オーストラリアのシャークダイビング6選|ホホジロザメのケージツアー・水族館体験

オーストラリアでホホジロザメを海中から見たいなら、代表的な目的地は南オーストラリア州のポートリンカーンです。沖合のネプチューン諸島では、野生のホホジロザメを探し、海面に設置された金属製ケージへ入って観察するツアーが行われています。

日帰りで参加しやすいのはカリプソ・スター・チャーターズ、数日間船に宿泊して観察時間を増やしたい人にはロドニー・フォックス・シャーク・エクスペディションズが候補になります。どちらも野生動物を相手にするため、ホホジロザメとの遭遇は保証されません。

一方、シドニー、メルボルン、パースには、水族館の大型水槽へ入り、サメやエイの近くを泳ぐ体験があります。これらは一般に「シャークダイブ」と呼ばれますが、ケージを使うツアーではありません。野生のホホジロザメを見る体験とは、動物、環境、必要日数、資格、料金が大きく異なります。

日本から参加する場合は、日程だけでなく、スキューバダイビング資格の要否、医療申告、最低年齢、英語での安全説明、潜水後の飛行制限を確認することが重要です。特にポートリンカーンはアデレードから国内線または長距離ドライブが必要なため、前後泊を含めて計画します。

この記事では、2026年8月時点の公式情報をもとに、オーストラリアで参加できるシャーク・ケージ・ダイビングと水族館のシャークダイブ6選、料金、アクセス、参加条件、サメが現れなかった場合の対応、船酔い対策、予約方法まで詳しく解説します。

オーストラリアのシャーク・ケージ・ダイビングとは?

シャーク・ケージ・ダイビングは、金属製のケージに入り、野生のサメを水中から観察する体験です。オーストラリアで旅行者向けのホホジロザメ・ケージダイビングが許可されている代表的な海域は、ポートリンカーン沖のネプチューン諸島海洋公園です。

ネプチューン諸島には大規模なオットセイ繁殖地があり、移動中のホホジロザメが周辺海域へ現れます。ツアー会社は船上からサメを探し、活動が確認できた時にケージを水面へ下ろします。

日帰りツアーの水面ケージでは、一般にスキューバ資格は必要ありません。船から空気を供給するレギュレーターを口にくわえ、顔を水中へ入れて観察します。ケージは船に固定され、参加者がサメと自由に泳ぐ体験ではありません。

ロドニー・フォックスの船中泊ツアーには、資格を持つダイバー向けの海底ケージがあります。水面ケージと異なり、より深い場所へ降りるため、スキューバ資格、最近の潜水経験、健康状態の確認が必要です。

野生のホホジロザメポートリンカーン沖・ネプチューン諸島
日帰りケージダイブカリプソ・スター・チャーターズ
船中泊・海底ケージロドニー・フォックス・シャーク・エクスペディションズ
資格不要の水族館ダイブシーライフ・シドニー、シーライフ・メルボルン
有資格者向け水族館ダイブAQWA
旅行日数の目安都市型は半日、ポートリンカーンは最低2~3泊

「シャークダイブ」と書かれていてもケージとは限らない

シーライフとAQWAの体験は、大型水槽内をインストラクターと泳ぐプログラムです。ケージに入るのではなく、サメと同じ水槽を移動します。野生のホホジロザメを目的にする場合は、ポートリンカーンを選んでください。

この体験が向いている旅行者

野生のホホジロザメを見たい人

ポートリンカーンの日帰りまたは船中泊ツアーが対象です。相手は回遊する野生動物のため、見られない可能性も受け入れられる人に向いています。

スキューバ資格を持っていない人

カリプソ・スターの水面ケージ、シーライフ・シドニー、シーライフ・メルボルンは、事前のダイビング資格がなくても参加できます。安全講習と器材練習を受けてから入水します。

