タスマニア島の果物狩りおすすめ10選|さくらんぼ・いちご・ベリー・りんごの旬と人気農園

タスマニア島(Tasmania)は、オーストラリアでも果物のおいしさで知られる地域です。夏になると、さくらんぼ、いちご、ラズベリー、ブルーベリー、ブラックベリーなどが一斉に旬を迎え、ホバート(Hobart)近郊からローンセストン(Launceston)、北西部まで、ピック・ユア・オウンを楽しめる農園が点在しています。

現地では果物狩りをピック・ユア・オウン(Pick Your Own/PYO)と呼びます。入場料を払って自分で収穫する農園、採った分を重量で購入する農園、宿泊やカフェと組み合わせて楽しめる農園など、施設ごとにスタイルはさまざまです。

タスマニアの特徴は、涼しい気候を生かしたベリー類とさくらんぼの種類が非常に豊富なこと。12月~2月は特に果物狩りの選択肢が多く、夏のドライブ旅行と相性のよい体験です。秋に入ると、りんごや梨、遅い時期のブルーベリーなども楽しめます。

2026年8月現在は冬で、多くの果物狩り農園がオフシーズンです。タスマニア州政府の収穫カレンダーでは、いちごは10月~5月、さくらんぼは12月~2月、ブルーベリーやラズベリーは12月~5月、りんごは2月~5月が主な収穫期とされています。

この記事では、日本からタスマニアを訪れる旅行者と在豪邦人向けに、おすすめの果物狩り農園10か所、果物ごとの旬、予約・料金、ホバートやローンセストンからの行き方、タスマニアへ生の果物を持ち込む際の州内検疫、日本へ持ち帰る際の植物検疫までまとめて紹介します。

タスマニアの果物狩りはどんな感じ?

タスマニアの果物狩りは、観光専用施設というより、実際に果物を生産している農園が収穫期だけ一般客を受け入れるスタイルが中心です。

夏はベリーとさくらんぼが主役

12月から2月は、さくらんぼ、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリーなどが一気に旬を迎えます。旅行者が果物狩りを楽しむなら最も選択肢が多い時期です。

秋はりんご・梨・遅いベリー

タスマニア州政府の収穫カレンダーでは、りんごは2月~5月、梨は2月~3月、ブルーベリーやラズベリーは5月頃まで収穫が続きます。

ホバート周辺にも農園が多い

ソレル、ウェスタウェイ、ヒューオン・バレー(Huon Valley)など、ホバートから1時間以内で行ける農園がいくつもあります。

北部・北西部はベリー類が充実

ローンセストン近郊のヒルウッドやディルストン、北西部のターナーズ・ビーチなどにもピック・ユア・オウン農園があります。

果物別・タスマニアの収穫シーズン

果物おおよその時期主なエリア
いちご10月~5月ソレル、ヒルウッド、北西部
さくらんぼ12月~2月ソレル、タマール・バレー、ロス
ラズベリー12月~5月ウェスタウェイ、ヒルウッド、北西部
ブルーベリー12月~5月ヒューオン・バレー、ヒルウッド
ブラックベリーなど夏~秋ウェスタウェイ、ターナーズ・ビーチ
桃・アプリコット1月~2月頃ソレル周辺
りんご2月~5月南部・北部・北西部
2月~3月南部・北部

収穫時期は、その年の気温や雨量で前後します。タスマニアは夏でも比較的涼しく、果実の成熟が本土より遅れることがあります。

主な果物狩りエリア

ソレル・タスマン半島入口

ホバートから北東へ約25~30分。ソレル・フルーツ・ファームとアイアン・クリーク・ベイ・エステートがあり、さくらんぼ、いちご、核果類を楽しめます。

ダーウェント・バレー

ウェスタウェイ(Westerway)はマウント・フィールド国立公園へ向かう途中にあり、夏のベリー狩りとラッセル滝観光を組み合わせやすい地域です。

ヒューオン・バレー

グローブ(Grove)周辺はりんごの産地として知られ、ブルーベリー狩りや果樹園直売所も点在しています。

タマール・バレー・北西部

ヒルウッド、ディルストン、マウント・ディレクション(Mount Direction)、ターナーズ・ビーチ(Turners Beach)などに、ベリーやさくらんぼの農園が集まっています。

