オーストラリア国境を再開、全ての国からの旅行者を受入れを開始(2022年9月4日更新)

このページは、2022年9月4日時点の新型コロナウィルスによるオーストラリアの入国制限に関する情報です。

2023年3月現在、オーストラリアにおいてはぼ全ての新型コロナウィルスに関する行動制限は解除され、オーストラリアへの入国も新型コロナウィルスに関する特別な制限は撤廃されました。

本情報の注意事項

掲載されている情報は執筆時のものです。特に新型コロナウィルスの水際対策に関して、日々手続き、対策は変化していますので、現在の状況と異なっている場合もあります。

提供した内容に関連して、ご利用される方が不利益等を被る事態が生じたとしても、当社および執筆者は一切の責任を負いかねますので、ご了承ください

オーストラリアに入国できる条件

2022年2月21日以降、以下の条件を満たす旅行者は、オーストラリアに入国することが可能となりました。

  • オーストラリア保健局(TGA)によって承認されたワクチン接種を完了していること(7月5日まで)
  • オーストラリアに入国できる有効なビザを所持していること
  • デジタル乗客宣言(DPD、Degital Passenger Declaration)を出発72時間前までに提出すること(2022年7月6日に廃止になりました)
  • 出発前3日以内に行われた新型コロナウィルスの検査で陰性であること

このオーストラリア出発前の新型コロナウィルスPCR検査、陰性証明書の提出義務は、オーストラリア政府の更なる水際対策緩和措置により、2022年4月17日に廃止されました。

2022年7月6日より、ワクチン未接種者の入国が認められ、デジタル乗客宣言(DPD)の提出が不要となりました。

各項目の詳細情報は以下の通りです。

ワクチン接種を完了していること(7月5日まで)

新型コロナウィルスのワクチンは、オーストラリア保健局(TGA)によって承認されたワクチンでなければいけません。

また、ワクチンの最終投与日から7日間以上経過していなければなりません。

現在オーストラリア保健局によって承認され、新型コロナウィルス・ワクチンの種類と完了したとみなされる接種量は以下の通りです。

日本で接種されているワクチン、ファイザー、モデルナ、アストラゼネカのワクチンは、いずれもこのリストに含まれます。

少なくとも14日間隔で2回接種:
  • アストラゼネカ
  • アストラゼネカコビシールド
  • ファイザー/ バイオテック
  • モデルナまたは武田
  • シノバックコロナバック
  • バーラトバイオテックコヴァクシン
  • シノファーム
  • スプートニクV
  • ノババックス / バイオセレクト・ヌバキソビット
少なくとも1回接種:
  • ジョンソンエンドジョンソン / ヤンセンファーマ

接種されたワクチン全てがこのリストに含まれれば、交差接種でも問題ありません。

現時点では、3回目以降のブースター接種は、オーストラリア入国に際して入国条件に求められていません。

ワクチンの接種証明

オーストラリアに向けて出発する航空機のチェックインの際に、ワクチンの接種証明を提示する必要があります。

認められるワクチンの接種証明書の発行機関、証明書の言語は以下の通りです。

  • 国、州、地方レベルの当局、または認定された予防接種機関が発行したもの
  • 英語で書かれたもの、または認証された翻訳が添付されているもの

ワクチンの接種証明書には、少なくとも以下の情報が記載されている必要があります。

  • 旅行者のパスポートに記載されている名前
  • 生年月日、またはパスポート番号、または国民ID番号
  • ワクチンのブランド名
  • 各接種日またはワクチン接種の全コースが終了した日(※1)

ワクチンの接種証明書は紙による証明書の他、デジタル形式のものも認められています。

最新の情報、更に詳しい情報は、オーストラリア外務省の以下のページをご覧ください。

2022年7月6日以降、ワクチン未接種者の入国が認められ、ワクチン接種証明書の提出が不要となります。

有効なビザを所持していること

オーストラリアに入国するオーストラリア市民を除いて、全てオーストラリアに入国する為の有効なビザ(渡航査証)を所持している必要があります。

これは新型コロナウィルスのパンデミック以降に変更になった訳ではなく、パンデミック以前よりオーストラリアの入国に際してビザの所持が必要でした。

「世界最強のパスポート」とも言われ、ほとんどの主要国へ短期の観光や商用目的での渡航において、ビザの取得が免除されている日本国パスポートですが、日本国パスポートをもってしても、ここオーストラリアはビザの取得が必要となる数少ない国となります。

日本人の場合、3か月以内の観光、または商用目的のオーストラリア渡航であれば、ETAS(イータス、Eelectric Travel Authority System)という、簡易的な電子ビザの利用が可能となっています。