天候に左右されにくい体験を希望する人

シドニー、メルボルン、パースの水族館体験が選びやすいでしょう。野生のホホジロザメではありませんが、海況による欠航がなく、都市滞在中の半日で参加できます。

水中写真やサメの行動観察を重視する人

複数日にわたりネプチューン諸島へ滞在するロドニー・フォックスの船中泊ツアーが候補です。水面ケージ、海底ケージ、船上観察を繰り返せるため、日帰りより観察時間を増やせます。

船酔いが強い人には水族館がおすすめ

ポートリンカーンからネプチューン諸島までは外洋を片道約2時間30分~3時間移動します。強い船酔いがある人は、都市型水族館のダイブを検討してください。

日本から参加する方法

日本からアデレードへ

日本からポートリンカーンへ行く場合は、シドニー、メルボルン、ブリスベンなどを経由してアデレードへ入り、国内線へ乗り継ぐ方法が一般的です。

別切り航空券を利用する場合は、入国審査、荷物の受取り、国内線への再チェックインを考え、十分な乗継時間を取ってください。

アデレードからポートリンカーンへ

航空便なら約40~50分、車では約7時間が目安です。日帰りツアーの集合は早朝になるため、前日にポートリンカーンへ入り、終了後も同地に宿泊する日程が安心です。

海況により帰港が遅れる可能性があるため、ツアー終了日にアデレード経由の日本行きへ接続しないでください。

シドニー・メルボルン・パースの水族館

シーライフ・シドニーはダーリングハーバー、シーライフ・メルボルンはCBD南側、AQWAはパース北部のヒラリーズ・ボートハーバーにあります。

シドニーとメルボルンは公共交通で行きやすく、AQWAはパース市内から車、配車アプリ、鉄道とバスを組み合わせて向かいます。

ダイビング後の航空便

スキューバ器材を使う水族館ダイブや海底ケージの後は、一定時間、航空機へ搭乗できません。シーライフでは少なくとも12時間空ける条件が案内されています。

複数回の潜水や深い潜水では、より長い待機時間が必要になる場合があります。運営会社とダイビング医学の指示を優先し、参加日と日本行き航空便を同日に入れないでください。

おすすめツアー・施設6選の比較

ツアー・施設場所体験方式資格
カリプソ・スター日帰りポートリンカーン野生のホホジロザメ・水面ケージ不要
シャーク&アシカ・コンボポートリンカーンアシカスイム+水面ケージ不要
ロドニー・フォックスポートリンカーン船中泊、水面・海底ケージ水面不要、海底は必要
シーライフ・シドニーシドニーCBD水族館水槽、ケージなし不要
シーライフ・メルボルンメルボルンCBD水族館水槽、ケージなし不要
AQWAパース水族館水槽、ダイブまたはシュノーケルダイブは必要

ホホジロザメを第一目的にするならカリプソまたはロドニー・フォックス、旅行日程と予算を抑えてサメの近くへ入りたいなら都市型水族館が現実的です。

1.カリプソ・スターの日帰りツアー

カリプソ・スター・チャーターズ(Calypso Star Charters)は、ポートリンカーンからネプチューン諸島へ向かう日帰りシャーク・ケージ・ダイビングを運航しています。

ツアーは約12時間で、ネプチューン諸島まで片道約2時間30分~3時間。サメが現れると、最大8人程度ずつ水面ケージへ入り、船から供給される空気を使って観察します。

料金には7ミリのウェットスーツ、フード、ブーツ、グローブ、マスク、ケージ利用、海洋公園の訪問者料金、船上の食事と飲み物が含まれます。追加のダイブ料金はありません。

2026年料金1人AU$630
所要時間約12時間
水面ケージスキューバ資格不要
ポートリンカーン送迎往復AU$20。対象ホテルを事前予約
サメ不在時AU$300相当の再利用バウチャー

