オルフェウス島完全ガイド|行き方・料金・オールインクルーシブ・過ごし方

オルフェウス島は、タウンズビルの北、パーム諸島の海域に浮かぶグレート・バリア・リーフの島です。島の大部分は国立公園に指定され、海岸のすぐ先にはフリンジングリーフが広がっています。

一般旅行者が宿泊するのは、島の西側ハザード湾にあるオルフェウス・アイランド・ロッジ(Orpheus Island Lodge)です。客室は14室、宿泊者は最大28人。大型リゾートのようなにぎやかさはなく、海、食事、静かな時間を少人数で楽しむ高級オールインクルーシブ型のロッジです。

2026年前半は改装のため休業していましたが、北側のビーチフロント客室を刷新し、2026年7月1日に営業を再開しました。新しい北側客室には、屋外バス、屋外シャワー、広いデッキ、海を望むラウンジなどが加わっています。

島への定期アクセスは、タウンズビル空港からのヘリコプターです。飛行時間は約30分。上空からサンゴ礁、島々、海の色を眺める移動そのものが、滞在の大きな見どころになります。

宿泊料金には、1日3食、オーストラリア産ワイン・ビール・スピリッツ、ミニバー、毎日の体験プログラム、カヤック、SUP、カタマラン、シュノーケル器材、軽い釣り道具などが含まれます。一方、ヘリコプター、スパ、スキューバダイビング、外礁への専用船、特別なプライベートダイニングは通常別料金です。

この記事では、日本から訪れる旅行者向けに、2026年の営業状況、アクセス、ヘリコプター料金、荷物制限、客室、オールインクルーシブの範囲、食事、海のアクティビティ、国立公園、ベストシーズン、予約方法、モデル日程まで詳しくまとめます。

オルフェウス島とは?

オルフェウス島(Orpheus Island)は、タウンズビルの北約80キロ、パーム諸島に属する島です。南北約11キロの海岸線を持ち、1,000ヘクタールを超える島の大部分が国立公園です。

島の周囲には、グレート・バリア・リーフ海洋公園のサンゴ礁と保護海域が広がっています。島の西側は比較的穏やかな海に面し、ロッジはハザード湾のビーチ沿いに建っています。

島内に町、一般商店、道路網はありません。ロッジの宿泊者は、客室、メインパビリオン、プール、ビーチ、桟橋を中心に過ごします。

所在地クイーンズランド州・パーム諸島
タウンズビルから北へ約80km
主なアクセスタウンズビル空港からヘリコプター約30分
宿泊施設オルフェウス・アイランド・ロッジ
客室数14室
最大宿泊者数28人
宿泊方式高級オールインクルーシブ
おすすめ滞在3~5泊

日帰り観光を大量に受け入れる島ではなく、少人数で海と自然を楽しむことが前提です。客室数が少ないため、学校休暇、冬の乾季、年末年始、ハネムーン需要が重なる時期は、かなり早く満室になります。

宿泊費だけでなく、ヘリコプターを含めて考える

オルフェウス島では、タウンズビルからのヘリコプターが実質的なアクセス費になります。客室料金だけで比較せず、往復ヘリコプター、タウンズビル前後泊、国内線まで含めた総額で判断してください。

先住民文化と島の自然

オルフェウス島と周辺のパーム諸島は、マンバラ族(Manbarra People)をはじめとする地域の先住民にとって、海と陸がつながる重要なカントリーです。

ビーチ、サンゴ礁、貝、魚、植物、遺跡は、単なる観光資源ではありません。旅行者は指定された区域を利用し、貝殻、サンゴ、石、植物を持ち帰らず、文化的な場所へ無断で入りません。

島は国立公園と海洋公園に囲まれているため、釣り、船の停泊、上陸、キャンプには区域ごとの規則があります。

2026年7月の営業再開

オルフェウス・アイランド・ロッジは、北側ビーチフロント客室の大規模改装のため、2026年1~6月に休業しました。

2026年7月1日に営業を再開し、ノース・ビーチフロント・ルーム、スイート、ヴィラが新しくなっています。

改装後は、天井を高くし、自然素材を使った家具、広い屋外デッキ、海を望むラウンジ、屋外バスとシャワー、ダブル洗面台などを整備しました。

北側客室は、隣接する部屋やスイートを組み合わせて、複数世代の家族や友人グループ向けのヴィラとして使える構成も用意されています。

南側の客室は、既存の熱帯庭園と落ち着いた雰囲気を生かした客室です。予約時は「北側が新しいから必ず上」というより、広さ、屋外バス、プライバシー、人数で選ぶのがよいでしょう。

