タスマニア島で釣りを楽しむ完全ガイド|旅行者向けライセンス、釣れる魚、人気スポット

澄んだ川と湖、変化に富んだ海岸線を持つタスマニア島は、オーストラリアでも特に釣りの種類が豊富な場所です。

ホバート近郊のダーウェント川やストーム湾ではブリーム、オーストラリアンサーモン、イカなどを狙え、セントラル・ハイランズの湖ではブラウントラウトやレインボートラウトの本格的なルアー・フライフィッシングを楽しめます。海釣りを数時間だけ体験したい方にも、湖畔に滞在してトラウトをじっくり狙いたい方にも、旅程に合う選択肢があります。

ただし、タスマニアでは海釣りと淡水釣りでライセンス制度が異なります。海で一般的なロッド・ライン釣りをするだけなら通常ライセンスは必要ありませんが、ロックロブスター、アワビ、ホタテ、網、延縄などには専用の海釣りライセンスが必要です。川や湖でトラウトなどを狙う場合は、原則として内水面のアングリングライセンスを購入します。

また、2026年3月1日から、タスマニア南東部の一部海域ではサンドフラットヘッドの採捕が停止されています。この記事では、日本からタスマニア島を訪れる旅行者に向けて、最新ルール、ライセンス、釣りシーズン、海釣りと淡水釣りの違い、人気エリア、代表的な魚、安全対策、道具の準備まで、実際の旅行で役立つ情報をまとめます。

タスマニア島の釣り・フィッシングとは?

タスマニア旅行の途中で、初心者でも釣りを体験できますか?
はい。ホバート発の海釣りチャーターや、セントラル・ハイランズのトラウトガイドを利用すれば、道具を日本から持参しなくても参加できます。自分で釣る場合は、海と淡水でライセンスが違う点に注意してください。

タスマニアの釣りは、大きく海釣りと内水面のトラウトフィッシングに分けられます。海では河口、砂浜、桟橋、岩礁、湾内、沖合と環境が変化し、内陸部では高原の湖、ダム湖、自然河川でブラウンやレインボートラウトを狙えます。

短期旅行者には、船長やガイドが同行する半日チャーターまたは1日ガイドが利用しやすいでしょう。海釣りではロッド、リール、餌、救命胴衣、淡水ガイドではフライロッド、ルアー、ウェーダーなどが含まれる場合があります。

タスマニアは釣り場が広く点在し、公共交通だけで行ける場所は限られます。ホバートのダーウェント川沿いなどを除き、レンタカー、送迎付きガイド、チャーターの利用が現実的です。冬季や高原では道路の凍結、積雪、濃霧にも注意してください。

旅行者に向くスタイル特徴
ホバート近郊の岸釣り市内滞在と組み合わせやすく、河口や湾内でブリーム、サーモン、イカなどを狙えます。
海の半日チャーター道具や餌を準備する必要がなく、天候と規制に合わせて船長が対象魚を選びます。
湖のトラウトガイド初心者でもルアーやフライを教わりながら、ブラウン・レインボートラウトを狙えます。
セルフドライブ釣行自由度は高いものの、ライセンス、湖ごとの規則、天候、未舗装路を自分で確認します。

旅行者が知っておきたいライセンスと釣りのルール

日本からの旅行者も、タスマニアでフィッシングライセンスが必要ですか?
海で一般的なロッド・ライン釣りをするだけなら、通常ライセンスは不要です。川や湖でトラウトなどを狙う場合は、14歳以上の方に内水面アングリングライセンスが必要です。

タスマニアでは、海と内水面でライセンス制度が別になっています。海岸、桟橋、船からロッドとラインで一般的なスケールフィッシュを狙う場合は、通常の海釣りライセンスは必要ありません。

一方、川、湖、私有地のファームダムを含む内水面で釣る場合は、原則として14歳以上の方にアングリングライセンスが必要です。短期旅行者向けに48時間、7日、28日のライセンスがあります。

ライセンス・釣り方2026–27年料金の例旅行者向けのポイント
海でロッド・ラインによる魚釣り通常不要魚種別のサイズ、尾数、閉鎖区域、海洋保護区は確認。
内水面48時間・1本竿A$29.00短い滞在で1~2日だけトラウトを狙う場合。
内水面7日間・1本竿A$49.00タスマニア一周旅行中に複数の湖や川へ行く場合。
内水面28日間・1本竿A$76.00長期滞在や本格的なフィッシング旅行向け。
ロックロブスター、アワビ、ホタテなど専用ライセンス対象ごとのシーズン、区域、採捕方法、報告義務を確認。
網、セットラインなど専用ライセンス使用できる水域と漁具が細かく制限されています。

