パースで釣りを楽しむ完全ガイド|旅行者向けライセンス、釣れる魚、人気スポット

インド洋に面したパースは、街の中心を流れるスワン川から白い砂浜、桟橋、沖合の島まで、旅行中にさまざまな釣りを楽しめる街です。

スワン川ではブラックブリームやフラットヘッド、フリーマントルやコテスローの海岸ではテイラーやオーストラリアン・ヘリング、ヒラリーズやロッキンガムではイカやホワイティング、少し足を延ばせばマンジュラでブルー・スイマー・クラブも狙えます。観光の合間に岸から数時間だけ楽しみたい方にも、チャーター船で沖へ出たい方にも、選択肢があります。

西オーストラリア州では、岸から通常の竿釣りをするだけなら、一般的なフィッシングライセンスは必要ありません。一方、動力船からの釣り、淡水釣り、ロックロブスター、アワビ、マロン、ネットフィッシングなどには、それぞれ専用のライセンスが必要です。

また、2026年からパースを含む西海岸では、船からデマ―サル・スケールフィッシュと呼ばれる底魚を狙う釣りが長期間休止されています。この記事では、日本からパースを訪れる旅行者に向けて、ライセンス、最新規制、釣りシーズン、岸釣り・船釣りの違い、人気エリア、代表的な魚、安全対策、道具の準備まで、実際の旅行で役立つ情報をまとめます。

パースの釣り・フィッシングとは?

パース旅行の途中で、初心者でも釣りを体験できますか?
はい。スワン川や海岸には公共交通で行ける場所があります。道具付きのチャーターなら、日本から釣具を持って来る必要もありません。ただし、船釣りのライセンス、海洋公園、現在の底魚規制は必ず確認してください。

パース周辺の主な釣り場は、スワン川・カニング川の河口水域、フリーマントルから北へ続くインド洋沿岸、コックバーン・サウンド、ピール・ハーベイ水系、ロットネスト島周辺です。川、砂浜、桟橋、岩礁、海草帯がそろい、季節と潮によって狙う魚が変わります。

短期旅行者に利用しやすいのは、船長やガイドが同行する半日フィッシングチャーターです。ロッド、リール、仕掛け、餌、救命胴衣などが料金に含まれることが多く、現在の規制を守りながら、その日に狙える魚へ案内してもらえます。

岸釣りは費用を抑えやすく、朝食前や夕方に数時間だけ楽しめるのが魅力です。フリーマントル、コテスロー、ヒラリーズなどには、電車やバスで行ける海辺があります。ただし、港湾施設、遊泳区域、工事中の桟橋、海洋公園のサンクチュアリ・ゾーンでは釣りができません。

旅行者に向くスタイル特徴
スワン川の岸釣り市内から行きやすく、ブラックブリーム、フラットヘッド、テイラーなどを狙えます。
海岸・桟橋の釣り電車やバスで行ける場所があり、観光と組み合わせやすい。海風と遊泳者に注意します。
半日チャーター道具や餌を用意する必要がなく、現在合法的に狙える魚を船長が選びます。
カニ・イカ釣り家族でも楽しみやすい一方、区域、漁具、サイズ、閉鎖期間を確認する必要があります。

旅行者が知っておきたいライセンスと釣りのルール

日本からの観光客も、パースでフィッシングライセンスが必要ですか?
岸から普通の竿釣りをするだけなら、一般ライセンスは必要ありません。ただし、動力船からの釣り、淡水釣り、ロックロブスター、アワビ、マロン、ネットフィッシングには、それぞれ専用ライセンスがあります。

西オーストラリア州には、すべての釣りに共通する一般ライセンスはありません。砂浜、護岸、桟橋から通常の竿釣りをする場合は、原則としてライセンスなしで楽しめます。

一方、動力船から釣る場合はRecreational Fishing from Boat Licence(RFBL)が必要です。淡水釣り、ロックロブスター、アワビ、マロン、ネットフィッシングにも、別のライセンス制度があります。

