オーストラリアでウォンバットを抱っこできる動物園

オーストラリア旅行で「ウォンバットを抱いて写真を撮りたい」と考える人は少なくありません。しかし、現在のウォンバット体験は、施設によって内容が大きく異なります。

来園者が座った状態でウォンバットを膝に載せる体験を公式に明記しているのは、ニューサウスウェールズ州セントラルコーストのアメイズメント・ファーム&ファン・パークです。一方、ほかの動物園では、撫でる、餌を与える、飼育員の近くで撮影するという形式が中心です。

メルボルンから行きやすいバララット・ワイルドライフ・パークとムーンリット・サンクチュアリ、ホバート近郊のボノロング、サンシャインコーストのオーストラリア動物園、パースのカバシャムでも、ウォンバットとの近距離体験が行われています。

公式サイトに「Wombat Encounter」「Wombat Photo」と書かれていても、自分の腕で抱き上げられるとは限りません。動物の体調、年齢、気温、飼育員の判断により、接触方法や撮影方法が当日に変更されることもあります。

この記事では、日本からオーストラリアを訪れる旅行者向けに、2026年8月時点で確認できるウォンバット抱っこ・写真・ふれあい体験6選、料金、年齢条件、予約方法、アクセス、動物福祉上の注意まで詳しく解説します。

オーストラリアのウォンバット抱っこ体験とは?

ウォンバットは、ずんぐりした体つきと短い脚が特徴の有袋類です。成獣は20~35キロ前後になることがあり、鋭い爪、強い顎、頑丈な体を持っています。

そのため、来園者が自由に持ち上げたり、胸の前で抱えたりする体験は一般的ではありません。現在は、低い椅子へ座った参加者の膝に飼育員がウォンバットを載せる形式、床にいる個体を撫でる形式、飼育員が管理する個体の隣で撮影する形式が中心です。

2026年8月時点で、公式案内に「ウォンバットを膝へ載せる」と明記しているのは、この記事で紹介する中ではアメイズメントです。ほかの施設は「Encounter」「Photo」「Meet」と表現していても、抱っこを保証していません。

膝に載せる抱っこを明記アメイズメント
写真付き近距離体験バララット、オーストラリア動物園
撫でる・給餌する体験ボノロング、ムーンリット
座って隣で写真カバシャム
抱っこの可否動物の状態と飼育員の判断が最優先
予約事前予約制または当日先着

「抱っこ」という日本語だけで予約しない

英語のCuddle、Hold、Photo、Meet、Encounterは、施設ごとに意味が違います。予約前に、ウォンバットが自分の膝へ載るのか、飼育員が支えるのか、隣で撫でるだけなのかを確認してください。

目的別に向いている旅行者

膝にウォンバットを載せて写真を撮りたい人

アメイズメントが最も明確です。参加者は座り、飼育員がウォンバットを膝へ安全に載せます。自分で地面から抱き上げる体験ではありません。

メルボルン滞在中に近距離写真を撮りたい人

バララット・ワイルドライフ・パークまたはムーンリット・サンクチュアリが候補です。バララットは写真付きのウォンバット・エンカウンター、ムーンリットは囲いへ入り、食事中のウォンバットを撫でる少人数体験です。

ホバート旅行で保護活動も学びたい人

ボノロングが向いています。ウォンバット・エンカウンターの料金は、野生動物救護、病院、リハビリ活動の運営にもつながります。

動物園を一日楽しみたい家族

オーストラリア動物園は、クロコダイルショー、コアラ、カンガルー、アフリカ動物など展示が多く、ウォンバット体験以外も一日楽しめます。

パース旅行で短時間の写真体験を希望する人

カバシャムのWombat Photosが便利です。ウォンバットのそばへ座り、毛に触れながら自分のスマートフォンで撮影できます。ただし、持ち上げることは禁止されています。