ソレル・フルーツ・ファーム

ソレル・フルーツ・ファーム(Sorell Fruit Farm)は、ホバート近郊を代表するピック・ユア・オウン農園です。

果物の種類が非常に多い

いちご、さくらんぼ、アプリコット、ブラックベリー、ブルーベリー、ネクタリン、桃、プラム、りんご、ナシ、梨などを季節ごとに収穫できます。

主な営業期間は11月~4月頃

12月と1月は果物が多く、通常は10:00~16:00頃まで営業します。それ以外の月は収穫量に応じて営業日が変わります。

ホバートから約25分

タスマン半島やポート・アーサー方面へ向かう途中にあるため、ドライブ旅行に組み込みやすい農園です。

当日の営業確認が必須

果物の熟し具合で営業日が変わるため、最新の公式SNSを確認してから出発してください。

アイアン・クリーク・ベイ・エステート

アイアン・クリーク・ベイ・エステート(Iron Creek Bay Estate)は、ソレルのアーサー・ハイウェイ沿いにある果樹園、レストラン、宿泊施設の複合施設です。

さくらんぼ・アプリコット・りんご・梨・プラム

公式案内では複数の果樹を栽培し、来園者が自分で収穫できるピック・ユア・オウンを行っています。

ホバート空港から約15分

ホバート中心部から約30分、空港から約15分とアクセスしやすいのが特徴です。

家族向け設備が充実

レストラン、遊具、農場動物、散策路などがあり、小さな子ども連れでも半日過ごしやすい施設です。

収穫カレンダーは事前確認

果物の種類ごとの収穫時期は年によって変わるため、最新の公式案内を確認してください。

ウェスタウェイ・ベリー・ファーム

ウェスタウェイ・ベリー・ファーム(Westerway Berry Farm)は、ホバートから北西へ約1時間、マウント・フィールド国立公園近くにあるベリー農園です。

ラズベリーなど種類が豊富

ラズベリー、ブラックカラント、ブラックベリー、シルバンベリーなど、タスマニアらしいベリー類を楽しめます。

夏が最盛期

温暖な時期になると一般客向けのピック・ユア・オウンを行います。

マウント・フィールド観光と相性抜群

ラッセル滝へ向かう途中にあるため、午前に果物狩り、午後に国立公園散策という組み合わせもできます。

農園直売もあり

自分で摘むだけでなく、パック入りのベリー、ジャム、アイスクリームなども購入できます。

サムシング・フロム・ザ・グラウンド

サムシング・フロム・ザ・グラウンド(Something from the Ground)は、ヒューオン・バレーのグローブにあるオーガニック・ブルーベリー農園です。