釣り・対象ライセンスの目安
砂浜・桟橋・護岸からの竿釣り一般的なフィッシングライセンスは不要。サイズ、尾数、閉鎖区域は確認。
動力船からの釣りRecreational Fishing from Boat Licence(RFBL)が必要。
淡水釣りSouth West Freshwater Angling Licenceが必要な水域があります。
ロックロブスター専用ライセンスが必要。漁具、標識、シーズン、区域にも規則があります。
アワビ・マロンそれぞれ専用ライセンスが必要で、非常に短いシーズンや区域制限があります。
ネットフィッシング許可された水域で専用ライセンスが必要。パース周辺で自由に網を使うことはできません。

料金は改定されることがあるため、購入時に西オーストラリア州政府の最新料金をご確認ください。オンラインで購入した場合は、ライセンス番号と確認メールをスマートフォンへ保存します。

西オーストラリア州のレクリエーションフィッシングライセンス

重要:パース沖では、船から西海岸の底魚を狙う釣りが現在休止されています。

2026年1月1日から21か月間、カルバリーからオーガスタまでの西海岸海域で、レクリエーション船によるデマ―サル・スケールフィッシュ釣りが閉鎖されています。ウェスト・オーストラリアン・デューフィッシュ、ピンクスナッパー、バルドチン・グローパーなどを対象とする深場の底釣りはできません。終了時期や対象魚は変更される可能性があるため、予約前と出港日に公式情報をご確認ください。

魚のサイズ、持ち帰り数、所持数

西オーストラリア州では、魚種ごとに最低サイズ、1日当たりの持ち帰り数、所持できる総数、船全体の上限が決められています。フィンフィッシュはリスク区分別の合計上限が設定されることもあり、単一魚種だけを見ればよいとは限りません。

魚を持ち帰る予定ならメジャーを携帯し、釣った場所が西海岸地域に含まれるか確認してください。魚種を特定できない場合は、持ち帰らず、できるだけ早くリリースするのが安全です。

海洋公園はゾーンによって規則が違う

パース周辺には、マーミオン海洋公園、ショールウォーター諸島海洋公園、ロットネスト島の海洋保護区域などがあります。海洋公園の全域が釣り禁止とは限りませんが、サンクチュアリ・ゾーンでは釣りや採取が禁止されています。

陸から見ただけでは境界が分かりにくいため、州政府の海洋公園マップと現地標識の両方を確認してください。釣りが認められる区域でも、対象魚や漁具に追加規則がある場合があります。

フグや見慣れない魚は食べない

スワン川や沿岸では、現地で「ブロウフィッシュ」または「ブロウィー」と呼ばれるフグ類がよく掛かります。毒を持つため絶対に食べず、針を外す時は口に触れないようペンチを使ってください。

西オーストラリア州のレクリエーションフィッシング情報

パースの釣りシーズン

パースでは、何月に行けば釣りを楽しみやすいですか?
一年中釣りはできます。夏はホワイティングやカニ、秋から冬はヘリング、テイラー、イカ、スワン川では季節を通してブラックブリームなどを狙えます。午後の強い海風を避けるなら朝がおすすめです。

パースは一年を通して釣りができます。日本と季節が反対で、12月~2月が夏、3月~5月が秋、6月~8月が冬、9月~11月が春です。

釣果は水温、潮、風、うねり、餌となる小魚の動きに左右されます。下の表は旅行計画を立てるための目安で、釣果を保証するものではありません。

時期狙いやすい魚・対象の例旅行者向けのポイント
12月~2月ホワイティング、テイラー、イカ、ブルー・スイマー・クラブ早朝が快適。日中の強い紫外線と午後の海風に注意。
3月~5月オーストラリアン・ヘリング、テイラー、イカ、ブラックブリーム魚種が多く、岸釣りにも向く季節。秋でも日焼け対策は必要。
6月~8月ヘリング、テイラー、イカ、ブラックブリーム、マロウェイ雨と西風が強い日があります。防水・防風ジャケットを用意。
9月~11月テイラー、ホワイティング、イカ、フラットヘッド、回遊魚水温が上がり始める時期。海況が変わりやすいため予備日を確保。