オルフェウス島への行き方

日本からタウンズビル

日本からタウンズビルへの直行便は基本的にないため、ブリスベン、シドニー、メルボルン、ケアンズなどで国内線へ乗り継ぎます。

定期ヘリコプターは午後に出発するため、同日に島へ入る場合は、タウンズビル空港へ昼前までに到着する国内線が安心です。

国際線と国内線を別切りで予約する場合、入国審査、荷物の受取り、ターミナル移動、遅延を考え、乗継時間を十分に取ってください。

日本発の遅延リスクを減らすなら、タウンズビルで前泊し、翌日のヘリコプターで島へ向かう旅程が安全です。

定期ヘリコプター

2026年8月時点では、タウンズビル空港から1日1便の定期ヘリコプターが運航されています。

区間出発到着
タウンズビル空港 → オルフェウス島14:0014:30
オルフェウス島 → タウンズビル空港14:3015:00

料金は1人片道AU$530です。2026年4月以降の燃油加算を含む表示で、変更される場合があります。

3歳未満の乳幼児は、大人の膝上で座席を使わない場合、ヘリコプター料金がかかりません。3歳以上は安全上、自分の座席が必要で、大人と同じ1人料金が適用されます。

チェックインは出発45分前。タウンズビル空港の到着手荷物受取所付近で乗務員と合流し、ヘリコプター格納庫へ移動します。

専用ヘリコプター

定期便が満席、または国内線との接続が合わない場合は、タウンズビル発の専用チャーターを依頼できます。

2026年8月時点の公式表示は、2人利用AU$1,330、最大6人の機材AU$2,960です。機材、総重量、荷物、空き状況で条件が変わります。

ケアンズからは約90分の専用ヘリコプターを手配できますが、料金は問い合わせです。

ケアンズへ国際線で到着し、そのまま専用ヘリコプターへ乗り継ぐ方法もあります。ただし、天候、入国手続き、荷物の遅延を考えると、非常に余裕のある接続が必要です。

予約する順番

  1. オルフェウス島の客室空室を確認する
  2. ヘリコプターの座席と重量条件を確認する
  3. 客室とヘリコプターを確定する
  4. タウンズビル発着の国内線を予約する
  5. 日本発着の国際線と前後泊を確定する
  6. ダイビング、スパ、特別体験を追加する
  7. 旅行保険へ加入する

国内線を先に予約すると、ヘリコプターの定期便に接続できず、専用チャーターが必要になる場合があります。ロッジも、国内線は宿泊とヘリコプターの確定後に予約するよう案内しています。

荷物制限と体重申告

ヘリコプターでは、手荷物、カメラバッグ、ハンドバッグを含め、1人合計15キロまでです。

硬いスーツケースは使わず、柔らかいダッフルバッグまたは小型のソフトバッグを使います。2人分を大きな1個のバッグへまとめることも避けてください。

予約時には、全員の正確な体重をキログラムで申告します。チェックイン時に本人と荷物を計量し、申告から10%以上違う場合は、安全上、追加料金で専用機へ変更される可能性があります。

