【2024年版】パース旅行で外せないお勧め観光スポット21選!

オーストラリア在住のスタッフが、パースを訪れる皆様に是非訪れていただきたい、パースのお勧め観光スポットをご紹介します!

シドニーやケアンズ、エアーズロックに加え、ここ最近人気上昇中のパースは、ショッピングやグルメのみならず、海や緑の自然に囲まれているので、訪れるべきスポットが盛りだくさんです。

それでは、パースの定番の観光スポットに加えて、穴場の観光スポットもご紹介させていただきますね♪

キングス・パーク

キングスパーク

写真提供:Tourism Western Australia

キングスパーク(Kings Park)は、西オーストラリア州の州都であるパース市街地の西端に位置する大型の市内公園です。このキングスパークからパースのビジネス街の高層ビルと、市内を流れるスワンリバーの景色が美しく、年間500万人もの人がキングスパークを訪れています。

約400ヘクタールの面積を有するこの公園は、都市の緑のオアシスとして、地元住民や観光客に親しまれています。

1895年にパースパークという名前でこの公園は開かれ、1901年に現在の名前であるキングスパークに公園の名称が変更されました。400ヘクタール(東京ドーム約80個分)に及ぶキングスパークの約3分の2は緑地として保護されています。

キングスパークには、西オーストラリア・ボタニックガーデン(植物園)が併設され、オーストラリアのユニークな3000種類に及ぶ植物が栽培されています。

公園内の最も高い地点に位置する戦争記念碑は、第一次世界大戦およびその他の戦争で亡くなった西オーストラリア州の兵士を追悼するための場所です。ここからはパース市街地やスワン川の素晴らしい眺望を楽しむことができます。

ボタニックガーデンには、約620メートルにも及ぶガラス床アーチ型の橋が設置されていて、ユーカリの森の中を空中散歩、ツリートップウォークを楽しむことができます。毎日朝9時より午後5時まで、入場無料です。

毎年9月には1964年から続くキングスパーク・フェスティバルが開かれ、西オーストラリア州のワイルドフラワーを中心とした展示が行われ多くの人が訪れます。

名称 キングスパーク (Kings Park)
住所 Fraser Ave, Perth WA 6005(Google Map
アクセス パース市内より無料のバス935で約10-15分
料金 無料
Web https://www.bgpa.wa.gov.au/kings-park

ロンドン・コート

ロンドン・コート

写真提供:Tourism Western Australia

ロンドンコート(London Court)は、1937年に英国のチュダー/エリザベス様式で建築された旧住宅兼商業施設です。

現在ではショッピングアーケードや企業のオフィスとして利用されていて、近代的なビルや建築物が並ぶパースの中心街で、正にイギリスにいるかのような錯覚に陥ってしまいそうな雰囲気です。

中世のイングランドの街並みを想起させるように設計されており、彫刻や時計塔、装飾が施されたファサードが特徴です。この独特の建築スタイルは、パースの中で際立った存在感を放っています。

ヘイ・ストリート・モールからセント・ジョージ・テラスにまたがるロンドンコートは、お土産屋、アンティーク・ショップ、カフェ、レストランなどが軒を連ね、ローカルの人々だけでなく、観光客にも人気の観光スポットです。

アーケードの入り口となっている門の上には仕掛け時計があり、毎時からくりが現れるので是非チェックしてみてくださいね♪

名称 ロンドンコート(London Court)
住所 647 Hay St, Perth WA 6000(Google Map
アクセス パース駅より徒歩5分
料金 無料
Web https://www.londoncourt.com.au/

ベル・タワー

ベル・タワー

写真提供:Tourism Western Australia

ベル・タワー(The Bell Tower)は、スワン川沿いに聳え立つ、高さ82.5メートルの塔で、シドニーのシドニー・タワー・アイ同様、パースのシンボル的存在です。

高さ82.5メートルのこのタワーは、6階建てで、現代建築の傑作としても称賛されています。特に、ガラスの鐘楼は、光が差し込む時間帯に美しい光景を作り出します。

ベル・タワーには、18個の鐘が設置されていますが、そのうち12個は14世紀以前に製造されたといわれる歴史ある鐘で、ロンドンのトラファルガー広場にあるセント・マーティン・イン・ザ・フィールド教会から、オーストラリアの建国200周年を祝福して西オーストラリア州に贈呈されたものです。