パース沿岸では、夏を中心に午後から南西風が強まることがあり、地元では「フリーマントル・ドクター」と呼ばれています。ビーチや桟橋から釣るなら、比較的風の弱い早朝の方が仕掛けを扱いやすいでしょう。

船のチャーターは風やうねりで中止になることがあります。旅行初日に予約し、翌日以降を予備日にしておくと、振り替えやすくなります。

パースで楽しめる釣りの種類

パースでは、市内から近いスワン川のライトゲーム、インド洋のビーチフィッシング、桟橋からのイカ釣り、合法的に狙える魚を対象としたボートチャーターまで、旅行日程と経験に合わせて選べます。

岸・桟橋からの釣り

旅行中に数時間だけ楽しみたい方には、護岸、桟橋、港の外側からの釣りが向いています。ヘリング、テイラー、ホワイティング、イカなどを餌やルアーで狙えます。

桟橋は釣り人だけでなく、散歩客、ダイバー、遊泳者も利用します。通路へ釣具を広げず、人が近づいたら仕掛けを回収してください。港湾施設やフェリー発着場所では釣りを禁止していることがあります。

スワン川のルアー・餌釣り

スワン川とカニング川では、ブラックブリーム、フラットヘッド、テイラー、マロウェイなどを狙えます。小型ソフトルアーなら餌を持ち歩く必要がなく、市内観光の合間にも取り入れやすいでしょう。

川沿いには遊歩道、ボートランプ、カヤックの発着場所があります。周囲を確認してから投げ、イルカや水鳥の近くへ仕掛けを入れないでください。

ビーチ・サーフフィッシング

コテスロー、スカボロー、トリッグなどの砂浜では、テイラー、ヘリング、ホワイティングなどを狙えます。海水浴客の少ない早朝や夕方を選び、ライフセーバーが設置する遊泳区域の旗の間では釣りをしません。

西向きの海岸は、うねりと離岸流が強くなることがあります。仕掛けを回収するために海へ入らず、足元を波に洗われる場所では釣りを中止してください。

ボートフィッシング

動力船から釣る場合はRFBLが必要です。現在は西海岸のデマ―サル・スケールフィッシュが閉鎖中のため、チャーターではイカ、ホワイティング、ヘリング、テイラー、サンボ、マグロ類など、合法的に狙える魚を対象にします。

個人ライセンスの扱いは、チャーター事業者とツアー内容によって異なります。予約時に「Do I need a Recreational Fishing from Boat Licence?」と確認してください。

パースの人気フィッシングエリア

レンタカーを使わずに行ける釣り場はありますか?
スワン川沿い、フリーマントル、コテスロー、スカボロー、ヒラリーズなどは電車やバスで行けます。ロッキンガムとマンジュラも電車を利用できますが、駅から釣り場までの移動方法を確認してください。

スワン川・カニング川

スワン川とカニング川は、パース中心部から最も行きやすい釣り場です。市内の遊歩道、東部の河川、フリーマントルに近い下流域まで、場所によって水深、塩分、流れが変わります。

ブラックブリーム、フラットヘッド、テイラー、マレット、マロウェイなどが対象になります。ポイント・ウォルター、アップルクロス、メイランズなどには、公共交通で行ける水辺があります。

川ではブロウフィッシュが多く、餌や仕掛けを切られることがあります。食用にはせず、針を外して戻してください。また、ボートランプや水上スポーツの発着場所をふさがないようにします。