日本から参加する方法

旅行都市から施設を選ぶ

主な旅行都市行きやすい施設所要時間の目安
シドニーアメイズメント車で約1時間15分~1時間45分
メルボルンバララット、ムーンリット車で約1時間~1時間30分
ホバートボノロング車で約30分
ブリスベンオーストラリア動物園車で約1時間15分
サンシャインコーストオーストラリア動物園約30~60分
パースカバシャム車で約30分

公共交通で行きやすい施設

バララットはメルボルンから鉄道で市内まで行き、駅からタクシーや配車アプリを利用できます。カバシャムは鉄道でWhiteman Park Stationへ行き、そこから徒歩または園内交通を利用します。

オーストラリア動物園にはブリスベン、サンシャインコースト方面から送迎付きツアーや鉄道・接続バスの選択肢があります。

レンタカーが便利な施設

アメイズメント、ムーンリット、ボノロングは郊外にあり、レンタカーまたは送迎付きツアーの方が簡単です。

ウォンバット体験は時間指定のため、公共交通の遅延を考え、受付時刻より30分以上早く到着できる日程を組みます。

市内発の日帰り旅行

バララットは市内観光、ムーンリットはモーニントン半島またはフィリップ島、ボノロングはリッチモンド、カバシャムはスワンバレーと組み合わせられます。

体験時間が決まっている日は、最初に動物園の予約を確定し、その前後へ観光地を加えてください。

おすすめ動物園6施設の比較

施設州・地域体験内容抱っこ
アメイズメントNSW・セントラルコースト給餌、撫でる、膝へ載せて撮影公式に明記
バララットVIC・バララット写真付きエンカウンター当日の方法を確認
ボノロングTAS・ホバート近郊15分の近距離体験保証なし
オーストラリア動物園QLD・ビアワ撫でる、給餌、公式写真抱っこではない
ムーンリットVIC・モーニントン半島囲いで撫でる、セルフィー抱っこではない
カバシャムWA・パース隣に座り、触れて写真持上げ不可

「抱っこ写真」を最優先するならアメイズメント、旅行都市からの行きやすさとほかの動物展示を重視するなら、各都市に近い施設を選ぶとよいでしょう。

1.アメイズメント・ファーム&ファン・パーク

アメイズメント・ファーム&ファン・パーク(AMAZEMENT Farm & Fun Park)は、シドニーとニューカッスルの間にあるセントラルコーストのワイオング・クリークにあります。

2026年に公開されているWombat Encounterでは、ウォンバットの囲いへ入り、飼育員の説明を聞きながら餌を与え、撫で、最後に座った参加者の膝へウォンバットを載せて撮影します。

自分で地面から抱き上げるのではなく、飼育員が安全な姿勢を整えます。写真は自分のスマートフォンまたはカメラで撮影してもらえます。

体験時刻15:15、通常1日1回
所要時間約10~15分
参加人数最大2人
最低年齢12歳
体験料金1人AU$140、2人AU$240の表示

入園料の記載に違いがある

公式の体験ページには「オンライン予約は入園込み」という記載と、「一般入園券が別途必要」という記載が混在しています。予約画面の最終合計と含まれるものを確認し、不明な場合は施設へ問い合わせてください。

年齢条件と服装

12歳以上が対象で、18歳以上の有料参加者による同伴が必要と案内されています。つま先を覆う靴を履き、飼育員の指示に従います。

2.バララット・ワイルドライフ・パーク

バララット・ワイルドライフ・パーク(Ballarat Wildlife Park)は、メルボルンから西へ車で約1時間30分、バララット市内にある動物園です。

ウォンバット・エンカウンターは10:00または15:00に設定され、1枚のデジタル写真が含まれます。参加は12歳以上です。

公式サイトは近距離体験と写真を案内していますが、ウォンバットを参加者の腕や膝へ載せるかどうかは明記していません。希望する写真の形がある場合は、当日の電話予約時に確認してください。