計9トンにもなる18個の鐘は、通常12時にその音色を聞くことができます。

ベルズ・タワーでは、鐘の演奏デモンストレーションや、自ら鐘を鳴らす体験も提供しています。また、鐘楼の歴史や鐘の鋳造に関する展示もあり、教育的な価値も高いです。

タワーの最上階にある展望デッキからは、スワン川やパースの市街地、遠くインディアンオーシャンまでの壮大な360度のパノラマビューを楽しむことができます。

ビルの6階の高さに相当するベル・タワーの展望台へは、階段かエレベーターを選択できるので、体力に自信がある方は階段で登ってみてはいかが?

名称 ベル・タワー(The Bell Tower)
住所 Riverside Dr, Perth WA 6000(Google Map
アクセス 市内無料にブルーキャット・バスにて「 Barrack Square 」下車
料金 無料
Web https://www.thebelltower.com.au

パース造幣局

パース造幣局パース造幣局(The Perth Mint)は、1899年にイギリスの王立造幣局のオーストラリア植民地支店として建てられた、オーストラリアで最も古い造幣局です。現在でも金、銀、プラチナなどを鋳造し続けている、パースの歴史的建造物です。

パース造幣局の建物自体が歴史的な価値を持ち、見学者は造幣局の歴史や金の精錬過程を学ぶことができます。造幣局の中には、歴史ある金塊の展示や、歴史的な鋳造機械などが保存されています。

展示コーナーでは、昔疲れていた鋳造器具や、シドニーオリンピックのために作られたメダルなどを見ることができますが、目玉はなんと言っても、2011年にパース造幣局で作られた、世界最大、最重量、そして最も高価な金の硬貨です。直径80cm、厚さ12cm、99.99%純金を1012kg使用のこの硬貨は、5000万ドル以上の価値があると言われています。

また、この歴史的文化財に指定されているパース造幣局では、毎日本物の金の延べ棒を鋳造する実演が見学できるので必見です。

また、併設されているショップでは、金、銀、プラチナの他に、オーストラリア産の真珠、オパール、ピンクダイヤモンドを使用したアクセサリーや、硬貨や金の延べ棒に見立てたチョコレートなどが販売されているので、お土産にぴったりです。

パース造幣局では、ガイド付きの見学ツアーが提供されています。これらのツアーでは、造幣局の歴史、金の精錬プロセス、コイン製造過程などを詳しく学ぶことができます。

名称 パース造幣局(The Perth Mint)
住所 310 Hay St, East Perth WA 6004(Google Map
アクセス 市内無料のレッドキャット・バスにて「The Perth Mint」下車
料金 無料
Web https://www.perthmint.com/

ヘイ・ストリート・モール

ヘイ・ストリート・モール

写真提供:Tourism Western Australia

ヘイ・ストリート・モール(Hay Street Mall)は、ウィリアム・ストリートとバラックス・ストリートの間のヘイ・ストリートが歩行者天国になっているショッピング・エリアです。

デービッド・ジョーンズやマイヤーといったデパートを初め、ナイキ、ザラ、コットン・オン、ジェイジェイズなどといった若者に人気のブランドショップが軒を連ねています。

また、オーストラリアのお茶専門店T2もあるので、お土産探しをしたり、お洒落なカフェやレストランで観光の間の一休みをすることができます。

ヘイ・ストリート・モールでは、しばしばストリートパフォーマーによるエンターテインメントが行われます。音楽、ダンス、マジックショーなど、様々なパフォーマンスが訪問者を楽しませています。

名称 ヘイ・ストリート・モール(Hay Street Mall)
住所 Hay Street Mall, Perth, WA 6000(Google Map
アクセス パース駅より徒歩5分
料金 無料
Web https://www.visitperth.com/shopping/shopping-destinations/Venues/hay-street-mall

モンガー湖

モンガー湖

写真提供:Tourism Western Australia

モンガー湖(Lake Monger)は、パース市中心部からわずか数キロメートル北西に位置する、モンガー湖保護区の中心にある人工湖です。

このモンガー湖には、ブラックスワンを初め多くの野鳥の生息地であり、週末やスクールホリデー期間中は多くの家族連れでにぎわいます。

ブラックスワンは、西オーストラリアの州鳥なので、パースの市章に使われていたり、パース市内を流れる川もブラックスワンにちなんでスワン川と名付けられています。

モンガー湖の周りを散策でいるボードウォークや、サイクリングトラックがあるので、天気のいい日にモンガー湖へピックニックに出かけてみてはいかがですか?