ブルーベリー狩りは1月~3月

例年1月から3月にピック・ユア・オウンを行い、土曜を中心に一般開放します。

持続可能な栽培

農薬や化学的な負荷を抑えた生物的農法を取り入れ、オーガニック・ブルーベリーを生産しています。

ウィリー・スミスのすぐ近く

ヒューオン・ハイウェイ沿いで、ウィリー・スミス・アップル・シェッドの隣に近い立地です。ヒューオン・バレーの食べ歩きと組み合わせやすいでしょう。

ヒルウッド・ベリーズ

ヒルウッド・ベリーズ(Hillwood Berries)は、タマール・バレーのヒルウッドにある家族経営のベリー農園です。

ローンセストンから約20分

北部を旅行する人にとって、最も立ち寄りやすいピック・ユア・オウン農園のひとつです。

いちご・ラズベリー・ブラックベリー

季節によって複数のベリーを自分で摘めます。公式サイトではいちごとラズベリー、ブラックベリーのPYO料金も掲載されています。

主なシーズンは10月~5月頃

タスマニア公式観光サイトでは、季節のピック・ユア・オウンをおおむね10月から5月と案内しています。

カフェも人気

ベリーを使ったパンケーキ、スコーン、アイスクリームなどがあり、果物狩りの後に休憩できます。

ザ・ベリー・パッチ

ザ・ベリー・パッチ(The Berry Patch)は、北西部のターナーズ・ビーチにあるベリー農園、カフェ、ファームショップの複合施設です。

夏のピック・ユア・オウン

夏になると、畑を歩きながら自分でベリーを摘んでパネットをいっぱいにすることができます。

主なシーズンは11月~5月

タスマニア観光情報では、季節のベリー狩りを11月から5月頃まで楽しめると案内しています。

カフェ目的でも楽しめる

薪窯ピザや自家製ベリーアイスクリームが人気で、果物狩りができない日でも立ち寄る価値があります。

北西部ロードトリップに便利

デボンポート(Devonport)やウルバーストン(Ulverstone)から近く、クレイドル・マウンテン方面への旅にも組み込みやすい農園です。

イースト・テイマー・チェリーズ

イースト・テイマー・チェリーズ(East Tamar Cherries/Aunita Cherries)は、マウント・ディレクションにあるさくらんぼ農園です。

さくらんぼのピック・ユア・オウン

チェリーシーズンには、自分でさくらんぼを摘むピック・ユア・オウンを行います。

主な時期は12月~1月

開園期間は短く、収穫量によって前後します。

ローンセストンから日帰り圏

イースト・テイマー・ハイウェイ沿いにあり、タマール・バレー観光と組み合わせやすい立地です。

リーズ・オーチャード

リーズ・オーチャード(Lees Orchard)は、ディルストン(Dilston)にある1916年創業の家族経営果樹園です。

ローンセストン中心部から約10分

市内から非常に近く、短時間の果物狩りにも向いています。

さくらんぼ狩りはクリスマス後

公式の季節案内では、さくらんぼは12月中旬から1月末頃まで販売され、ピック・ユア・オウンはクリスマス後に行われます。

2026年は1月末までPYO

2026年シーズンは1月30日がピック・ユア・オウン最終日となり、その後もしばらく店頭販売が続きました。

りんご・梨の直売も

3月~11月頃はりんごや梨の農園直売も行っています。

サマコーツ・チェリーズ

サマコーツ・チェリーズ(Somercotes Cherries)は、ロス(Ross)にある歴史あるさくらんぼ農園です。

タスマニア中央部の立ち寄りスポット

ホバートとローンセストンの中間に近く、ミッドランド・ハイウェイを使うロードトリップで立ち寄りやすい場所です。

さくらんぼは12月~2月

公式サイトでは、早い品種から遅い品種まで12月初旬から2月中旬~後半にかけて収穫されます。

農園直売と季節体験

収穫期には農園ショップが開き、タスマニア産の新鮮なさくらんぼを購入できます。ピック・ユア・オウンの有無や開催日はシーズン前に確認してください。

マウント・ノーモン・ファーム

マウント・ノーモン・ファーム(Mount Gnomon Farm)は、北西部のペンギン(Penguin)近郊にある農場・宿泊施設です。

りんご園を歩ける農場

農園には果樹園があり、季節にはりんごを自分で摘む体験が紹介されています。

ファームステイと相性が良い

宿泊用ドーム、農場動物、サイダー、季節イベントなどがあり、果物狩りだけでなく農場体験そのものを楽しめます。

利用条件は事前確認

一般のピック・ユア・オウン農園とは営業形態が違うため、宿泊者向けかイベント参加者向けかを予約前に確認してください。

おすすめ農園比較

農園代表的な果物特徴
ソレル・フルーツ・ファームいちご、さくらんぼ、桃、りんご種類が多く、ホバートから近い
アイアン・クリーク・ベイさくらんぼ、アプリコット、りんごレストラン・宿泊・動物あり
ウェスタウェイ・ベリー・ファームラズベリー、ブラックベリーマウント・フィールド観光と好相性
サムシング・フロム・ザ・グラウンドブルーベリーヒューオン・バレー、オーガニック
ヒルウッド・ベリーズいちご、ラズベリーローンセストンから約20分
ザ・ベリー・パッチベリー類北西部、カフェが充実
イースト・テイマー・チェリーズさくらんぼタマール・バレー
リーズ・オーチャードさくらんぼローンセストンから約10分
サマコーツ・チェリーズさくらんぼロス、ホバート~ローンセストン間
マウント・ノーモン・ファームりんご農場・宿泊体験型