大型スーツケースと不要な荷物は、ヘリコプター会社の格納庫で預かってもらえます。

ロッジでは無料のランドリーサービスを利用できるため、4泊でも服を大量に持ち込む必要はありません。ドライクリーニングはありません。

オルフェウス・アイランド・ロッジ

ロッジは、ハザード湾の穏やかな海に面しています。客室はすべてコーラル海側を向き、ビーチとメインパビリオンへ歩いて移動できます。

中心施設には、屋外レストラン、バー、ラウンジ、読書室、スパ、長さ25メートル・幅13メートルのインフィニティプールがあります。

14室だけなので、食事やアクティビティの参加者が多すぎず、スタッフが好みや体力に合わせて一日の過ごし方を提案しやすい規模です。

部屋にこもって豪華設備を楽しむだけのホテルではなく、海へ出る時間と食事を中心に一日が組み立てられます。

客室タイプ

ノース・ビーチフロント・ルーム

2026年に改装された、最も基本的な北側客室です。

広さは約32.5平方メートル。キングベッドまたはツインベッド、海を望むパティオ、屋外バス、屋外シャワー、ダブル洗面台があります。

カップル、1人旅、友人同士の2人利用に向いています。

ノース・ビーチフロント・スイート

広さ約56平方メートル。寝室とは別にラウンジとデスクがあり、パティオ、屋外バス、屋外シャワーを備えます。

3人目を追加できるため、子ども1人を含む家族や、客室で過ごす時間を重視するカップルに向いています。

ノース・ビーチフロント・ヴィラ

独立した2つのキングベッドルーム、2つのバスルーム、ラウンジ、屋外バスとシャワーを持つ客室です。

家族、友人グループ、複数世代の旅行に最も使いやすいタイプです。

客室数が限られるため、学校休暇と年末年始は早めに空室を確認してください。

サウス・ビーチフロント・ルーム

熱帯庭園に囲まれ、海辺に近い南側の客室です。

キングベッド、バスルーム、テラスを備え、北側客室より小ぶりですが、落ち着いたプライバシーを重視する人に向きます。

サウス・ビーチフロント・スイート

広さ約68平方メートル。寝室とラウンジが一体となった広い室内、庭園に囲まれたテラス、専用中庭の深い独立型バスタブがあります。

ハネムーン、結婚記念日、静かな滞在を望むカップルに向いています。

客室主な特徴向いている旅行
ノース・ルーム約32.5㎡、屋外バス・シャワーカップル、2人旅
ノース・スイート約56㎡、独立ラウンジ広さを重視するカップル、3人利用
ノース・ヴィラ2寝室、2浴室、ラウンジ家族、友人、複数世代
サウス・ルーム庭園の中の静かな客室価格とプライバシーのバランス
サウス・スイート約68㎡、中庭とバスタブハネムーン、記念旅行

オールインクルーシブに含まれるもの

  • 朝食、昼食、夕食の1日3食
  • オーストラリア産ワイン、ビール、スピリッツ
  • ソフトドリンク、ジュース、ノンアルコール飲料
  • 客室のミニバーと軽食
  • 毎日1回のキュレーションされた体験
  • シュノーケル器材
  • 軽い釣り道具
  • カヤック、SUP、カタマラン
  • 条件を満たす宿泊者による小型モーターボート利用
  • 無料ランドリー

飲み物は何でも無制限という意味ではありません。標準のワイン、ビール、スピリッツは含まれますが、特別なフランス産シャンパン、希少ワイン、プレミアムボトルは追加料金になる場合があります。

日々の体験は天候、海況、参加人数、季節で変わります。すべての体験を毎日選べるわけではありません。

通常は別料金になるもの

  • タウンズビルまたはケアンズからのヘリコプター
  • スキューバダイビング
  • 外礁への専用ダイブ・シュノーケルチャーター
  • 本格的なスポーツフィッシングチャーター
  • グワンダラン・デイスパ
  • ダイニング・ウィズ・ザ・タイズなどの特別ディナー
  • ヘリコプターによるプライベートピクニック
  • 特別なシャンパン、希少ワイン
  • タウンズビルの前後泊と国内線

「オールインクルーシブ」でも、ヘリコプターと特別体験を追加すると総額は大きく変わります。予約時に、宿泊料金に含まれる項目を明細で確認してください。

2026年の料金目安と宿泊プラン

客室料金は、客室タイプ、人数、宿泊日、最低宿泊数、キャンペーンで変わります。

2026年8月時点の公式プランでは、4泊以上を予約する「オルフェウス・エクスペリエンス」が、2人4泊AU$10,746から。通常の宿泊内容に加え、4泊以上で10%割引となるプランです。ヘリコプターは別料金です。

営業再開を記念した「ステイ・アンド・フライ・フリー」は、2026年8月1日~2027年2月1日の対象日に、サウス・ビーチフロント・ルーム2人4泊AU$10,540からで、タウンズビル発着の定期ヘリコプター往復が含まれます。

ただし、2026年9月19日~10月12日の学校休暇、2026年12月21日~2027年1月4日の年末年始など、対象外の日があります。新規予約、4泊以上、定期便の空席などの条件もあります。

項目2026年8月時点の目安
定期ヘリコプター1人片道AU$530
4泊割引プラン2人4泊AU$10,746から・ヘリ別
4泊+定期ヘリ込み特典2人4泊AU$10,540から・対象日限定
予約時のデポジット宿泊・ヘリ総額の25%

料金は変わりやすいため、この記事の数字だけで予算を確定せず、旅行日の公式予約画面と見積書を確認してください。

食事と飲み物

ロッジの食事は、地元産の魚介、肉、野菜、ハーブを取り入れた日替わりメニューです。朝食、昼食、夕食を同じレストランで食べても、内容と雰囲気が単調にならないように組み立てられています。