パース市内からのアクセスは非常に容易で、公共交通機関を利用しても、車での訪問も可能です。湖周辺には駐車場があり、トイレやピクニックエリアなどの設備も整っています。

名称 モンガー湖(Lake Monger)
住所 Lake Monger Drive, West Leederville 6007 (Google Map
アクセス リーダービル駅より徒歩10分、パース市内より車で10分
料金 無料
Web https://www.westernaustralia.com/en/Attraction/Lake_Monger/56b266a07b935fbe730e5ada#/

フリーマントル

フリーマントル

写真提供:Tourism Western Australia

フリーマントル(Fremantle)は、パース近郊にある19世紀の港町の雰囲気の残る街です。

フリーマントルはインド洋とスワン川の河口にあり、フリーマントル港はパース港としても機能し、その人口は約27000人です。

1929年にフリーマントルは都市として宣言され、その名前はイギリス海軍将校であった、チャールズ・フリーマントル艦長にちなんで名づけられました。

フリーマントル刑務所は、ここフリーマントル観光のハイライトの1つです。2010年にユネスコの世界文化遺産に、「オーストラリアの囚人遺跡群」として、その他のオーストラリア国内の遺跡とともに登録されています。

この1850年に建設された刑務所は、1991年11月まで使用されていました。その刑務所としての閉鎖以降は博物館、遺跡として整備され、年間13万人をこえる見学者が訪れる場所となっています。

フリーマントル刑務所内の日中の見学ツアーに加え、特に週2回行われる懐中電灯を用いた夜間のツアーは人気ですので、予約は必須です。

フリーマントル市内、特にハイ・ストリートには19世紀の植民地代の建物がよく保存されています。

フリーマントル・マーケットは、1897年から続く市場で、新鮮な食材、アート作品、手工芸品、衣類など、様々な商品が販売されています。地元の人々や観光客で常に賑わっています。

フリーマントルは、そのカフェ文化と多様な料理を楽しめるレストランで知られています。特に、シーフードはこの地域の名物です。

パースからフリーマントルへは、電車、バス、車でアクセスすることができます。特に電車は便利で、パースのCBDから直接フリーマントルまで結んでいます。

名称 フリーマントル(Fremantle)
住所 Fremantle, WA 6160(Google Map
アクセス パース駅より30分、フリーマントル駅下車
料金 無料
Web https://www.visitfremantle.com.au/

コッテスロー・ビーチ

コッテスロー・ビーチ

写真提供:Tourism Western Australia

コッテスロビーチ(Cottesloe Beach)は、パースの郊外、車で約30分ほどの距離にある、白い砂浜と深い青色のインド洋の海が印象的な、大変美しいビーチです。

ビーチでは、サーフィンやカヤック、ボディーボードやシュノーケリングなど、様々なマリンスポーツを楽しむことができます。

また、ビーチ沿いには、お洒落なカフェやレストランがあるので、インド洋に沈む夕日を眺めながら、飲み物や食事を味わうこともできます。

毎年3月にはコテスロビーチにおいて、「スカルプチャー・バイ・ザ・シー」という野外彫刻展が開かれ、ビーチが色とりどりのギャラリーに変わります。

名称 コッテスロビーチ(Cottesloe Beach)
住所 Marine Parade, Cottesloe, Western Australia, 6011Google Map
アクセス パース駅より30分、コッテスロ駅下車
料金 無料
Web https://www.westernaustralia.com/en/Attraction/Cottesloe_Beach/56b2678fd5f1565045daabd8#/