予約・料金・営業日の注意

予約不要の農園も多い

一般客が予約なしで利用できる農園もありますが、収穫量によって当日早く受付を終えることがあります。

小規模農園は事前連絡がおすすめ

ブルーベリーやさくらんぼの小規模農園では、営業日が週末だけだったり、電話やSNSで開園日を案内したりするケースがあります。

料金は重量制が中心

採った果物を1kg単位やパネット単位で購入する方式が一般的です。入場料が別にかかる農園もあります。

過去の料金より最新情報を優先

果物の収量や人件費で料金は毎年変わるため、訪問年の公式案内を確認してください。

ホバート・ローンセストンからの行き方

基本はレンタカーが便利

農園の多くは郊外にあり、公共交通だけでは行きにくいため、旅行者にはレンタカーが実用的です。

ホバート周辺は30~60分

ソレルは約25~30分、ウェスタウェイは約1時間、グローブは約30分程度が目安です。

ローンセストン周辺は近距離農園が多い

リーズ・オーチャードは市内から約10分、ヒルウッドは約20分なので半日でも訪れやすいでしょう。

北西部はロードトリップ向き

ザ・ベリー・パッチやマウント・ノーモンは、デボンポート、ウルバーストン、ペンギンを巡る旅と組み合わせるのがおすすめです。

服装・子ども連れのポイント

閉じた靴で行く

農園内は土や草地が多いため、スニーカーなど汚れてもよい靴がおすすめです。

夏でも上着があると安心

タスマニアは夏でも朝晩や風の強い日は涼しくなります。薄手の上着を車に入れておくと便利です。

日差し対策は必要

晴天時は紫外線が強いため、帽子、日焼け止め、水を用意してください。

子どもは農機具に注意

一般の観光施設ではなく現役の農場なので、収穫区画から勝手に離れないようにしましょう。

タスマニアへ果物を持ち込む時の検疫

タスマニアは島内の農業と自然環境を守るため、他州からの生の果物・野菜の持ち込みを厳しく制限しています。

本土から生果物を持ち込まない

2026年8月現在、タスマニア州の旅行者向け規則では、生の果物や野菜は原則として持ち込み不可です。

フェリー利用時も同じ

スピリット・オブ・タスマニアで持ち込んだ食べ物は、船内で食べ切るか、到着前に指定の廃棄場所へ捨てる必要があります。

迷ったら申告

到着時に判断が難しいものがある場合は、バイオセキュリティ・タスマニアの係員へ申告し、確認を受けてください。

タスマニアから他州へ出る時も注意

オーストラリア各州で持ち込み規則が違います。果物狩りで採った果物を州外へ運ぶ場合は、到着先州の規則を確認してください。

採った果物を日本へ持ち帰れる?

果物狩りで採った生の果物は、基本的にタスマニア滞在中に食べ切るのが最も簡単です。

日本への生果実持ち込みは植物検疫の対象

海外から日本へ持ち込む果物は植物検疫の対象で、種類によっては輸入禁止です。

検査証明書が必要な果物もある

持ち込み可能な植物でも、原則として輸出国政府機関が発行する植物検査証明書が必要です。

りんご・さくらんぼなどは特に注意

日本への生果実の持ち込み条件は原産地と果物の種類で変わります。オーストラリア本土とタスマニアでも条件が異なる場合があるため、植物防疫所の最新データベースで確認してください。

農園のレシートでは代用できない

自分で採った果物や農園直売品であっても、購入レシートだけでは植物検査証明書の代わりになりません。

タスマニアの果物狩りに関するよくある質問(FAQ)

タスマニアで果物狩りをするならいつがおすすめですか?

最も選択肢が多いのは12月~2月です。さくらんぼ、いちご、ラズベリー、ブルーベリーなどが旬を迎えます。

ホバートから近い果物狩り農園はどこですか?

ソレル・フルーツ・ファームとアイアン・クリーク・ベイ・エステートが車で約25~30分と便利です。

ローンセストンから近い農園はありますか?

リーズ・オーチャードが約10分、ヒルウッド・ベリーズが約20分で行けます。

さくらんぼ狩りはいつですか?

タスマニアではおおむね12月~2月です。農園によって収穫開始日と終了日が違います。

ベリー狩りはいつ楽しめますか?

いちごは10月~5月、ラズベリーやブルーベリーは12月~5月頃が主な収穫期です。

2026年8月に果物狩りはできますか?

冬は多くの農園がオフシーズンです。主な果物狩りシーズンは10月頃から始まり、12月以降に本格化します。

予約なしでも行けますか?

農園によります。予約不要の施設もありますが、小規模農園や収穫量が少ない日は事前確認がおすすめです。

本土から果物をタスマニアへ持ち込めますか?

2026年8月現在、生の果物や野菜は原則としてタスマニアへ持ち込めません。到着時のバイオセキュリティ規則に従ってください。

採った果物を他州へ持って行けますか?

到着先の州によって条件が違います。州境を越える前に、各州のバイオセキュリティ規則を確認してください。

果物狩りで採った果物を日本へ持ち帰れますか?

果物の種類によっては輸入禁止で、持ち込み可能な場合でも植物検査証明書が必要です。旅行者はタスマニア滞在中に食べ切るのが簡単です。

タスマニアの果物狩りに関する参考情報

まとめ:タスマニアの果物狩りは12月~2月が特におすすめ

タスマニアでは、夏にさくらんぼ、いちご、ラズベリー、ブルーベリーなどが旬を迎え、ホバート周辺、タマール・バレー、北西部まで多くの農園で果物狩りを楽しめます。

ホバートからならソレルやウェスタウェイ、ローンセストンからならヒルウッドやディルストンが訪れやすく、北西部を周遊するならザ・ベリー・パッチもおすすめです。

2026年8月現在は冬のオフシーズンで、果物狩りが本格化するのは10月以降です。12月~2月は最も選択肢が多くなるため、夏休み旅行との相性も良いでしょう。

タスマニアは本土からの生果物・野菜の持ち込みにも厳しい検疫があります。また、日本へ持ち帰る場合も植物検疫の対象です。採った果物は現地で新鮮なうちに味わうのがおすすめです。

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