主な魚ブラックブリーム、フラットヘッド、テイラー、マレット、マロウェイ
向いている釣り小型ルアー、軽い餌釣り
アクセス電車、バス、徒歩、自転車
注意点ブロウフィッシュ、水鳥、カヤック、ボートランプ、地域別の健康情報

フリーマントル・コテスロー

フリーマントルからコテスローにかけては、電車でアクセスしやすく、街歩き、ビーチ、カフェと釣りを同じ日に楽しめます。

海岸や港外側では、ヘリング、テイラー、ホワイティング、イカなどが対象になります。フリーマントル港内には立入禁止区域や航路があるため、釣りが認められた公共の海岸・桟橋を利用してください。

コテスローは人気の海水浴場です。夏の日中は遊泳者が多いため、釣りをするなら早朝を選び、旗で示された遊泳区域へ仕掛けを投げないようにします。

主な魚ヘリング、テイラー、ホワイティング、イカ
向いている釣りビーチフィッシング、餌釣り、小型ルアー
アクセス電車、バス、徒歩
注意点港湾の立入禁止区域、遊泳者、午後の海風、夜間の交通

ヒラリーズ・スカボロー・北部海岸

パース北部の海岸は、砂浜、岩礁、マリーナが続き、ヘリング、テイラー、ホワイティング、イカなどを狙えます。ヒラリーズはレストランやショップも多く、家族旅行に組み込みやすい場所です。

マリーナ周辺では、船の発着場所や遊泳区域を避けます。スカボローとトリッグは外洋のうねりを受けるため、波の高い日は砂浜から離れてください。

沖合にはマーミオン海洋公園があり、ゾーンによって釣りの可否が違います。岸から移動しながら釣る場合も、サンクチュアリ・ゾーンの境界を確認してください。

主な魚ヘリング、テイラー、ホワイティング、イカ、スキッピー
向いている釣り砂浜、マリーナ外側、餌釣り、ルアー、エギング
アクセスバス、レンタカー、配車サービス
注意点マーミオン海洋公園、遊泳区域、うねり、午後の強風

ロッキンガム・マンジュラ

パース南部のロッキンガムは、コックバーン・サウンドの比較的穏やかな海と、ショールウォーター諸島の景観で知られています。さらに南のマンジュラには、ピール・ハーベイ水系とインド洋側の海岸があります。

ロッキンガム周辺では、ホワイティング、ヘリング、イカなどが対象になります。マンジュラでは、ブラックブリーム、イエローフィン・ホワイティング、テイラー、ブルー・スイマー・クラブなどが人気です。

ショールウォーター諸島海洋公園には、釣りができる区域と禁止区域があります。ピール・ハーベイではブルー・スイマー・クラブの季節閉鎖や漁具規則があるため、カニを狙う日は最新情報を確認してください。

主な魚・対象ホワイティング、ヘリング、イカ、ブラックブリーム、テイラー、ブルー・スイマー・クラブ
向いている釣り桟橋、河口、砂浜、カニ釣り、ボートフィッシング
アクセス電車、バス、レンタカー
注意点海洋公園、カニの季節閉鎖、船の航路、駅から釣り場までの移動

ロットネスト島・沖合

ロットネスト島周辺は、透明度の高い海、岩礁、砂地、海草帯があり、パース近郊でも魚種の多いエリアです。フリーマントルやヒラリーズからフェリーで訪れられます。

島では釣りが認められる場所と、海洋サンクチュアリ・ゾーンがあります。人気のシュノーケリングビーチが、そのまま釣り場とは限りません。島の海洋保護マップを確認し、標識のない場所でも自己判断で竿を出さないでください。

沖合チャーターでは、現在のデマ―サル閉鎖により、深場の底魚ではなく、イカ、ホワイティング、回遊魚などを対象にすることがあります。ツアー名だけで判断せず、その日の対象魚を申し込み前に確認しましょう。