内水面ライセンスはオンライン、Service Tasmania、州内の釣具店などで購入できます。ライセンス期間は毎年8月1日から翌年7月31日までです。

タスマニア内水面アングリングライセンス公式情報

重要:タスマニア南東部では、サンドフラットヘッドの採捕が停止されています。

2026年3月1日から、南端のホエール・ヘッドからタスマン半島のケープ・ピラーまでの南東部水域で、サンドフラットヘッドを狙うこと、持ち帰ることが一時的に禁止されています。対象魚が偶然掛かった場合は、計測や長時間の撮影をせず、できるだけ早くリリースしてください。

魚のサイズ、持ち帰り数、所持数

海釣りでは魚種ごとに最低・最大サイズ、1日当たりの持ち帰り数、船上・自宅を含む所持数が決められています。フラットヘッドのように地域別の規則がある魚もいるため、魚種名だけで判断してはいけません。

淡水では、湖や川ごとにシーズン、持ち帰り数、最低サイズ、使用できる釣り方が変わります。InFishアプリまたはTasmanian Inland Fishing Codeで、目的地の水域を個別に確認してください。

海の専用ライセンス

ロックロブスター、アワビ、ホタテなどを採る場合や、特定の網、ポット、セットラインを使う場合は専用の海釣りライセンスが必要です。短期旅行者が自己流で始めるには規則が複雑なため、認可されたガイドやチャーターを利用する方が安全です。

ロックロブスターは、釣れなかった場合を含む漁獲報告や尾のマーキングなど、通常の魚釣りにはない手続きがあります。

海洋保護区・シャークリフュージ

タスマニア沿岸には、海洋保護区、No-take区域、魚種や漁具を限定するシャークリフュージがあります。保護区のすべてが同じ規則ではなく、釣りが全面禁止の場所と、特定の釣り方だけ認められる場所があります。

ゴードン、ナインピン・ポイント、マリア島、タスマン半島周辺などへ出かける場合は、Fishing Tasアプリと現地標識で境界を確認してください。

Fishing Tasアプリ公式情報

タスマニア島の釣りシーズン

タスマニアでは、何月に行けば釣りを楽しみやすいですか?
海釣りは一年中できます。トラウトは水域ごとにシーズンがあり、2026–27年は多くの水域が8月1日に開き、2027年5月2日に閉じます。夏から初秋は高原の釣りにも取り組みやすい時期です。

タスマニアは日本と季節が反対で、12月~2月が夏、3月~5月が秋、6月~8月が冬、9月~11月が春です。海は一年を通して釣れますが、冬は風、雨、低い水温への備えが必要です。

内水面の2026–27年シーズンは、多くのブラウントラウト水域が2026年8月1日に開き、2027年5月2日に閉じます。指定されたレインボートラウト水域は2026年10月3日から2027年5月30日までです。

時期狙いやすい魚・釣りの例旅行者向けのポイント
12月~2月ブラウントラウト、レインボートラウト、サーモン、ブリーム、イカ日が長く、湖や川へ行きやすい。高原は夏でも防寒着が必要。
3月~5月トラウト、オーストラリアンサーモン、ブリーム、イカ秋色の中で釣れる季節。多くのトラウト水域は5月上旬に閉鎖。
6月~8月海のサーモン、ブリーム、イカ、通年開放湖のトラウト雨、強風、凍結に注意。8月1日から多くの内水面が再開。
9月~11月ブラウントラウト、レインボートラウト、サーモン、イカ春の増水と低水温に注意。指定レインボー水域は10月から。

イインガ/グレート・レイク、レイク・ペダー、レイク・バーベリー、ブラディーズ・レイクなど、通年釣りができる水域もあります。ただし、湖の一部区域だけ季節閉鎖となる場合があります。