朝食は温かい料理と軽い料理、昼食は海へ出る日の軽食やピクニック、夕食はコース形式になることがあります。

食事は海に面した屋外レストランが中心です。天候によっては屋内または屋根のある場所へ変更されます。

食物アレルギー・食事制限

アレルギー、ヴィーガン、ベジタリアン、グルテンフリー、宗教上の食事制限は、予約時に伝えます。

島では当日に代替食材を仕入れられないため、出発前のパーソナライズフォームでも再確認してください。

重いアレルギーがある場合は、調理環境、交差接触、緊急薬の保管について、予約担当者と直接相談します。

ダイニング・ウィズ・ザ・タイズ

ダイニング・ウィズ・ザ・タイズ(Dining with the Tides)は、桟橋などの特別な場所で二人だけの食事を楽しむ追加体験です。

ハネムーンや記念日に人気がありますが、潮、風、天候により場所と時間が変わります。希望する場合は、宿泊予約後すぐに相談してください。

シュノーケリング

オルフェウス島の魅力は、島の周囲にフリンジングリーフがあることです。海況がよければ、ビーチや小型ボートからサンゴ礁へ入れます。

宿泊にはシュノーケル器材が含まれ、毎日の体験にローカル・シュノーケルが組まれることがあります。

サンゴ、熱帯魚、シャコガイ、エイ、ウミガメなどを見られる可能性がありますが、海の生き物との遭遇は保証されません。

ビーチから入る場合

潮位が低すぎると、サンゴ礁が浅くなり、泳ぎにくくなります。スタッフに安全な時間と入口を確認してください。

サンゴの上に立たず、フィンを当てない距離を保ちます。

小型ボートで静かな湾へ

条件を満たす宿泊者は、小型モーターボートで近くの湾へ出かけ、ピクニックやシュノーケリングを楽しめます。

利用には安全説明、海況判断、操船条件があります。経験がない場合は、スタッフ同行の体験を選んでください。

スキューバダイビング

認定ダイバーは、島周辺または外礁へのプライベートダイビングを追加できます。

外礁のポイントまでは、ロッジから専用船で約75分が目安です。透明度の高い日には、リーフシャーク、ウミガメ、シャコガイ、大きな魚群を見られる可能性があります。

ダイビングは宿泊料金に含まれません。参加人数、ポイント、器材、ガイド、船の距離で料金が変わります。

認定カード、ログブック、直近の潜水経験、健康状態を確認されます。長期間潜っていない人は、チェックダイブやリフレッシュコースが必要になる場合があります。

飛行とダイビングの間隔

帰りはヘリコプターなので、最終ダイビング後に十分な飛行待機時間が必要です。

潜水本数、深度、使用ガスで必要時間が変わるため、到着後ではなく、予約時にダイビング日程を相談してください。

釣り

宿泊には、軽い釣り道具の利用が含まれます。小型ボートで湾内へ出て、短時間の釣りを楽しむこともできます。

本格的なスポーツフィッシングは、専用船とガイドを追加する別料金の体験です。

島周辺には、釣り禁止のグリーンゾーンと、条件付きで釣りができるイエローゾーンがあります。魚種、サイズ、持ち帰り数、針の数も規則に従います。

釣りができる場所はスタッフの指示に従い、サンゴ礁へ錨を下ろしたり、禁止区域へ入ったりしないでください。

小型ボート・カヤック・SUP

滞在中は、カヤック、SUP、カタマランを何度でも利用できます。

穏やかな朝は、海面が静かで、ウミガメやエイを探しやすい時間です。午後は風が強くなる日があります。

小型モーターボートは、操船説明を受け、条件を満たした宿泊者が利用します。風、潮、航行区域、燃料、安全装備の確認が必要です。

「自由に使える」といっても、天候が悪い日に無制限に出航できるわけではありません。スタッフの判断が優先されます。

毎日のオルフェウス体験

宿泊には、1日1回のキュレーションされた体験が含まれます。

内容は、ローカル・シュノーケル、サンセットクルーズ、ガイド付きウォーク、干潮時のリーフ観察、カクテル教室、ワインテイスティング、季節のホエールウォッチングなどです。