スカボロー・ビーチ

スカボロー・ビーチ

写真提供:Tourism Western Australia

スカボロ・ビーチ(Scarborough Beach)は、パース郊外にある、パース近郊で最も有名かつ人気のあるビーチです。

スカボロ・ビーチの波が高めのため、常にサーフィンを楽しんでいる人たちが集まっています。

白い砂浜が続いているので、サーフィンをしない人でも、ただただ砂浜に寝転んでリラックスをしたり、ビーチ沿いに設けられたボードウォークを散策したり、カフェやレストランで青い海と白い砂浜のコントラストを眺めながらドリンクを楽しんだり、思い思いの時間を過ごすことができます。

名称 スカボロ・ビーチ(Scarborough Beach)
住所 Scarborough Beach, Scarborough WA 2000(Google Map
アクセス パース市内より990番のバスで終点下車、50分
料金 無料
Web https://www.westernaustralia.com/en/Attraction/Scarborough_Beach/56b266a82880253d74c4ec7d#/

西オーストラリア州立水族館

西オーストラリア州立水族館西オーストラリア州立水族館(The Aquarium of Western Australia)は、「AQWA(アクワ)」の通称でパースっ子に親しまれている、水族館単体としてはオーストラリア最大、世界では10番目に大きい水族館です。

オーストラリア西オーストラリア州のパース北部、ヒラリーズ・ボート・ハーバーに位置する水族館です。1988年に開館したこの施設は、西オーストラリアの壮大な海岸線に生息する豊富な海洋生物を展示しており、訪問者に西オーストラリアの海の美しさと多様性を体験してもらうことを目的としています。

この水族館の特徴は、西オーストラリア州の‘12000kmに及ぶ沿岸及びその水域に棲息する海の生き物に特化していることです。それでも、約400種類、4000匹の魚を飼育しています。

施設のハイライトの一つが、オーストラリアで最も長い水中トンネルです。このトンネルを通ると、まるで海の中を歩いているような体験ができ、サメやエイなどの大型海洋生物を間近で観察できます。

訪問者が直接海洋生物に触れることができるタッチプールもあります。子供たちに特に人気のあるこのエリアでは、星形のサンゴや小さな魚など、さまざまな生物を手で触ることができます。

一番に人気は、毎日決まった時間に飼育員が魚に餌付けをするシーンの見学です。

また、飼育員が海の生き物の生態などの説明をしてくれたり、子供たちがヒトデなどに触れることができるエリアや、随時砂遊びやペイントなどのイベントを催しているので、大人も子供の楽しめる水族館です。

名称 西オーストラリア州立水族館(AQWA The Aquarium of Western Australia)
住所 91 Southside Dr, Hillarys WA 6025(Google Map
アクセス パースより車で30分
料金 大人$34 / 子供(3-15歳)$19 / コンセッション$26 / 家族割引$94
Web https://www.aqwa.com.au/

カバシャム野生動物園

カバシャム野生動物園

写真提供:Tourism Western Australia

カバシャム野生動物園(Caversham Wildlife Park)は、パース市内より北西に約20kmにある、オーストラリア人家族が経営する動物園です。

この野生動物園では、オーストラリアに棲息する野生動物のみを、野生にできるだけ近い形で飼育しているため、檻や柵などはありません。

カンガルー、ワラビー、ウォンバット、ポッサム、クッカバラ(ワライカワセミ)、クウォッカなどが手に届く距離に寝そべっていたり、餌付けができたりします。

また、飼育員と共にウォンバットに触れ合ったり、コアラの近くによって写真を撮ることもできます(コアラを抱っこすることはできません)。

有袋類だけではなく、オーストラリアに棲息する野鳥や爬虫類も観察することができますよ♪

名称 カバシャム野生動物園(Caversham Wildlife Park)
住所 233B Drumpellier Dr, Whiteman WA 6068(Google Map
アクセス パース市内より車で30分
料金 大人$34 / 子ども(3-14歳)$15
Web https://www.cavershamwildlife.com.au

コフヌ・コアラ園

コフヌ・コアラ園コフヌ・コアラ園(Cohunu Koala Park)はパースより車で南東に40分、西オーストラリア州で唯一コアラの抱っこして自分のカメラで写真撮影をすることができる動物園です。