営業時間09:00~17:00、クリスマスを除き毎日
大人入園料オンラインAU$37.80、窓口AU$42
体験時刻10:00、15:00
体験料金1~2人AU$50、最大3人AU$80
最低年齢12歳

予約は原則として当日

ウォンバットを含む動物体験は、訪問日の朝に電話するか、到着後に受付で予約します。枠が少ないため、開園時間に合わせて電話してください。

抱っこを前提にしない

その日の個体、天候、健康確認により、写真の姿勢や接触方法が変わります。公式ページが保証しているのはウォンバット・エンカウンターと写真であり、抱っこ姿勢ではありません。

3.ボノロング・ワイルドライフ・サンクチュアリ

ボノロング・ワイルドライフ・サンクチュアリ(Bonorong Wildlife Sanctuary)は、ホバート中心部から北へ車で約30分のブライトンにあります。

傷ついた、親を失った野生動物の救護、治療、リハビリ、野生復帰を行う保護施設で、ウォンバット、タスマニアデビル、ハリモグラ、クオール、カンガルーなどを見られます。

ウォンバット・エンカウンターは09:30から約15分、1人AU$40です。一般入園料は別で、動物がその日に望む範囲で近距離体験が行われます。

一般営業時間09:00~17:00
大人入園料AU$37
体験時刻09:30
体験料金1人AU$40、入園料別
所要時間約15分

抱っこは保証されない

公式案内は「up close」のエンカウンターで、来園者が自分でウォンバットを持つとは明記していません。個体が休みたい場合は、別の動物体験または返金を選べる案内があります。

車椅子で参加しやすい

ボノロングは、ウォンバット・エンカウンターを車椅子対応と案内しています。予約時に利用状況を伝えてください。

4.オーストラリア動物園

オーストラリア動物園(Australia Zoo)は、クイーンズランド州サンシャインコースト内陸部のビアワにある大規模動物園です。

Naughty Wombat Encounterでは、ウォンバットの生活場所へ入り、飼育員から生態や後ろ向きの育児嚢について学び、ウォンバットを撫でたり、餌を与えたりします。

公式案内は「pat」と「feed」であり、参加者がウォンバットを抱く体験ではありません。プロのスタッフが撮影した高解像度画像と記念ピンが含まれます。

営業時間09:00~17:00
大人入園料AU$76.95
体験時刻09:15
体験料金1人AU$69、入園料別
最低年齢6歳

しゃがんで立てる体力が必要

参加者は、自力でしゃがむ、膝をつく、素早く立ち上がる動作が必要です。つま先を覆う靴を着用します。

個人カメラは持ち込めない

動物体験中は、スマートフォン、GoPro、カメラ、バッグなどを持ち込めません。写真は施設側が撮影します。

5.ムーンリット・サンクチュアリ

ムーンリット・サンクチュアリ(Moonlit Sanctuary Wildlife Conservation Park)は、メルボルンから南東へ約1時間、モーニントン半島北部のピアスデールにあります。

ウォンバット・エンカウンターでは、最大5人のプライベートグループで囲いへ入り、食事中のウォンバットの後ろへしゃがみ、背中を撫でながら飼育員の説明を聞きます。

自分のスマートフォンでセルフィーや写真を撮れますが、抱き上げるプログラムではありません。

営業時間09:30~16:00、クリスマス休園
大人入園料AU$37
体験時刻13:30、13:45
体験料金1~2人AU$130、追加1人AU$30
最低年齢4歳