自然の魚を使ったバーリー

同社は許可を受け、自然の魚を使ったバーリーでサメを船の近くへ誘導します。餌を手渡しする体験ではなく、海洋公園の許可条件と非活動日の規則に従って運航します。

年齢条件

船への乗船自体に一律の年齢上限はありませんが、ケージ入水は原則8歳以上です。16歳未満は常に大人の監督が必要で、同伴する子どもが水中へ入る場合は監督者も一緒に入ります。

2.シャーク&アシカ・コンボ

同じ日にオーストラリアアシカとのスイムと、ホホジロザメのケージダイブを組み合わせる約12時間のツアーです。

アシカはホプキンス島などの浅く比較的穏やかな場所で泳ぎ、ホホジロザメはネプチューン諸島のケージから観察します。2つの体験は別の海域で行われます。

2026年料金1人AU$795
所要時間約12時間
含まれるものアシカ用器材、ケージ装備、食事、海洋公園料金
向いている人ポートリンカーン滞在が短く、2体験を一日にまとめたい人

一日が長く、体力を使う

早朝から外洋へ出て、アシカスイムとケージ入水の両方を行います。船酔いしやすい人、冷えやすい人、小さな子どもには負担が大きくなる場合があります。

3.ロドニー・フォックスの船中泊ツアー

ロドニー・フォックス・シャーク・エクスペディションズは、ネプチューン諸島で2泊以上を過ごす船中泊型のツアーを運航しています。

最大18人ほどの船で、水面ケージ、船上観察、研究解説、条件が整えばアシカとのスイムや島への上陸を組み合わせます。日帰りよりも現地に長く滞在するため、海況やサメの活動変化を待てることが利点です。

水面ケージは資格不要

水面ケージは一般参加者も利用できます。スキューバ資格がなくても、スタッフの説明を受けてホホジロザメを観察できます。

海底ケージは有資格者向け

世界でも珍しい海底ケージは、スキューバ資格を持つ参加者のみ利用できます。水面より深い位置から、サメの泳ぎ方や海底環境を観察します。

料金は日程と客室で異なる

2泊、3泊、5泊以上、研究者や写真家が同行する特別便など、内容が多岐にわたります。固定の一律料金ではないため、公式のツアー日程表で空席、客室、料金を確認してください。

4.シーライフ・シドニー

シャーク・ダイブ・エクストリームは、ダーリングハーバーのシーライフ・シドニー水族館で行われる、ケージを使わないスキューバ体験です。

シロワニ、ポートジャクソンシャーク、オオセ、エイ、ウミガメなどが暮らすShark Valleyへインストラクターと入ります。事前のダイビング資格は不要です。

2026年通常料金1人AU$349
最低年齢14歳
全体所要時間約2時間30分~3時間
水中時間約25~30分
定員1回最大4人

初めてのスキューバでも参加可能

約90分の説明、器材装着、浅い場所での練習後に水槽へ入ります。参加者は基本的な泳力が必要で、医療質問票への回答が必要です。

妊娠中は参加不可

呼吸器、心臓、耳・副鼻腔、神経、手術歴、処方薬などに該当する場合、認定ダイビング医の診断書を求められることがあります。予約前に医療条件を確認してください。

5.シーライフ・メルボルン

メルボルンCBDのシーライフ・メルボルンでも、サメ、エイなどが暮らす大型水槽へ入るShark Dive Xtremeを実施しています。

こちらもケージを使わず、事前のスキューバ資格は不要です。安全説明、器材練習、約30分の水中体験を含め、半日程度を見込みます。

2026年料金1人AU$360
最低年齢14歳
水中時間約30分
定員1回最大4人
資格不要

英語で安全説明を理解する必要がある

公式条件では、安全上の理由から英語を話し、指示を理解できることが求められます。通訳者が水中で代わりに指示を伝える形式ではありません。

個人の水中カメラは持込み不可

ウェットスーツとスキューバ器材は施設側が用意します。GoProなどの個人用水中機材は持ち込めません。水着とタオルを持参してください。

6.西オーストラリア水族館AQWA

AQWA(Aquarium of Western Australia)では、約300万リットルのShipwreck Coast水槽で、サメ、エイ、ガーフィッシュ、ウミガメ、魚の群れと泳げます。

