海外の各都市から出発・催行されるツアーを取り扱う、海外現地ツアー専門サイトです。
オプショナルツアーと一般的に呼ばれている、日本語ガイドの付く日帰りツアーの他、英語ガイドで行われるツアー、海外現地出発・解散の宿泊を伴う周遊小旅行、マリンスポーツ・乗馬・スカイダイビング等のアクティビティ等も取り扱っています。



最近の投稿