ウォンバットが穴から出ない場合

ウォンバットが地下の巣穴に残ることを選んだ場合は、全額返金される案内があります。動物を無理に出して実施することはありません。

しゃがむ動作が必要

現在の体験場所は車椅子や歩行器に対応しておらず、自力で低い姿勢になり、立ち上がる必要があります。

6.カバシャム・ワイルドライフ・パーク

カバシャム・ワイルドライフ・パーク(Caversham Wildlife Park)は、パース北東部のWhiteman Park内にあります。

11:00と14:00のWombat Photosでは、ウォンバットのそばへ座り、毛に触れながら、自分のスマートフォンやカメラで写真を撮ってもらえます。

料金は3歳以上1人AU$10で、当日入口のSouvenir Shopで券を購入します。10人まで同じ写真へ入れます。

営業時間09:00~16:30、最終入園15:30
大人入園料AU$37
子ども入園料3~14歳AU$17
写真時刻11:00、14:00
写真料金3歳以上1人AU$10

ウォンバットを持ち上げない

カバシャムは、来園者による動物の持上げを禁止しています。Wombat Photosは「隣に座って触れる」体験で、抱っこではありません。

通常のMeet a Wombat & Friendsもある

一般入園にはウォンバットやほかの動物について学ぶ定時プログラムも含まれます。写真体験を追加しない人でもウォンバットを見られます。

本当にウォンバットを抱けるのはどこ?

この記事で紹介した6施設のうち、2026年8月時点の公式案内で、一般旅行者の膝へウォンバットを載せることを明記しているのはアメイズメントです。

施設公式案内の内容判断
アメイズメント飼育員がウォンバットを参加者の膝へ載せる抱っこ写真を明記
バララット写真付きウォンバット・エンカウンター姿勢は当日確認
ボノロング15分の近距離エンカウンター抱っこ保証なし
オーストラリア動物園撫でる、餌を与える抱っこではない
ムーンリット囲いで背中を撫でる抱っこではない
カバシャム隣に座って触れ、写真撮影持上げ禁止

古い写真を現在の体験内容と思わない

過去に幼いウォンバットを抱けた施設でも、個体の成長、方針変更、動物福祉上の理由で終了していることがあります。旅行ブログやSNSではなく、訪問日の公式予約ページを確認してください。

抱っこ・写真・撫でる体験の違い

膝に載せる

参加者が座り、飼育員がウォンバットを膝へ載せます。ウォンバットの体重を腕だけで支えるのではなく、膝と飼育員の補助で安全を保ちます。

飼育員の近くで写真

飼育員が個体を管理し、参加者は隣へ座る、しゃがむ、背中へ手を置く形式です。写真上は「抱っこ」に見えても、動物の体重を来園者が支えていない場合があります。

囲いの中で撫でる

食事中のウォンバットへ近づき、指定された背中の部分を撫でます。頭、顔、足、腹部へ勝手に触れてはいけません。

展示を見る

通常入園でも、巣穴、餌場、キーパートークでウォンバットを観察できます。接触体験が中止されても、展示自体を楽しめる施設を選ぶと安心です。

ウォンバットの種類

オーストラリアには3種類のウォンバットがいます。

種類主な分布特徴
ヒメウォンバットオーストラリア南東部、タスマニア鼻に毛が少なく、丸い耳。英語名Common/Bare-nosed Wombat。
ミナミケバナウォンバット南オーストラリア州など鼻に毛があり、耳がやや尖る。
キタケバナウォンバットクイーンズランド州の限られた保護地極めて希少で、一般的な抱っこ体験の対象ではない。

施設によって飼育種が異なります。種類よりも、個体ごとの性格、年齢、健康状態に応じて体験方法が決められます。

2026年の料金・時間・年齢条件

施設体験料金時刻年齢
アメイズメント1人AU$140、2人AU$24015:1512歳以上
バララットAU$50~8010:00、15:0012歳以上
ボノロング1人AU$4009:30予約画面で確認
オーストラリア動物園1人AU$6909:156歳以上
ムーンリット1~2人AU$130、追加AU$3013:30、13:454歳以上
カバシャム1人AU$1011:00、14:003歳以上有料