主な魚ヘリング、テイラー、ホワイティング、イカ、回遊魚
向いている釣り許可区域の岸釣り、ボートチャーター
アクセスフリーマントル、パース、ヒラリーズからフェリー
注意点サンクチュアリ・ゾーン、フェリー時刻、強風、魚の持ち運び

パースで狙いたい代表的な魚と獲物

パース周辺では、軽い釣具で楽しめる魚から、河口に入る大型魚、カニやイカまで、さまざまな対象があります。ここでは、短期旅行者にも比較的狙いやすい魚と獲物を紹介します。

オーストラリアン・ヘリング・テイラー

オーストラリアン・ヘリングは、桟橋、砂浜、港周辺で狙える小型の回遊魚です。名前にヘリングと付きますが、日本で一般的なニシンとは別の魚です。

テイラーは小魚を追って海岸やスワン川へ入り、メタルルアーや餌で狙えます。歯が鋭く、細いラインを切ることがあるので、針を外す時はペンチを使ってください。

英語名Australian Herring / Tailor
主な場所砂浜、桟橋、港、スワン川下流
主な釣り方餌釣り、メタルルアー、小型ミノー
特徴岸から狙いやすい回遊魚。サイズと持ち帰り数を確認。

ホワイティング

パース周辺の砂浜、河口、浅い砂地では、サンド・ホワイティングやイエローフィン・ホワイティングなどを狙えます。軽い仕掛けでも引きを楽しめ、食味のよい魚です。

小さな針にワームやエビなどを付け、底付近を狙います。似た種類がいるため、持ち帰る場合は魚種と最低サイズを確認してください。

英語名Whiting species
主な場所砂浜、河口、浅い湾、海草帯周辺
主な釣り方軽い餌釣り、小型ルアー
特徴岸から狙いやすい。種類ごとのサイズ規則を確認。

スクイッド・カラマリ

パース周辺の桟橋、マリーナ、海草帯では、エギを使ってイカを狙えます。ヒラリーズ、ロッキンガム、フリーマントル周辺などで人気があります。

エギを投げて沈め、海草の上をゆっくり動かします。日本のエギを使えますが、風が強い日は少し重いタイプの方が扱いやすいでしょう。

釣れたイカが吐く墨で桟橋や通路を汚した場合は、海水で流してから帰ります。持ち帰り数や海洋公園の区域も確認してください。

英語名Squid / Southern Calamari
主な場所桟橋、マリーナ、海草帯、ロッキンガム周辺
主な釣り方エギング、餌巻き仕掛け
特徴日本の釣具を使いやすい。墨、風、保護区域に注意。

ブラックブリーム・フラットヘッド

ブラックブリームは、スワン川とカニング川を代表する魚です。橋脚、護岸、岩、沈んだ木の周りに付き、小型のソフトルアーや餌で狙えます。

フラットヘッドは砂地の底に潜み、スワン川下流や河口で狙えます。歯とえらぶた付近の棘に注意し、素手で口をつかまないようにしてください。

英語名Black Bream / Flathead
主な場所スワン川、カニング川、河口、浅い砂地
主な釣り方小型ソフトルアー、餌釣り
特徴市内から狙いやすい。橋脚、護岸、砂地を丁寧に探ります。

ブルー・スイマー・クラブ

西オーストラリア州では「ブルー・マナ・クラブ」とも呼ばれるワタリガニで、スワン川、マンジュラ、ピール・ハーベイなどで人気があります。

スクープネットや認められたカニ網を使いますが、区域によって使用できる漁具が異なります。最低サイズ、持ち帰り数、雌雄の扱い、季節閉鎖を確認してください。

コックバーン・サウンドなど、資源保護のためカニ採りが禁止または制限される水域もあります。以前利用できた場所でも、訪問当日に最新情報を確認しましょう。

英語名Blue Swimmer Crab / Blue Manna Crab
主な場所スワン川、ピール・ハーベイ、マンジュラ周辺
主な採り方許可されたスクープネット、カニ網
注意点最低サイズ、持ち帰り数、季節閉鎖、区域別の漁具規則。