スキューバダイブとシュノーケルの2種類があり、どちらもケージは使用しません。

Dive With Sharks

14歳以上の有資格ダイバー向けです。PADIオープンウォーターまたは同等資格が必要で、最近12か月以内のダイビング経験、または十分なログを提示します。

通常料金はAU$210で、2026年8月31日までの対象予約にはプロモーションコード利用でAU$158の販売例があります。約30分の水中時間とAQWA入館料が含まれます。

Snorkel With Sharks

スキューバ資格は不要ですが、14歳以上で、シュノーケル器材を使って30分以上泳げる経験者が対象です。初心者向けのシュノーケル教室ではありません。

通常料金はAU$196相当、2026年8月末までの対象予約ではAU$147の販売例があります。最新料金は予約画面を確認してください。

ケージダイビングと水族館ダイブの違い

比較ポートリンカーン都市型水族館
環境外洋、野生動物管理された大型水槽
サメ主にホホジロザメシロワニ、オオセ、ネコザメ類など
ケージ使用する使用しない
遭遇保証なし水槽内に動物がいる
天候欠航・変更あり通常は天候の影響が小さい
旅行日数最低2~3泊推奨半日
船酔い強い可能性なし

迫力だけで選ばない

野生のホホジロザメは特別な体験ですが、長い外洋航海、欠航、遭遇なしの可能性があります。短い旅行、子ども連れ、船酔いが心配な人には水族館の方が満足しやすい場合があります。

見られるサメの種類

ホホジロザメ

ポートリンカーンの主役です。回遊する野生個体のため、大きさ、頭数、性別、接近距離は日ごとに異なります。

シロワニ

シーライフ・シドニーなどで見られる大型のサメです。英語名はGrey Nurse Sharkで、鋭い歯が目立ちますが、水槽内では飼育員とダイブチームが行動を管理しています。

オオセ・ポートジャクソンシャーク

海底で休むことの多い底生性のサメです。水族館ダイブでは、ホホジロザメとは異なる体形と泳ぎ方を近くで観察できます。

AQWAの西オーストラリア海洋生物

サメだけでなく、大型エイ、ガーフィッシュ、アカウミガメ、沿岸魚類が同じ水槽で暮らしています。参加日の展示動物は変更される場合があります。

ダイビング資格・泳力・英語

体験資格必要な能力
カリプソ水面ケージ不要レギュレーター呼吸、ケージへの昇降
ロドニー水面ケージ不要安全説明に従う
ロドニー海底ケージ必要認定資格、最近の潜水経験
シーライフ・シドニー不要基本的な泳力、医療条件
シーライフ・メルボルン不要英語、安全説明、器材を運ぶ体力
AQWAダイブ必要資格証、12か月以内の経験
AQWAシュノーケル不要30分以上の経験ある泳力

「資格不要」は、泳げなくてもよい、健康申告が不要という意味ではありません。水中でパニックを起こさず、マスクやレギュレーターを使い、スタッフの指示に従えることが条件です。

2026年の料金・所要時間

ツアー・施設料金の目安所要時間
カリプソ日帰りAU$630約12時間
カリプソ・コンボAU$795約12時間
ロドニー・フォックス日程・泊数・客室で異なる2泊以上
シーライフ・シドニーAU$349約2.5~3時間
シーライフ・メルボルンAU$360半日
AQWAダイブ通常AU$210約1~2時間
AQWAシュノーケル通常AU$196相当約1~2時間