多くの体験料金に一般入園料は含まれません。料金と実施時刻は変更されるため、予約画面に表示される最終条件を優先してください。

交通手段の比較

施設公共交通レンタカー旅行者向けの注意
アメイズメント列車+タクシー等便利15:15の体験後の帰路を確保
バララット鉄道+タクシー便利当日朝に体験予約
ボノロング一般路線は不便便利ホバート送迎付きツアーあり
オーストラリア動物園鉄道・接続バス・ツアー便利09:15体験のため早朝出発
ムーンリット旅行者には不便最も便利フィリップ島と組合せ可能
カバシャム鉄道+徒歩等便利Whiteman Park内の移動を確認

開始時刻が早い施設

オーストラリア動物園は09:15、ボノロングは09:30です。市内からの移動時間を考え、前夜に交通手段を確定してください。

終了時刻が遅い施設

アメイズメントは15:15から体験が始まります。公共交通を使う場合は、閉園後にタクシーが確保できるか確認します。

ベストシーズンと時間帯

屋外型施設が多いため、春と秋は歩きやすく、動物も比較的活動しやすい時期です。ただし、体験は季節よりも個体の体調と予約枠が優先されます。

高温日はウォンバットが巣穴で休み、体験が短縮・中止される場合があります。朝の体験を選び、帽子、水、日焼け止めを用意します。

ビクトリア州とタスマニア州では冷え込み、雨や風が強くなります。防水ジャケットと暖かい服を用意してください。

学校休暇と週末

少人数体験は早く満席になります。事前予約できる施設は早めに確保し、バララットのような当日制は開園時に連絡します。

子ども・シニア・車椅子利用

子ども

最低年齢は施設ごとに4~12歳と大きく異なります。年齢条件を満たしていても、飼育員の英語指示を理解し、急に動かず、指定された姿勢を保てる必要があります。

子どもが怖がった場合は、無理に触れさせないでください。参加者都合で途中退出しても返金されないことがあります。

シニア

しゃがむ、膝をつく、床から立ち上がる動作を求められる体験があります。膝、腰、心肺機能に不安がある場合は、予約前に施設へ相談してください。

車椅子・歩行補助具

ボノロングはウォンバット・エンカウンターを車椅子対応と案内しています。ムーンリットは現在、車椅子と歩行器に対応していません。

ほかの施設も、園路は対応していても体験場所へ入れない場合があります。

動物福祉から考える施設選び

ウォンバットは写真撮影用のぬいぐるみではありません。抱かれることを好むかどうかは個体ごとに異なり、同じ個体でも日によって反応が変わります。

動物が断れる仕組み

ウォンバットが巣穴から出ない、近づかない、休みたい場合に、返金や別の動物へ変更する施設は、動物の選択を尊重しています。

少人数・短時間

1回の人数と時間を制限することで、動物への負担を減らせます。多くの施設が10~15分、最大2~6人程度に設定しています。

写真のために姿勢を強制しない

顔をカメラへ向ける、長時間同じ姿勢を取らせる、何度も抱き直すことを求めないでください。

「触れなかった」ことも正しい運営の場合がある

当日の動物の意思や健康を理由に体験が変更された場合、それは管理が不十分なのではなく、動物福祉を優先した判断です。

服装・写真・持ち物

  • つま先を覆う歩きやすい靴
  • 汚れてもよい長ズボン
  • しゃがみやすい服
  • 帽子、日焼け止め
  • 雨天用の防水ジャケット
  • スマートフォンまたはカメラ
  • モバイルバッテリー
  • 予約確認書
  • 年齢確認に使える身分証明書
  • 手洗い後に使うハンカチ