前夜または当日の案内を見て、参加したい体験を選びます。

参加者全員が同じプログラムをこなす団体ツアーではありません。海へ出る日、スパの日、何もしない日を自分たちで組み合わせられます。

グワンダラン・デイスパ

グワンダラン・デイスパ(Gwandalan Day Spa)では、マッサージ、フェイシャル、ボディトリートメントなどを追加できます。

施術室とスタッフ数が限られるため、ハネムーン、記念日、到着日の午後など、希望時間が決まっている場合は事前予約がおすすめです。

妊娠中、持病、けが、アレルギーがある場合は、予約時に伝えてください。

オルフェウス島国立公園

オルフェウス島には、ロッジとは別に、クイーンズランド州公園局が管理する公共区域があります。

ロッジ宿泊者以外でも、船を持つ旅行者やキャンパーは、指定された桟橋、係留設備、キャンプ場を利用できます。

ただし、ロッジのプール、レストラン、桟橋、客室区域は宿泊者専用です。

公共キャンプ場

国立公園には、ヤンクス桟橋、サウス・ビーチ、パイオニア湾のキャンプ場があります。

ホテルのような送迎や食事はなく、キャンパーは水、食料、燃料、テント、救急用品、ごみ袋をすべて持参する完全自立型です。

キャンプ許可と料金が必要で、自分の船またはチャーター船を手配します。

ロッジ宿泊と公共キャンプは、設備もアクセスも別の旅行です。ロッジのヘリコプターを利用して公共キャンプへ行く一般プランではありません。

ヤンクス桟橋ウォーク

国立公園で正式に案内されている短い歩道です。

往復約450メートル、約20分、グレード3。乾いた森と第二次世界大戦中の遺構を通り、ヒンチンブルック島と本土側を望む展望地点へ向かいます。

島には、このほかに整備された長距離歩道はありません。ロッジのガイド付きウォークは、宿泊者向けの別プログラムです。

ロッジ宿泊者以外の立入り

公共船は、ヤンクス桟橋と指定された公共係留設備を利用します。

ハザード湾にあるロッジの桟橋は、一般船の乗降場所ではなく、緊急時を除いて宿泊者とロッジの運航に使われます。

公共区域からロッジへ歩いて入り、レストランやプールを利用することはできません。

海洋生物と野生動物

ウミガメ

アオウミガメやタイマイを、シュノーケリング、小型ボート、桟橋付近で見られる可能性があります。

エイ・リーフシャーク

エイや小型のリーフシャークはサンゴ礁の自然な住民です。追いかけず、進路を空けて観察します。

ザトウクジラ

冬から初春には、島周辺を移動するザトウクジラを見られる可能性があります。毎日の体験にホエールウォッチングが入る日もあります。

鳥・爬虫類

森林では、オレンジフット・スクラブファウル、海岸性の鳥、ヘビ、ヤモリ、トカゲなどが見られます。

夜間は裸足で歩かず、客室外では足元を確認してください。

ハリモグラ

国立公園の森では、ハリモグラを見られることがあります。近づいて囲まず、進路を空けます。

ベストシーズン

オルフェウス島は熱帯性気候で、一般に5~10月が乾季、11~4月が雨季です。

時期特徴向いている旅行
5~8月乾燥し、暑さが穏やか海、散策、ハネムーン
7~9月頃ザトウクジラの移動時期海洋生物観察
9~11月気温と水温が上がるシュノーケリング、島泊
12~4月高温多湿、雨季、熱帯低気圧の可能性変更リスクを許容できる旅行