パースのフィッシングチャーターの選び方

日本からの旅行者がパースで釣りを体験するなら、道具、餌、釣り場選びを任せられるフィッシングチャーターが便利です。ただし、現在は西海岸の船釣りによるデマ―サル・スケールフィッシュが閉鎖中です。

以前のウェブサイトや予約ページに「デューフィッシュ」「ピンクスナッパー」「リーフフィッシング」と書かれていても、現在は同じ内容で催行できない可能性があります。申し込み前に、実際に何を狙うツアーなのかを確認してください。

沿岸・半日チャーター

4~5時間程度の半日チャーターは、旅行日程に組み込みやすく、初心者にも向いています。イカ、ホワイティング、ヘリング、テイラーなど、沿岸で合法的に狙える魚を対象にします。

朝のツアーへ参加し、午後はフリーマントルやコテスローを観光する日程も可能です。出港場所がヒラリーズ、フリーマントル、ロッキンガムなどに分かれるため、早朝の交通手段を確認してください。

ロットネスト島周辺・回遊魚チャーター

1日チャーターでは、ロットネスト島周辺や沖合へ移動し、季節によってサンボ、マグロ類、マヒマヒなどの回遊魚を狙う場合があります。移動時間が長く、海況によっては大きく揺れます。

大型魚は一日釣ってもヒットしないことがあります。「魚を持ち帰りたい」のか、「大型魚とのやり取りを体験したい」のかを予約時に伝えましょう。

予約前に確認すること確認のポイント
現在の対象魚西海岸のデマ―サル閉鎖対象魚を案内していないか。
個人ライセンスRFBLが参加料金に含まれるか、参加者自身で購入するか。
乗合または貸切乗合は1人参加しやすく、貸切は希望の釣り方を相談しやすい。
出港場所早朝に公共交通が動いているか、ホテル送迎や配車サービスが必要か。
料金に含まれるものロッド、リール、餌、仕掛け、飲み物、食事、魚の処理。
悪天候時中止判断の時刻、返金、別日への振り替え条件。
最低年齢子どもの参加条件、救命胴衣、船内トイレの有無。

規制対象や閉鎖期間は変更される可能性があります。ツアー会社の案内だけでなく、州政府の最新ルールも確認してください。

服装、持ち物、道具の準備

チャーターでは釣具が用意されることが多いものの、服装、日焼け対策、酔い止め、飲み物は参加者が準備します。パースの海岸は日差しと風が強く、夏でも船の走行中は肌寒く感じることがあります。

現地で道具を借りるか、日本から持参するか

短期旅行なら、チャーターのレンタルタックルを利用するのが最も簡単です。岸釣りをする場合も、現地の釣具店でロッド、仕掛け、餌、メジャーをまとめて購入できます。

日本からロッドを持参する場合は、航空会社の長さと重量制限を確認し、丈夫なロッドケースへ入れます。フック、ナイフ、フィッシュグリップなどは、航空会社の規則に従って預け荷物へ入れてください。

日本から生餌、魚介類、土や海藻が付着した道具を持ち込まないでください。長靴、ランディングネット、クーラーボックスは洗浄・乾燥させ、入国時に申告が必要か迷う物は必ず申告します。

おすすめの服装と持ち物

  • 帽子、偏光サングラス、日焼け止め
  • 長袖の速乾シャツ、防風・防水ジャケット
  • 滑りにくく、濡れてもよい靴
  • 酔い止め、飲料水、軽い食事
  • スマートフォン用の防水ケース
  • 必要なライセンスの番号または購入確認メール
  • 魚用メジャー、ペンチ、使用済みラインを持ち帰る袋