大きなアクセサリーは外す

長いネックレス、揺れるイヤリング、尖った装飾、強い香水は避けます。ウォンバットが引っ掛けたり、匂いを嫌がったりする可能性があります。

個人カメラが使えない施設もある

オーストラリア動物園では個人の撮影機材を体験場所へ持ち込めません。カバシャム、ムーンリット、アメイズメントでは自分の機器を使える案内があります。

予約・取消・当日の注意

体験を先に確保する

航空券や郊外ツアーを決める前に、希望日のウォンバット体験が販売されているか確認します。体験枠は一般入園券より少なく、先に満席になります。

入園料が含まれるか確認

多くの施設では体験料金と一般入園料が別です。アメイズメントは同じ公式ページ内に入園込みと別料金の記載があるため、特に注意してください。

動物都合の中止

個体が休んでいる、気温が高い、獣医師の治療が必要、飼育員が安全でないと判断した場合は中止されます。返金、振替、別動物への変更は施設ごとに異なります。

予約する順番

  1. 抱っこ、撫でる、隣で写真のどれを希望するか決める
  2. 年齢、体力、車椅子対応を確認する
  3. 体験の空席を確保する
  4. 一般入園券が別途必要か確認する
  5. 交通手段と到着時刻を決める
  6. 取消条件と動物都合の対応を読む
  7. 前日に営業情報を再確認する

野生のウォンバットを抱いてはいけない理由

道路沿い、国立公園、タスマニアの草原などで野生のウォンバットを見つけても、追いかける、持ち上げる、子どもを母親から離す行為をしてはいけません。

けがをする危険

ウォンバットは短距離なら速く走り、鋭い爪と強い歯を使います。おとなしく見えても、恐怖を感じると抵抗します。

親子を離さない

小さなウォンバットが単独に見えても、母親が近くにいる可能性があります。写真のために持ち上げると、親子を引き離し、交通事故や捕食の危険を高めます。

負傷個体は専門機関へ連絡

けが、疥癬、交通事故、親を失った可能性がある個体を見つけた場合は、州の野生動物救護機関、レンジャー、警察へ連絡します。旅行者が自己判断で餌を与えたり、ホテルへ運んだりしないでください。

モデル日程

シドニー発・アメイズメント日帰り

時間モデルプラン
09:00シドニーをレンタカーで出発。
10:45アメイズメント入園。迷路、動物エリアを見学。
12:30園内カフェで昼食。
14:45ウォンバット体験の受付と注意事項確認。
15:15ウォンバット・エンカウンター。
16:00閉園後、シドニーへ戻る。

メルボルン発・バララット

時間モデルプラン
09:00開園に合わせ、電話で当日の体験枠を確認。
10:30メルボルンからバララットへ移動。
12:00動物園入園、カンガルーと園内見学。
15:00予約できた場合はウォンバット・エンカウンター。
16:00バララット市内を短く散策。
17:30メルボルンへ戻る。

メルボルン発・ムーンリット+フィリップ島

時間モデルプラン
10:30メルボルンをレンタカーで出発。
12:00ムーンリット入園、昼食。
13:30予約したウォンバット・エンカウンター。
14:30カンガルー、コアラ、タスマニアデビルを見学。
16:00フィリップ島へ移動。
ペンギンパレード後、メルボルンまたは島内宿泊。

ホバート発・ボノロング+リッチモンド

時間モデルプラン
08:45ホバートを出発。
09:30ウォンバット・エンカウンター。
10:00無料キーパートーク、カンガルーの餌やり。
12:00リッチモンドへ移動し昼食。
午後リッチモンド・ブリッジと町歩き。
16:00ホバートへ戻る。

パース発・カバシャム+スワンバレー

時間モデルプラン
09:00開園に合わせて入園。
09:15Wombat Photosの券を購入。
11:00ウォンバットと写真。
12:00ファームショーまたは園内見学。
13:30スワンバレーへ移動し昼食。
夕方パースへ戻る。