この動物園では、コアラを中心にオーストラリア固有のカンガルー、ワラビー、エミュー、ディンゴなどに触れ合い、餌付けをすることができます。

また、週末や休日にはコフヌ列車というミニSLが園内を走るので、小さいお子さん連れのご家族に人気があります。

1982年に南オーストラリアから来た4頭のコアラは、今では25頭以上に増え、コフヌ・コアラ園の看板となっています。

名称 コフヌ・コアラ園(Cohunu Koala Park)
住所 LOT 103 Nettleton Rd, Byford WA 6122(Google Map
アクセス パース市内より車で40分
料金 大人$20 / 子ども(3-13歳)$8 / コアラ抱っこと写真撮影1人$40
Web http://cohunu.com.au/

ピナクルズ

ピナクルズ西オーストラリアで最も魅力的な自然の創作物の1つピナクルズは、1956年に設立されたナンバン国立公園(Numbung Natinal Park)に位置し、パース郊外の観光地として最も高い人気があり、パースを訪れた観光客の多くが訪れます

「ピナクルズ」とは、先住民の言葉で「曲がりくねった」という意味を持ちます。

ピナクルズの岩は海洋生物からのカルシウムを多く含んでいる石灰岩でできています。 最も古い地層と思われるのは海草カルシウムの部分で、砂が特徴的に黄色や茶色となっています。

パースからピナクルズまでは片道約190キロ、時間にしてノンストップで走行しても約2時間15分。自分で運転していく場合は、ある程度新しくメカ的に信頼できる車と、遠方地でも通じる携帯電話、冬でも充分な水が最低限必要です。

ピナクルズの中を普通車&4WD(ランドクルーザーサイズ)でゆっくりと走行も可能ですが、歩いても回れるようループの遊歩道が設置されています。よほど暑くない限り1周約1時間かけてこの遊歩道を徒歩での散策がお勧めです。一つ一つ形の違うピナクルズを見ながら歩くのは以外に楽しく、中には建物、動物、人間、などなどに見えるものを探してみると面白しかも?

名称 ピナクルズ(The Pinnacles)
住所 Nambung WA 6521(Google Map
アクセス パースから車で北に2時間15分
料金 車1台につき$15
Web https://www.westernaustralia.com/en/Itinerary/Pinnacles_and_Cervantes/5a139cd6666130926c57cab7#/

ロットネスト島

ロットネスト島ロットネスト島(Rottnest Island)は、西オーストラリア州のフリーマントル沖合約18キロのインド洋に浮かぶ島です。その大きさは約19平方キロメートル、東京ドーム約4倍の大きさとなり、サイクリングで島をめぐることも可能な大きさです。

パース、または、フリーマントルから毎日フェリーが運行されて多くの観光客がこの島を訪れています。

ロットネスト島の「ロットネスト」は1696年にこの島を訪れたオランダ人船長が、クォッカを大型のネズミであると勘違いし、「ネズミの巣の島」(Rats Nest Island)と呼んだことに由来します。

その後1800年代にはアボリジニの人々を収容する刑務所として利用され、多い時には3700人もの人がこの島の刑務所に収容されたが、1902年にこの刑務所は廃止されました。

ロットネスト島には、白い砂浜、グラデーション豊かな様々な青の入り混じった美しい海と自然の景観も素晴らしいが、それ以上に多くの観光客をひきつけるのが、ロットネスト島に多く生息するクオッカ(Quokka)です。

クオッカとは、カンガルー、小型のカンガルーであるワラビーの仲間の有袋動物で、小型のワラビーより更に小さく体長40-50センチ程度。元々西オーストラリア州の南西部に広く分布していたが、それらの多くは絶滅し、現在ではクオッカの多くがこのロットネスト島に生息しています。

クオッカは、人懐こくカメラを向けると自らよってくることが多くあります。口角があがったような口元をしていることから常に笑っているように見えることもあり、「世界一幸せな動物」とも呼ばれています。そのカメラの写りの良さもあり、多くの人がこのクォッカとの自撮りを、ロットネスト島訪問の目的のひとつとなっています