海のチャーターは、風とうねりで中止になることがあります。旅行初日に予約し、その後の日を予備日にすると振り替えやすくなります。

2026–27年内水面シーズン公式情報

タスマニア島で楽しめる釣りの種類

タスマニアでは、ホバート近郊の手軽な岸釣りから、高原のフライフィッシング、外洋の船釣りまで、旅行日程と経験に合わせて選べます。

海岸・桟橋からの釣り

ダーウェント川、ヒューオン川河口、東海岸の桟橋、北部の港や砂浜では、オーストラリアンサーモン、ブリーム、イカ、トレバリーなどを岸から狙えます。

桟橋は散歩客、船、ダイバーも利用します。通路をふさがず、周囲を確認してから投げてください。港湾施設、フェリー発着場所、養殖施設、私有地へは立ち入りません。

ボートフィッシング

ホバート、イーグルホーク・ネック、ビチェノ、セントヘレンズなどから、湾内・沿岸・沖合のチャーターが催行されます。サーモン、イカ、トランペッター、マグロ類など、季節と海況に合う魚を狙います。

南東部のフラットヘッド閉鎖や、魚種別のシーズンがあるため、古いウェブサイトの対象魚が現在も合法とは限りません。予約前に当日の対象魚を確認してください。

湖と川のトラウトフィッシング

タスマニアの内陸部では、スプーン、ミノー、ソフトルアー、餌などでブラウントラウトとレインボートラウトを狙えます。湖岸から釣れる場所もありますが、ボートやガイドを利用すると広い範囲を探れます。

湖ごとに使用できる釣法が異なり、人工ルアーとフライだけに限定される水域もあります。餌を使う前に、その水域で認められているか確認してください。

フライフィッシング

セントラル・ハイランズは、世界的にも知られるトラウトのフライフィッシング地域です。湖面の虫を食べる魚を目で探すサイトフィッシングや、川でのドライフライを楽しめます。

風向き、虫の発生、水位によって釣り方が変わるため、初めての方はガイド付きがおすすめです。ウェーダーを借りられるか、ボート釣りか岸釣りかも予約時に確認しましょう。

タスマニア島の人気フィッシングエリア

レンタカーを使わずに行ける釣り場はありますか?
ホバートのダーウェント川沿いや市内近郊なら、バスや配車サービスを利用できます。東海岸、高原の湖、タスマン半島では、レンタカーか送迎付きガイドが現実的です。

ホバート・ダーウェント川・ストーム湾

ホバートを流れるダーウェント川は、海水と淡水が混じる大きな河口です。ブラックブリーム、オーストラリアンサーモン、フラットヘッド、イカ、トレバリーなどが対象になります。

バッテリー・ポイント、サンディ・ベイ、ベリーデール、オールドビーチ周辺には岸から狙える水辺がありますが、私有桟橋、港湾施設、フェリー航路を避けます。

ダーウェント川下流では海釣り規則、上流の内水面ではアングリングライセンスと内水面規則が適用されます。境界が分からない場合は、InFishの水域情報を確認してください。

主な魚ブラックブリーム、オーストラリアンサーモン、トレバリー、イカ、フラットヘッド
向いている釣り岸のルアー、餌釣り、湾内チャーター
アクセスバス、配車サービス、レンタカー
注意点内水面との境界、港湾施設、水質情報、南東部フラットヘッド閉鎖

ブルーニー島・ダントルカストー海峡・ヒューオン

ホバート南部のダントルカストー海峡とヒューオン川河口は、ブルーニー島に守られた比較的穏やかな水域です。サーモン、ブリーム、イカ、トレバリーなどを狙えます。

ブルーニー島へは車両フェリーで渡ります。島内の公共交通は限られるため、レンタカーが便利です。海洋保護区、養殖施設、私有地の境界を確認してください。

ゴードンとナインピン・ポイント周辺には保護区域があります。釣り方や採捕できる生物に制限があるため、現地地図を確認せずに網やポットを使用しないでください。

主な魚オーストラリアンサーモン、ブラックブリーム、イカ、トレバリー
向いている釣り岸釣り、湾内ボート、軽いルアー、エギング
アクセスレンタカー、ブルーニー島フェリー、チャーター
注意点海洋保護区、養殖施設、フェリー時刻、強風

タスマン半島・南東部

タスマン半島は、イーグルホーク・ネック、ポート・アーサー、フォートスキュー・ベイなど、景観のよい海岸が続くエリアです。湾内、桟橋、ボートから、サーモン、イカ、トレバリーなどを狙えます。

外洋側は深い水と強いうねりがあり、沖合チャーターでは大型魚を狙える一方、船酔いしやすい海域です。岸の岩場は非常に危険なので、土地勘のない旅行者は入らないでください。