料金は2026年8月時点の公式表示を基にしています。期間限定割引、海洋公園料金、送迎、写真、第三者予約サイトの手数料により最終額が変わります。

ポートリンカーンでの集合・宿泊

カリプソの事務所と乗船場所はポートリンカーン・マリーナ地区です。予約確認書に記載された集合時刻と場所を優先してください。

対象宿泊施設からの往復送迎は1人AU$20で、前日夕方までの予約が必要です。ポートリンカーン・ホテルでは、直接予約者向けに独自の無料送迎が案内される場合があります。

最低2泊がおすすめ

前日に到着し、ツアー当日もポートリンカーンに泊まる2泊が最低ラインです。悪天候時の振替を考えるなら3泊以上にします。

アデレードからの日帰りは避ける

早朝の集合、帰港時刻の変動、国内線の欠航リスクがあります。ツアー当日にアデレードから飛んで参加する計画は現実的ではありません。

ベストシーズンと遭遇率

ホホジロザメは回遊動物で、毎年同じ月に同じ頭数が現れるわけではありません。カリプソは過去の目撃記録を公開していますが、「必ず見られる月」を断定していません。

同社が公表する2011年以降の平均的な日別成功率は約83%です。これは長期平均であり、旅行日にサメが見られる確率を保証するものではありません。

冬から春

大型のメスが現れる可能性がある一方、南大洋の風、波、低温が厳しくなります。船中泊ツアーは、天候の変化を待つため長めの日程が組まれることがあります。

夏から秋

日が長く、比較的暖かいため、日帰り旅行を計画しやすい時期です。ただし、サメの活動は気象だけでは予測できません。

サメが現れなかった場合

カリプソはAU$300のバウチャー

ホホジロザメを目撃できなかった場合、参加者にはAU$300相当の再利用バウチャーが提供されます。全額返金や無料再乗船ではありません。

日本からの旅行者は、同じ旅行中に再参加できない可能性があります。バウチャーの有効期限、本人確認、差額支払い、譲渡可否を予約条件で確認してください。

ロドニー・フォックスも自然条件が優先

複数日ツアーは観察機会を増やせますが、サメの出現を保証する商品ではありません。運航日程は天候、安全、野生動物の行動により変更されます。

ポートリンカーン滞在の前半に予約

悪天候による欠航や日程変更に備え、到着翌日にツアーへ参加し、その後に予備日を残してください。

子ども・シニア・健康上の条件

子ども

カリプソのケージ入水は原則8歳以上で、16歳未満は大人の監督が必要です。シーライフとAQWAは14歳以上です。

長時間の船旅、冷たい海水、レギュレーター呼吸に対応できるかを考え、年齢だけで判断しないでください。

シニア

年齢上限がない体験でも、揺れる船上の移動、段差、ケージへの梯子、ウェットスーツの着脱が必要です。膝、腰、心肺機能に不安がある場合は事前相談します。

持病・薬・妊娠

喘息、てんかん、心疾患、耳や副鼻腔の問題、手術歴、失神歴、処方薬の服用などは、医師の許可が必要になる場合があります。

妊娠中はスキューバ体験へ参加できません。水面ケージについても、外洋の揺れと圧力変化を考え、医師と運営会社へ確認してください。

船酔いと外洋の注意

ネプチューン諸島への航路は南大洋の外洋です。港内が穏やかでも、岬を越えると大きく揺れることがあります。

酔い止めは事前に準備

運営会社は、普段酔わない人にも酔い止めを推奨しています。服用時間、眠気、持病との相互作用は医師または薬剤師へ確認してください。

前日の飲酒を控える

睡眠不足、脱水、二日酔いは船酔いを悪化させます。前夜は軽い食事にし、十分な睡眠を取ります。

帰港後の運転

一日船に乗った後は疲労が残ります。長距離ドライブや夜間運転を避け、ポートリンカーン市内に宿泊してください。

装備・服装・写真

  • 水着
  • 大きめのタオル
  • 乾いた下着と着替え
  • 防風・防水ジャケット
  • 暖かいフリース
  • 帽子、サングラス
  • 日焼け止め
  • 酔い止めと常用薬
  • 予約確認書
  • ダイビング資格証(必要な体験のみ)
  • 小型の防水カメラ
  • モバイルバッテリー