名称 ロットネスト島(Rottnest Island)
住所 The Rottnest Island, WA 6161(Google Map
アクセス バラックストリートからフェリーで約2時間、フリーマントルのB-Shedからフェリーで約45分
料金 入島料が日帰りで大人$20、子ども(4-12歳)$7かかるが、通常フェリーの料金に含まれている
Web https://www.rottnestisland.com/

ウェーブ・ロック

ウェーブ・ロック

ウェーブロック(Wave Rock)は、パースから東へ約340キロ、時間にして約4時間の所にある、砕ける海の波のような形状の岩です。

ウェーブロックは、約160ヘクタールのハイデン自然保護区の中にあります。その波の高さは約15メートル、長さは約110メートルとなり、約26億3000万年前の花崗岩が風、雨等により浸食してできました。

この地に住む先住民の人たちにとって、このウェーブロックは文化的にとても重要な意義を持っています。

ウェーブロックは虹色の蛇が陸上の水をすべて飲みつくした後、その巨大な体を地面に擦り付けてできたと語り継がれています。

ウェーブロックには毎年14万人の観光客が訪れ、ピナクルズ、ロットネスト島に次ぐ、パース近郊の観光地として人気があります。周辺にはアボリジニの壁画が残るマルカの洞窟、カバがあくびをしたような形のカバのあくび岩等の見どころがあり、ウェーブロックとともに多くの人が訪れています。

名称 ウェーブロック(Wave Rock)
住所 1 Wave Rock Rd, Hyden WA 6359(Google Map
アクセス パースより車で約4時間
料金 車1台につき$12
Web https://www.westernaustralia.com/en/Attraction/Wave_Rock/56b266fb7b935fbe730e63bc

ランセリン砂丘

ランセリン砂丘

ランセリン砂丘(Lancelin Sand Dunes)は、パースより北方向に約130キロ、車で約1時間半のインド洋に面したビーチにある砂丘です。

その砂丘の砂の色は真っ白であり、インド洋の青い海とのコントラストが素晴らしく、天気の良い日は絶景を楽しむことができます。

ランセリン砂丘には、4輪駆動車による乗り入れが許可されているので、週末になると砂丘を走り回る4輪駆動車を多くみかけることができます。

一部は通常の2輪駆動車でも入ることが可能ですが、レンタカーは通常このようなオフロードに入ることを禁止しているので、入る場合は必ず契約書を確認してくださいね。

4輪駆動車による砂丘ドライブの他、サンドボードに乗って砂丘を滑る降りるアトラクションも人気があります。

名称 ランセリン砂丘(Lancelin Dunes)
住所 Beacon Rd, Lancelin WA 6044(Google Map
アクセス パースより車で約1時間半
料金 無料
Web https://www.lancelin.com.au/

バッセルトン桟橋

バッセルトン桟橋

バッセルトン桟橋(Busselton Jetty)は、パースより南方向に約235km、時間にしておよそ2時間30分の所にある、海岸より1.8kmにわたって延びる、南半球で最も長い木製の桟橋です。

世界的なワインの産地として知られるマーガレットリバーから約50分と比較的近いので、マーガレットリバーのワイナリー巡りとともに、このバッセルトン桟橋を訪れる旅行者が多くいます。

バッセルトン桟橋の建設は1865年に始まりました。わずか161メートルから始まった砂の漂流により、1875年に131メートルが追加されました。その後の90年間にさらに延長が行われ、1.8キロという驚くべき長さを作り出しました。

桟橋の先端近くの海岸から1.8kmの所に海中展望台があり、海抜8メートルまで降下すると、11か所の窓からサンゴと魚の生き物を見ることができます。

桟橋の入場には$4の入場料がかかり、桟橋の先端まで歩いていくと片道約25分かかります。桟橋には90席のミニ列車が運行されており、別途料金でこのミニ列車に乗って桟橋先端の100m手前まで、または海中展望台まで行くこともできます。

名称 バッセルトン桟橋(Busselton Jetty)
住所 3L Queen St, Busselton WA 6280(Google Map
アクセス パースより車で約2時間半
料金