ホエール・ヘッドからケープ・ピラーまでの南東部水域では、サンドフラットヘッドの採捕が停止されています。チャーター予約時にも、対象魚を確認しましょう。

主な魚オーストラリアンサーモン、イカ、トレバリー、季節の沖合魚
向いている釣り湾内の岸釣り、エギング、海況のよい日のチャーター
アクセスレンタカー、送迎付きチャーター
注意点サンドフラットヘッド閉鎖、外洋のうねり、岩場、通信圏外

東海岸・フレシネ・セントヘレンズ

オーフォード、スワンシー、コールズ・ベイ、ビチェノ、セントヘレンズへ続く東海岸は、砂浜、湾、岩礁、河口がそろう人気の釣り地域です。

オーストラリアンサーモン、ブリーム、イカ、フラットヘッド、沖合の回遊魚などが対象になります。セントヘレンズは海釣りチャーターの拠点としても知られています。

マリア島とフレシネ周辺には海洋保護区があります。国立公園の入園条件、釣り禁止区域、キャンプ場の魚処理・ごみ規則を確認してください。

主な魚オーストラリアンサーモン、ブリーム、イカ、フラットヘッド、回遊魚
向いている釣り砂浜、河口、桟橋、ボートチャーター
アクセスレンタカー、長距離バス、現地チャーター
注意点海洋保護区、国立公園、強風、夜間の野生動物

セントラル・ハイランズ・北部内水面

タスマニア中央部のイインガ/グレート・レイク、アーサーズ・レイク、ペンストック・ラグーン、ブラディーズ・レイク周辺は、トラウトフィッシングの中心地です。ローンセストン周辺では、タマー川、サウス・エスク川、フォー・スプリングス・レイクなどがあります。

高原では、ブラウントラウトとレインボートラウトをルアーやフライで狙います。水域によって岸釣り、ウェーディング、ボート釣りの向き不向きがあり、初回はガイドを利用すると場所選びが楽になります。

天候は短時間で変わり、夏でも気温が一桁になることがあります。冬から春は凍結、雪、強風で道路やボートランプが使えない場合があります。

主な魚ブラウントラウト、レインボートラウト
向いている釣りルアー、フライ、ボート、岸釣り
アクセスレンタカーまたは送迎付きガイド
注意点内水面ライセンス、湖ごとの規則、凍結、強風、携帯圏外

タスマニア島で狙いたい代表的な魚

タスマニアでは、冷たい湖のトラウト、河口のブリーム、海岸を回遊するサーモン、桟橋のイカなど、環境によってまったく違う釣りを楽しめます。

ブラウントラウト・レインボートラウト

タスマニアの内水面を代表する魚が、ブラウントラウトとレインボートラウトです。高原の湖、ダム湖、川に生息し、ルアー、フライ、認められた水域では餌でも狙えます。

ブラウントラウトは警戒心が強く、浅場で餌を探す魚を目で見つけて狙う釣りも人気です。レインボートラウトは掛かると速く走り、ジャンプすることがあります。

英語名Brown Trout / Rainbow Trout
主な場所セントラル・ハイランズ、北部・西部の湖と川
主な釣り方フライ、ルアー、認可水域の餌釣り
注意点内水面ライセンス、シーズン、湖別の釣法・尾数制限。

オーストラリアンサーモン

オーストラリアンサーモンは、小魚を追って砂浜、河口、桟橋、湾内へ入る回遊魚です。ホバート周辺、東海岸、北部海岸など、島の広い範囲で狙えます。

メタルルアー、ミノー、餌を使い、群れに当たると短時間に続けて釣れることがあります。名前にサーモンと付きますが、日本で一般的なサケとは別の魚です。

英語名Australian Salmon
主な場所砂浜、河口、桟橋、湾内
主な釣り方メタルルアー、ミノー、餌釣り
特徴岸から狙いやすく、力強い引きを楽しめる回遊魚。