ポートリンカーンは真夏でも冷える

7ミリのウェットスーツを着ても、海から上がった後に風で体が冷えます。季節にかかわらず暖かい上着を持参してください。

カメラの規則は施設ごとに異なる

カリプソとAQWAでは小型カメラを相談できますが、ストロボや大型機材に制限があります。シーライフの水槽内には個人のGoProを持ち込めません。

予約・取消条件

カリプソの変更・取消

7日前までの日付変更は追加料金なしの案内があります。7日前から48時間前までの変更には手数料が発生し、48時間以内の変更はできません。

出航48時間以内の取消と不参加は返金されません。第三者の予約サイトを利用した場合は、その販売会社の条件が優先されます。

水族館ダイブ

少人数制のため、週末と学校休暇は早く満席になります。医療申告で医師の許可が必要になった場合、書類を得る前に予約しない方が安全です。

予約する順番

  1. 野生のホホジロザメか、水族館のサメかを決める
  2. 最低年齢、資格、泳力、健康条件を確認する
  3. ダイビング後の航空便までの時間を確保する
  4. 体験の空席を確認する
  5. ポートリンカーンの場合は前後泊と国内線を手配する
  6. 取消補償を含む旅行保険へ加入する
  7. 前日に天候、集合場所、持ち物を再確認する

航空券より先に催行日を確認

ネプチューン諸島には非活動日が設けられ、毎日ツアーが出るわけではありません。希望するツアーの空席と催行日を確認してから、ポートリンカーン便を予約してください。

モデル日程

ポートリンカーン2泊3日・日帰りケージ

日程モデルプラン
1日目アデレードからポートリンカーンへ。ホテル到着後、早めに夕食。
2日目早朝集合。ネプチューン諸島でケージダイブ。帰港後は市内泊。
3日目予備日またはポートリンカーン観光。午後以降にアデレードへ。

ポートリンカーン3泊4日・予備日付き

日程モデルプラン
1日目ポートリンカーン到着。
2日目シャーク・ケージ・ダイビング。
3日目欠航時の振替日。通常はアシカ、海岸、国立公園観光。
4日目アデレードへ戻る。

シドニー半日プラン

時間モデルプラン
午前ダーリングハーバーの水族館へ。受付と医療書類確認。
講習器材説明、練習、安全ブリーフィング。
水中約25~30分のShark Dive Xtreme。
午後水族館を見学。航空便は翌日以降にする。

メルボルン半日プラン

時間モデルプラン
08:45または12:45頃指定されたブリーフィング時刻に合わせて到着。
講習約45分の説明と30~45分の着替え・練習。
水中約30分のダイブ。
終了後CBD観光。少なくとも12時間は航空機へ乗らない。

パース・AQWAプラン

時間モデルプラン
午前パース市内からヒラリーズへ移動。
受付資格証、医療条件、器材サイズを確認。
体験約15分の説明後、約30分のダイブまたはシュノーケル。
午後AQWA館内とヒラリーズ・ボートハーバーを見学。

安全・動物福祉・旅行保険

ケージから手足を出さない

サメが近づいても、ケージの外へ手、足、カメラを突き出さないでください。レギュレーターを外したり、独自の位置へ移動したりせず、クルーの指示を守ります。

野生動物は保証されない

サメが現れない、近づかない、海況によりケージを下ろせない場合があります。動物を無理に追跡するよう求めないでください。

水槽内でも触らない

水族館の動物も、展示物ではなく生きた動物です。サメ、エイ、ウミガメへ触れず、一定の距離と決められた姿勢を保ちます。

旅行保険

悪天候による欠航、国内線変更、追加宿泊、病気、けが、救急搬送、ダイビング活動を補償する保険を選びます。

シャークダイビングが「スクーバダイビング」「野生動物アクティビティ」「アドベンチャースポーツ」の対象外になっていないか、約款を確認してください。

サメを見るために安全条件を妥協しない

天候中止、医療条件による参加不可、サメ不在は残念ですが、安全と動物福祉が優先されます。帰国便や予定を詰めすぎず、変更に対応できる日程を組んでください。

シャークダイビングに関するよくある質問(FAQ)