午後の海風と強いうねりに注意

夏の午後は南西風が強まり、朝は穏やかだった海が短時間で波立つことがあります。ビーチや桟橋へ出かける場合も、帰りの時間までの風予報を確認してください。

外洋に面した岩場は、インド洋のうねりを直接受けます。穏やかに見えても突然大きな波が上がることがあるため、土地勘のない旅行者は岩場へ入らず、砂浜、桟橋、河川、ガイド付きチャーターを選びましょう。

釣った魚を食べたい場合

魚を持ち帰る前に、サイズ、持ち帰り数、閉鎖区域、現在の健康情報を確認します。ホテルの客室では魚を調理できないことが多く、キッチン付き宿泊施設でも魚の処理やごみのルールがあります。

チャーターによっては、魚をさばいて持ち帰れる状態にしてくれたり、調理できる場所を案内してくれたりします。予約前に「Can we keep and cook our catch?」と確認しておきましょう。

持ち帰らない魚は、手を濡らしてから触り、写真撮影を短時間で済ませ、できるだけ水中で針を外します。魚を乾いた砂や桟橋へ置かず、高い位置から水へ投げないでください。

パースの釣りに関するよくある質問(FAQ)

日本からの旅行者もフィッシングライセンスが必要ですか?

岸や桟橋から通常の竿釣りをするだけなら、一般ライセンスは必要ありません。動力船からの釣り、淡水釣り、ロックロブスター、アワビ、マロンなどには専用ライセンスがあります。

チャーター船でもRFBLが必要ですか?

事業者やツアーの仕組みによって異なります。参加料金に含まれる場合もあるため、予約時に「Do I need a Recreational Fishing from Boat Licence?」と確認してください。

現在、パース沖でデューフィッシュやピンクスナッパーを釣れますか?

2026年1月から、西海岸地域ではレクリエーション船によるデマ―サル・スケールフィッシュ釣りが長期間閉鎖されています。最新の終了時期と対象魚を州政府の公式情報で確認してください。

スワン川では何が釣れますか?

ブラックブリーム、フラットヘッド、テイラー、マレット、マロウェイなどが代表的です。ブロウフィッシュもよく掛かりますが、毒があるため食べないでください。

ロットネスト島で釣りはできますか?

釣りが認められる区域はありますが、島周辺にはサンクチュアリ・ゾーンがあります。訪問前に海洋保護マップを確認し、現地標識に従ってください。

パースでブルー・スイマー・クラブを採れますか?

スワン川やマンジュラ周辺で人気がありますが、区域別の閉鎖、最低サイズ、持ち帰り数、使用できる漁具を確認する必要があります。コックバーン・サウンドなど採取が制限される水域もあります。

初心者は岸釣りとチャーターのどちらがよいですか?

短期旅行なら、釣具、餌、場所選びを任せられる半日チャーターが簡単です。岸釣りは費用を抑えられますが、道具、仕掛け、魚種別ルールを自分で準備します。

英語が苦手でもチャーターへ参加できますか?

基本的な安全説明を理解できれば参加できるツアーは多くあります。集合場所、出港時刻、対象魚、ライセンス、持ち物、悪天候時の連絡方法を事前に書面で確認してください。

まとめ

パースは、市内を流れるスワン川、インド洋の砂浜、フリーマントルやヒラリーズの海辺、ロットネスト島周辺など、都市滞在中にさまざまな釣りを楽しめる街です。

岸から通常の竿釣りをするだけなら一般ライセンスは不要ですが、動力船からの釣りにはRFBLが必要です。また、2026年から西海岸の船釣りによる底魚規制が実施されているため、古いチャーター情報や釣果記事だけを頼りにしないでください。

初めて釣りをする方や、旅行日程が短い方には、現在合法的に狙える魚を案内する半日チャーターが分かりやすいでしょう。自分で岸から釣る場合は、海洋公園、サイズ・尾数、風、波、遊泳者への配慮を確認することが大切です。

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