ETASの詳しい情報は、以下のページを参照ください。

デジタル乗客宣言を提出していること(7月5日まで)

オーストラリアに飛行機で到着する全てに乗客は、デジタル乗客宣言(DPD、Digital Passenger Declaration)の提出を終えている必要があります。

2022年7月6日以降、ワクチン未接種者の入国が認められ、デジタル乗客宣言(DPD)の提出が不要となりました。

オーストラリア入国後の隔離、検査規定

オーストラリアには6つの州と2つの準州からなる連邦国家であり、各州・準州政府が強い権限を持っています。

オーストラリアの国としての入国可能条件に追加して、入国するその州・準州政府が追加の条件を実施することがあります。

2022年6月まで、州によって到着24時間以内に迅速抗原検査(RAT検査)を行って陰性結果を得るまでは自宅、宿泊施設で待機が必要でしたが、現在全ての州・準州にて不要となっています。

州・準州 国内・海外 ワクチン接種完了者に対す到着後検査義務
NSW 国内から到着
  • 到着後検査義務なし
海外から到着
  • 到着後検査義務なし
VIC 国内から到着
  • 到着後検査義務なし
海外から到着
  • 到着後検査義務なし
QLD 国内から到着
  • 到着後検査義務なし
海外から到着
  • 到着後検査義務なし
WA 国内から到着
  • 到着後検査義務なし
海外から到着
  • 到着後検査義務なし
TAS 国内から到着
  • 到着後検査義務なし
海外から到着
  • 到着後検査義務なし
SA 国内から到着
  • 到着後検査義務なし
海外から到着
  • 到着後検査義務なし
NT 国内から到着
  • 到着後検査義務なし
海外から到着
  • 到着後検査義務なし
ACT 国内から到着
  • 到着後検査義務なし
海外から到着
  • 到着後検査義務なし

オーストラリアの州・準州と主要都市

    短縮表示の州名 州名 主な都市
    ACT オーストラリア首都特別区 キャンベラ
    NSW ニューサウスウェールズ州 シドニー
    NT ノーザンテリトリー準州 エアーズロック、アリススプリングス、ダーウィン
    QLD クイーンズランド州 ゴールドコースト、ブリスベン、ケアンズ、ハミルトン島
    VIC ビクトリア州 メルボルン
    SA 南オーストラリア州 アデレード
    TAS タスマニア州 ホバート、ロンセストン
    WA 西オーストラリア州 パース

    オーストラリアの入国・出国手続き

    オーストラリア入国手続き

    オーストラリア出国手続き

    オーストラリア国境を再開、全ての国からの旅行者を受入れを開始 よくある質問(FAQ)

    3回目のブースター接種をまだ受けていませんが、オーストラリア入国の条件にある「ワクチン接種完了者」にあたりますか?

    はい、オーストラリアに入国できる条件として、ブースター接種の完了は求められていません。

    日本で新型コロナウィルスのワクチンとして接種されている、ファイザー、モデルナ、アストラゼネカのワクチンは、2回の接種を完了して7日間以上経過していれば大丈夫です。

    オーストラリアに入国できる条件のうち、新型コロナウィルスの陰性であることがありますが、どのような検査方法が認められますか?

    オーストラリアの入国できる条件のうちの1つ、新型コロナウィルスの陰性であることを証明するにあたり、オーストラリア政府当局によって認められている検査方法、及び検査のタイミングは以下の通りです。

    • 出発前3日以内に受けたCOVID-19 PCRまたはその他の核酸増幅検査(NAAT)検査
    • 搭乗予定便の出発前24時間以内に医師の監督の下で受けた迅速抗原検査(RAT)

    このオーストラリア出発前の新型コロナウィルスPCR検査、陰性証明書の提出義務は、オーストラリア政府の更なる水際対策緩和措置により、2022年4月17日に廃止されます。

    オーストラリア渡航の前に提出する、デジタル乗客宣言(DPD)とは何ですか?

    デジタル乗客宣言(DPD)は、2022年7月6日の入国者より、提出が不要となりました。

    新型コロナウィルスの陰性証明書は日本語でも大丈夫ですか?また、陰性証明書は、紙に印刷されている

    英語で書かれたもの、または英語で併記された陰性証明書をご用意ください。

    日本語だけで書かれたものしか用意できない場合、有資格者による翻訳証明をあわせて用意してください。

    陰性証明書は、紙に印刷されたものの他、デジタル形式のものでも構いませんが、証明書は英語で書かれているものが望ましいですが、その他の言語で書かれている場合は、翻訳証明を添える必要があります。

    このオーストラリア出発前の新型コロナウィルスPCR検査、陰性証明書の提出義務は、オーストラリア政府の更なる水際対策緩和措置により、2022年4月17日に廃止されます。

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