ブラックブリーム

ブラックブリームは、ダーウェント川、ヒューオン川、タマー川、東海岸の河口やラグーンなどに生息しています。障害物や岩、橋脚、沈んだ木の周辺を好みます。

小型のソフトルアー、ハードルアー、餌で狙えます。河口でも、場所によって内水面規則または海の規則が適用されるため、境界を確認してください。

英語名Black Bream
主な場所河口、下流河川、沿岸ラグーン
主な釣り方小型ルアー、ソフトルアー、餌釣り
特徴市街地近郊でも狙える。内水面との境界を確認。

サザン・カラマリ

タスマニア沿岸の桟橋、海草帯、穏やかな湾では、エギを使ってサザン・カラマリを狙えます。ホバート南部、東海岸、北部の港などで人気があります。

日本のエギを使えますが、タスマニアは風が強い日が多いため、沈下速度と重さを変えられるよう複数サイズを用意すると便利です。

墨で桟橋を汚した場合は海水で流し、海洋保護区、持ち帰り数、地域別規則を確認してください。

英語名Southern Calamari
主な場所桟橋、湾内、海草帯、港外側
主な釣り方エギング、餌巻き仕掛け
特徴日本の釣具を使いやすい。風、墨、保護区域に注意。

サンドフラットヘッド

サンドフラットヘッドは、砂地の底に生息するタスマニアの代表的な海水魚です。以前はホバート周辺でも一般的な対象魚でしたが、資源状態の悪化により規制が強化されています。

2026年3月1日から、ホエール・ヘッドからケープ・ピラーまでの南東部水域では採捕停止となっています。南東部以外でも、最低サイズ、最大サイズ、持ち帰り数、魚を上陸させる際の形状に規則があります。

古い釣果情報を見て南東部へフラットヘッド釣りに出かけないようにしてください。偶然掛かった場合は、魚を水から上げる時間を短くしてリリースします。

英語名Sand Flathead
主な場所砂地、湾内、沿岸の浅場
主な釣り方底釣り、ソフトルアー
重要事項南東部の対象水域では2026年3月1日から採捕停止。

タスマニア島のフィッシングチャーターとガイドの選び方

タスマニアで釣りを体験する方法は、海のフィッシングチャーターと、湖・川のトラウトガイドに分かれます。同じ「フィッシングツアー」でも、必要な服装、移動時間、ライセンス、釣り方は大きく異なります。

ホバート・東海岸の海釣りチャーター

半日または1日の海釣りチャーターでは、湾内、沿岸、沖合へ移動し、その季節に合法的に狙える魚を対象にします。ロッド、リール、餌、仕掛けは通常用意されます。

南東部のサンドフラットヘッド閉鎖や、魚種別の季節規制を反映したツアーか確認してください。出港場所がホバート市内から離れる場合は、ホテル送迎や早朝の移動手段も確認します。

セントラル・ハイランズのトラウトガイド

トラウトガイドは、湖岸、ボート、川、フライフィッシングなど、参加者の経験と天候に合わせて場所を選びます。初心者には、キャスティングから教えてくれるプライベートガイドが向いています。

内水面ライセンスが料金に含まれるか、参加者が自分で購入するかを確認してください。ウェーダー、防寒着、ランチ、ホテル送迎の有無も事業者によって異なります。

予約前に確認すること確認のポイント
海釣り・淡水釣り希望する魚、釣法、必要なライセンスが合っているか。
現在の対象魚閉鎖中のサンドフラットヘッドなどを案内していないか。
料金に含まれるものロッド、リール、ルアー、餌、ウェーダー、ライセンス、食事。
集合・送迎ホバートやローンセストンからの送迎、レンタカーの必要性。
魚の扱いキャッチ&リリースか、持ち帰り可能か、下処理の有無。
悪天候時中止判断、別の湖・湾への変更、返金、振り替え条件。
参加条件最低年齢、体力、船内トイレ、泳力、英語での安全説明。

冬季や春先は道路状況で高原へ行けないことがあります。ガイドが海況・道路状況を見て代替案を用意できるかも、予約時の重要な確認事項です。

服装、持ち物、道具の準備

タスマニアの天候は変わりやすく、海上や高原では夏でも冷えます。晴天の予報でも、防風・防水ジャケットと暖かい中間着を用意してください。

現地で道具を借りるか、日本から持参するか

短期旅行なら、チャーターやガイドのレンタルタックルを利用するのが最も簡単です。ロッドだけでなく、ウェーダー、フライ、ランディングネットが含まれるか確認します。

日本からロッドを持参する場合は、航空会社の長さと重量制限を確認し、丈夫なケースへ入れます。フック、ナイフ、ペンチなどは航空会社の規則に従って預け荷物へ入れてください。