オーストラリアで野生のホホジロザメとケージダイビングできる場所はどこですか?

南オーストラリア州ポートリンカーン沖のネプチューン諸島です。日帰りのカリプソ・スターと、船中泊のロドニー・フォックスが代表的です。

スキューバダイビング資格は必要ですか?

水面ケージ、シーライフ・シドニー、シーライフ・メルボルンは資格不要です。ロドニー・フォックスの海底ケージとAQWAのスキューバダイブには資格が必要です。

ポートリンカーンの日帰りツアーはいくらですか?

2026年8月時点でカリプソ・スターの日帰りツアーは1人AU$630です。海洋公園料金、ケージ利用、器材、食事が含まれます。

ホホジロザメは必ず見られますか?

保証されません。回遊する野生動物で、日によって姿を見せないことがあります。カリプソが公表する2011年以降の平均日別成功率は約83%です。

サメが見られなかった場合は全額返金ですか?

カリプソでは全額返金ではなく、AU$300相当の再利用バウチャーが案内されます。最新の有効期限と利用条件を確認してください。

何歳からケージへ入れますか?

カリプソでは原則8歳以上です。16歳未満は大人の監督が必要です。船中泊ツアーは日程ごとに年齢条件を確認してください。

泳げなくても参加できますか?

水面ケージでは自由に泳ぎませんが、水への恐怖がなく、レギュレーター呼吸と梯子の昇降ができる必要があります。水族館ダイブでは基本的な泳力が求められます。

ポートリンカーンには何泊必要ですか?

最低2泊、天候の予備日を残すなら3泊以上がおすすめです。ツアー当日にアデレードから到着したり、終了後すぐ航空便へ乗ったりする計画は避けてください。

シドニーとメルボルンの体験はケージダイビングですか?

いいえ。水族館の大型水槽へインストラクターと入り、サメやエイの近くを泳ぐケージなしのスキューバ体験です。

ダイビング後すぐ飛行機へ乗れますか?

スキューバダイビング後は搭乗まで待機時間が必要です。シーライフでは少なくとも12時間空ける条件があります。複数回・深い潜水は運営会社の指示を確認してください。

船酔いが心配です。どの体験がよいですか?

強い船酔いがある場合は、シドニー、メルボルン、パースの水族館がおすすめです。ネプチューン諸島への航路は外洋で大きく揺れることがあります。

オーストラリアのシャークダイビングに関する参考情報

まとめ:野生のホホジロザメか、都市型のシャークダイブかを選ぶ

オーストラリアで野生のホホジロザメをケージから観察するなら、目的地はポートリンカーン沖のネプチューン諸島です。

初めてで日程を短くしたい人はカリプソ・スターの日帰りツアー、複数日かけてサメの行動を観察し、資格を生かして海底ケージへ入りたい人はロドニー・フォックスが向いています。

シドニーとメルボルンでは、資格不要で水族館の大型水槽へ入れます。パースのAQWAでは、有資格者向けダイブと経験者向けシュノーケルから選べます。ただし、いずれもケージダイビングではありません。

ホホジロザメは野生動物で、遭遇や接近を保証できません。外洋の揺れ、欠航、帰港遅延を考え、ポートリンカーンには予備日を残してください。

安全説明、医療条件、飛行までの待機時間を守り、サメを恐怖の対象として消費するのではなく、海洋生態系を支える野生動物として観察することが大切です。

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