大人$4 / 子供(0-17歳)無料

Web https://www.busseltonjetty.com.au/

マーガレット・リバー

マーガレット・リバー

写真提供:西オーストラリア州政府観光局

マーガレット・リバー(Margaret River)は、パースから西南280km、車で約3時間の位置にある、ワイナリーとサーフィンで有名な街です。

マーガレット・リバーには200以上のワイナリーがあり、その多くは小規模な家族経営のブティックワイナリーです。

オーストラリア国内において、ワインの生産量は約3%と少ないですが、高品質のプレミアム・ワインの5分の1以上を生産しています。

気候的に、長い日照時間と、温暖な冬、そして夏と冬の気温差が比較的少ない地中海性気候は、ブドウの栽培とワイン造りには最適と言われています。

また、マーガレット・リバーには、約150もの鍾乳洞がありますが、その中で一般公開されており、ツアーで中を訪れることができるのは、レーク・ケーブ (Lake Cave) 、マンモス・ケーブ (Mommoth Cave)、ジュエル・ケーブ (Jewel Cave)、そしてニルギ・ケーブ  (Ngilgi Cave) の4つの鍾乳洞です。

パースからマーガレット・リバーは片道車で約3時間かかりますが、日帰りでワイナリーと鍾乳洞を訪れるツアーも出ていますので、効率的に回ることができます。

名称 マーガレット・リバー(Margaret River)
住所 Margaret River, WA 6285(Google Map
アクセス パースより車で約3時間
料金 無料。ワインの試飲に料金がかかるワイナリーあり
Web https://www.margaretriver.com

スワン・バレー

スワン・バレー

スワンバレー(Swan Valley)は、西オーストラリア州にあるワインの産地であり、パースから車で約25分と比較的近距離にあります。

パース市内に流れるスワン川の上流にあるため、一般的なバスツアーだけでなく、パース市内からクルーズ船でスワン川を上り、スワンバレーに到着後バスに乗り換えて周辺のワイナリーをめぐるワインクルーズもあります。

スワンバレーは、オーストラリア国全体の中でも古い歴史を持つワイン生産地であり、その中でもホートン(Houghton)は、1836年創業と180年以上の歴史を持ち、オーストラリアでも最も古いワイナリーの1つとなっています。

スワンバレーはパース近郊としては珍しい肥沃な土壌に恵まれ、主にシャルドネなどの白ワイン種の評価が高いことで有名です。

また、西オーストラリア州の州都であるパースから、車で約25分とその他のワイン生産地より大都市に近いことから、多くの観光客がスワンバレーを訪れています。

スワンバレーには、「スワンバレー・フード・アンド・ワイン・トレイル(Swan Valley Food and Wine Trail)」と呼ばれる街道があり、ここには地元産ワインと一緒に食事を楽しめる家族経営のレストラン、カフェ、地元特産品の販売所などがあり、格好のドライブコースになっています。

名称 スワンバレー(Swan Valley)
住所 Herne Hill WA 6056(Google Map
アクセス パースから車で約25分
料金 無料。ワインの試飲に料金がかかるワイナリーあり
Web https://www.swanvalley.com.au/

ロッキンガム

ロッキンハムロッキンガム(Rockingham)は、パースから南西に約50km、美しいビーチとマリンスポーツ、そしてイルカやペンギン、アシカ、その他多くの野鳥を観察することができることで有名な街です。

ロッキンガムを訪れる観光客の2大人気アトラクションは、何と言っても野生のイルカと泳ぐことができるツアーと、野生のペンギンやアシカの生息地であるペンギン島へのツアーです。

野生のイルカと泳ぐことができるツアーは、主にバンドウイルカがロッキンガム付近の海を訪れる9-6月に催行されるエコ・ツアーで、イルカとの遭遇率はなんと99%です。

ペンギン島は、世界最小のペンギンであるリトル・ペンギンが約1200頭棲息しており、ロッキンガムから700mという近さにあるので、アクセスの方法がフェリーと、膝から腰ほどまでの浅瀬の海を歩いていくという2種類があります。

島内には怪我をしたペンギンの保護をしているディスカバリー・センターという施設があり、ここでペンギンの生態を学んだり、ペンギンの餌付けを見ることができます。 

名称 ロッキンガム(Rockingham)
住所 Rockingham, WA 6168(Google Map
アクセス パースから車で約45分
料金 無料
Web https://rockingham.wa.gov.au/