日本から生餌、魚介類、土、藻、水草が付着した道具を持ち込まないでください。ウェーダー、ブーツ、ネット、ボート用品は洗浄・乾燥させ、湖から別の湖へ移動する時も泥や水草を落とします。

おすすめの服装と持ち物

  • 防水・防風ジャケット、フリースなどの中間着
  • 帽子、偏光サングラス、日焼け止め
  • 滑りにくく、防水性のある靴
  • 酔い止め、飲料水、行動食
  • スマートフォン用の防水ケースとモバイルバッテリー
  • 必要なライセンスの番号または購入確認メール
  • 魚用メジャー、ペンチ、使用済みラインを持ち帰る袋

冷たい水と急な天候変化に注意

タスマニアの海、川、湖は水温が低く、落水すると夏でも低体温症の危険があります。ボートでは救命胴衣を着用し、ウェーディングでは流れの速い場所や急に深くなる岸へ入らないでください。

高原では霧、雷、強風、雪が短時間で発生することがあります。携帯電話が通じない釣り場も多いため、行き先と帰着予定を宿泊先や同行者へ伝えます。

釣った魚を食べたい場合

魚を持ち帰る前に、サイズ、尾数、所持数、採捕区域、水質・貝毒などの健康情報を確認します。ホテルの客室では魚を調理できないことが多く、キッチン付き宿泊施設でも魚の処理やごみのルールがあります。

チャーターによっては、魚を下処理して持ち帰れる状態にしてくれます。予約前に「Can we keep and cook our catch?」と確認しておきましょう。

持ち帰らない魚は、手を濡らしてから触り、写真撮影を短時間で済ませ、できるだけ水中で針を外します。トラウトをリリースする場合は、えらに触れず、魚が自力で泳ぎ出すまで水中で支えます。

タスマニア島の釣りに関するよくある質問(FAQ)

日本からの旅行者もフィッシングライセンスが必要ですか?

海で一般的なロッド・ライン釣りをするだけなら、通常ライセンスは不要です。内水面で釣る14歳以上の方には原則としてアングリングライセンスが必要です。

短期旅行者向けのトラウトライセンスはありますか?

48時間、7日、28日のライセンスがあります。2026–27年の1本竿料金は、48時間A$29、7日A$49、28日A$76です。

ホバート周辺でサンドフラットヘッドを釣れますか?

2026年3月1日から、ホエール・ヘッドからケープ・ピラーまでの南東部水域では採捕が停止されています。偶然掛かった場合はすぐにリリースしてください。

トラウトは一年中釣れますか?

多くの水域にはシーズンがあります。2026–27年は多くの水域が2026年8月1日から2027年5月2日までです。グレート・レイクやレイク・ペダーなど通年水域もあります。

レンタカーなしでも釣りへ行けますか?

ホバートのダーウェント川沿いなど一部はバスや配車サービスで行けます。高原、東海岸、タスマン半島では、レンタカーまたは送迎付きガイドが便利です。

ロックロブスターを自分で採れますか?

専用ライセンス、漁具、区域、シーズン、尾のマーキング、漁獲報告などの規則があります。短期旅行者は、正式なガイドを利用する方が安全です。

初心者は海釣りとトラウトのどちらがよいですか?

ホバート滞在中に数時間だけなら海の半日チャーター、自然の中で一日過ごすなら高原のトラウトガイドが分かりやすいでしょう。

英語が苦手でもガイドツアーへ参加できますか?

基本的な安全説明を理解できれば参加できるツアーは多くあります。集合場所、服装、ライセンス、対象魚、悪天候時の連絡方法を事前に書面で確認してください。

まとめ

タスマニア島は、ホバート周辺の河口・湾内釣り、東海岸の海釣り、セントラル・ハイランズのトラウトフィッシングまで、一度の旅行でまったく違う釣りを体験できる場所です。

海で一般的なロッド・ライン釣りをするだけなら通常ライセンスは不要ですが、内水面では14歳以上の方に原則ライセンスが必要です。2026–27年は48時間、7日、28日の短期ライセンスを利用できます。

南東部のサンドフラットヘッド採捕停止、内水面のシーズン、海洋保護区など、現在の規則を確認することが欠かせません。初めての方は、ホバートの海釣りチャーターか、送迎付きのトラウトガイドを利用すると、限られた旅行日程でも釣りを楽しみやすいでしょう。

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