安全・衛生・旅行保険

飼育員の指示なしに触らない

触れてよい場所とタイミングは飼育員が示します。頭、顔、足、腹部、育児嚢へ勝手に手を出さないでください。

体験前後に手を洗う

動物へ触れる前後は手を洗い、食事前にも石けんを使います。小さな子どもが指を口へ入れないよう注意してください。

傷や免疫状態を確認

手に開いた傷がある人、免疫機能が低下している人、重い動物アレルギーがある人は、医師と施設へ相談します。

旅行保険

動物体験中のけが、郊外移動中の事故、予約取消、追加交通費を補償する保険を選びます。動物の都合による体験変更は補償されない場合があります。

ウォンバットを無理に抱かない

体験が「撫でるだけ」に変わっても、抱かせるよう要求しないでください。参加者の写真より、動物が落ち着いて過ごせることが優先されます。

ウォンバット抱っこに関するよくある質問(FAQ)

オーストラリアでウォンバットを抱っこできる動物園はどこですか?

2026年8月時点で、一般参加者の膝へ飼育員がウォンバットを載せる体験を公式に明記しているのは、ニューサウスウェールズ州のアメイズメントです。

自分でウォンバットを持ち上げられますか?

通常はできません。アメイズメントでも、参加者が地面から抱き上げるのではなく、座った膝へ飼育員が安全に載せます。

バララット・ワイルドライフ・パークでは抱っこできますか?

公式サイトは写真付きのウォンバット・エンカウンターを案内していますが、抱っこの姿勢を明記していません。当日の電話予約時に確認してください。

カバシャムではウォンバットを抱けますか?

抱けません。ウォンバットの隣へ座り、毛に触れながら写真を撮る体験です。来園者による動物の持上げは禁止されています。

オーストラリア動物園の体験は抱っこですか?

抱っこではありません。ウォンバットを撫で、餌を与え、飼育員の説明を聞く体験です。高解像度写真が料金に含まれます。

何歳から参加できますか?

施設により4歳、6歳、12歳など条件が異なります。アメイズメントとバララットは12歳以上、オーストラリア動物園は6歳以上、ムーンリットは4歳以上です。

体験料金に入園料は含まれますか?

多くの施設では別料金です。アメイズメントは公式ページ内に異なる記載があるため、予約画面の最終合計を確認してください。

当日に中止されることはありますか?

あります。ウォンバットの体調、気温、天候、飼育員の判断により短縮・変更・中止されます。動物が巣穴から出ないこともあります。

車椅子でも参加できますか?

ボノロングは車椅子対応と案内しています。ムーンリットは現在、車椅子と歩行器に対応していません。ほかの施設は予約前に確認してください。

野生のウォンバットを見つけたら抱いてもよいですか?

いけません。追いかける、持ち上げる、親子を離す行為は危険です。負傷個体を見つけた場合は、州の野生動物救護機関へ連絡してください。

どの施設が最もおすすめですか?

膝に載せる抱っこ写真が目的ならアメイズメント、メルボルンからの観光ならバララットまたはムーンリット、保護活動を学ぶならボノロングがおすすめです。

オーストラリアのウォンバット体験に関する参考情報

まとめ:ウォンバット抱っこは内容を確認して選ぶ

オーストラリアでは、ウォンバットとの近距離体験を行う動物園が複数ありますが、すべての施設で来園者がウォンバットを抱けるわけではありません。

2026年8月時点で、飼育員が参加者の膝へウォンバットを載せる体験を明確に案内しているのは、ニューサウスウェールズ州セントラルコーストのアメイズメントです。

バララットは写真付きエンカウンターですが抱き方は当日確認、ボノロングは近距離体験、オーストラリア動物園とムーンリットは撫でる体験、カバシャムは隣へ座って写真を撮る体験です。

どの施設でも、動物の体調と意思が最優先されます。予約済みでも内容が変更される可能性を理解し、抱っこだけでなく、飼育員の説明やウォンバット本来の行動も楽しみましょう。

野生のウォンバットを追いかけたり、持ち上げたりしてはいけません。触れ合いを希望する場合は、許可を受けた施設で、飼育員の指示に従って参加してください。

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