ニュー・ノルシア

ニューノシア

ニューノルシア(New Norcia)は、パースから北方向へおよそ130キロ、車で約1時間50分ほどに位置する、オーストラリアで唯一の修道院の街です。

ニューノルシアの歴史は1846年3月にスペインより訪れたベネディクト派の宣教師による、先住民であるアボリジニへの布教活動から始まります。翌年の1847年3月には、現在のニューノルシアの修道院の基礎石が築かれ、修道院の建設が開始されました。

ニューノルシアという名前は、イタリアにある町「ノルシア」からとられました。イタリアでは「ノルチャ」と発音されていますが、ここでは「ノルシア」と発音されます。

ニューノルシアには、当時のスペイン建築様式の歴史的な建物が数多く残され、オーストラリア国内を中心に、多くの観光客がこのニューノルシアを訪れています。

ニューノルシアで作られるパン、ワイン、オリーブオイル等は、その品質の高さから、オーストラリアの料理界より絶賛されています。

名称 ニューノルシア(New Norcia)
住所 New Norcia, WA 6509(Google Map
アクセス パースより車で2時間弱
料金 無料。ミュージアム&アートギャラリー入場料:大人$12.50 / 子ども(5-13歳)$7.50 / コンセッション$10 / 家族割引(大人2人+子ども2人)$30
Web https://www.newnorcia.com.au

パース旅行のお勧め観光スポットに関するよくある質問(FAQ)

パースでコアラが抱っこできるところはありますか?

コフヌ・コアラ園」でコアラ抱っこができます。

カバシャム野生動物園」ではコアラ抱っこはできませんので、注意が必要です。

オーストラリアのコアラ抱っこができる動物園!
 

パース近郊に世界遺産はありますか?

パース市内および近郊には、複合遺産である「オーストラリアの囚人遺跡群」のうちのひとつ、「フリーマントル刑務所」がパース近郊フリーマントルにあります。

複合遺産である「オーストラリアの囚人遺跡群」は、2007年ユネスコの世界文化遺産に登録されており、オーストラリア国内に11ヶ所あります。パース近郊のフリーマントルにある「フリーマントル刑務所」以外には、タスマニア州、ニューサウスウェールズ州やノーフォーク島に点在しております。

その他パース近郊ではありませんが、パースのある西オーストラリア州には下記の世界遺産があります。

  • ニンガルー・リーフ(パース市内より北方面約1,200km)
  • 西オーストラリアのシャーク・ベイ(パース市内より北方面約860km)
  • パーヌルル国立公園(パース市内より北東方面約2,054km)
パース近郊で「世界一幸せな動物」と呼ばれているクォッカに会えると聞きましたが、どこでしょうか?

口角が上がったような口元をしていることから常に笑っているように見えることもあり、「世界一幸せな動物」とも呼ばれているクォッカですが、パース沖合約19キロのインド洋に浮かぶ島「ロットネスト島」に生息しています。

クォッカはオーストラリア固有の有袋類でワラビーの仲間。

ロットネスト島では、ほぼ100%の確率で出会うことができ、非常に人懐っこいため、間近で写真を撮ることも可能です。

パースで子連れの家族旅行にお勧めの観光スポットはありますでしょうか?

ロッキンガム(Rockingham)がお勧めです。

パースから南西に約50kmほど、美しいビーチとマリンスポーツ、そしてイルカやペンギン、アシカ、その他多くの野鳥を観察することができることで有名な街です。

何と言ってもロッキンガムのお勧めは、「野生のイルカと泳ぐことができるツアー」です。

もう一つ、子連れ家族旅行にお勧めなのが、バッセルトン桟橋です。(某アニメのあるシーンのモデルになったと言われています)

西オーストラリアで有名なワインの産地マーガレット・リバーの近郊にあり、海岸より1.8kmにわたって延びる、南半球で最も長い木製の桟橋。

桟橋の先端まで歩いて行くと片道約25分掛かりますが、桟橋には90席のミニ列車が運行されており、別途料金でこのミニ列車に乗って桟橋先端の100m手前まで、または海中展望台まで行くこともできます。

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