旅行しやすいのは5~10月

海と陸の両方を楽しみやすく、湿度も比較的低いため、初めてなら乾季がおすすめです。

朝夕は涼しく感じる日があるため、薄手の長袖を用意してください。

雨季

12~4月は短時間の強い雨、雷、強風、熱帯低気圧が発生する可能性があります。

ヘリコプターが飛べない場合、到着・出発が変更されます。柔軟な国内線と旅行保険が重要です。

海洋クラゲ

危険な海洋クラゲは一年中存在する可能性がありますが、暖かい時期に多くなります。

全身を覆うライクラスーツを着用し、スタッフが案内する区域と時間に泳いでください。

子ども連れ・家族旅行

オルフェウス島は大人専用ではなく、家族でも宿泊できます。

ノース・ビーチフロント・ヴィラは2寝室と2浴室を持ち、複数世代の家族に向いています。ノース・スイートは3人利用が可能です。

3歳未満の乳幼児は、定期ヘリコプターで大人の膝上に座る場合、座席料金がかかりません。3歳以上は一人分の座席料金が必要です。

大型ファミリーリゾートとは違う

大規模なキッズクラブ、複数の子ども用プール、ウォータースライダーを中心とする島ではありません。

子どもと一緒に、海、カヤック、自然観察、食事を静かに楽しむ家族に向いています。

小さな子どもには、桟橋、ビーチ、プール、小型ボートで常に大人の監督が必要です。

食事と子どもの好み

子どもの食べられる料理、離乳食、アレルギー、苦手な食材を予約時に伝えてください。

島にスーパーはないため、到着後に市販の代替品を買うことはできません。

シニア・歩行に不安がある旅行者

ロッジ内の移動距離は長くありませんが、ヘリコプターへの乗降、砂浜、桟橋、段差があります。

車椅子、杖、歩行器を利用する人は、利用できる客室、浴室、レストランまでの経路、ヘリコプターの乗降支援を予約前に確認してください。

屋外バスや屋外シャワーは魅力的ですが、足元が濡れるため、転倒に不安がある人は客室設備を詳しく確認します。

海へ入らなくても、プール、食事、サンセットクルーズ、スパ、景色を楽しめます。

予約・取消条件

支払い

予約時に、宿泊とヘリコプター総額の25%をクレジットカードで支払います。

残額は到着30日前までに支払います。

クレジットカード手数料は、ビザ・マスターカード1.5%、アメリカン・エキスプレス2.26%です。

取消料

到着までの日数取消料
61日前まで取消料なし
60~31日前宿泊・ヘリ総額の25%
30日前以降宿泊・ヘリ総額の100%

航空便の欠航、病気、けが、家庭事情でも、規定どおり取消料が発生する場合があります。

高額な旅行なので、予約直後から取消補償が始まる旅行保険を選んでください。

予約前に確認する項目

  • 客室タイプと最大人数
  • 最低宿泊数
  • ヘリコプターの空席
  • 体重と15kgの荷物制限
  • タウンズビル前後泊
  • 食物アレルギー
  • ダイビング、スパ、特別ディナー
  • 取消料とカード手数料

服装と持ち物

基本の持ち物

  • 柔らかいダッフルバッグ
  • 水着2着
  • 長袖ラッシュガード
  • 帽子、サングラス
  • リーフセーフの日焼け止め
  • 薄手の長袖と羽織物
  • サンダル
  • 滑りにくい軽量シューズ
  • 常用薬
  • 船酔い・乗り物酔い対策
  • 防水スマートフォンケース
  • カメラと予備バッテリー
  • 認定ダイバーはCカード

持ち込みを減らせるもの

客室には、タオル、ビーチバッグ、バスローブ、ドライヤー、アメニティ、ミニバー、コーヒー・紅茶が用意されています。

シュノーケル器材、カヤック、SUP、軽い釣り道具も宿泊に含まれます。

無料ランドリーを使えるため、衣類は少なめで構いません。

15キロに収めるコツ

  • 靴は移動日に最も重いものを履く
  • 衣類を3日分程度に絞る
  • 洗面用品を小分けにする
  • 大型三脚と不要なレンズを本土へ置く
  • 2人分を1個の大バッグへまとめない
  • 硬いスーツケースをタウンズビルで預ける

モデル日程

3泊4日・基本プラン

日程モデルプラン
前日タウンズビル到着。市内または空港周辺泊。
1日目14:00のヘリコプターで島へ。チェックイン、ビーチ、夕食。
2日目朝のシュノーケリング。午後はカヤックまたはスパ。
3日目小型ボートでピクニック。夕方はサンセットクルーズ。
4日目午前は自由時間。14:30のヘリコプターでタウンズビルへ。
4日目夜タウンズビル泊。

4泊5日・ハネムーン

日程モデルプラン
1日目ヘリコプターで到着。客室とインフィニティプール。
2日目ガイド付きシュノーケリング。午後はスパ。
3日目小型ボートとプライベートピクニック。特別ディナー。
4日目何も予定を入れない日。ビーチ、読書、プール。
5日目午前の散策後、タウンズビルへ。

4泊5日・ダイビング旅行

日程モデルプラン
1日目到着後、器材と健康状態を確認。
2日目島周辺のチェックダイブまたはローカルダイブ。
3日目外礁への専用ダイビング。
4日目シュノーケリング、スパ、地上で休養。
5日目飛行待機時間を確保してヘリコプターで出発。

タウンズビル+オルフェウス島・6泊7日

日程モデルプラン
1日目タウンズビル到着。ストランド周辺泊。
2日目タウンズビル観光。キャッスル・ヒル、博物館、水族館。
3日目午後のヘリコプターでオルフェウス島へ。
4~5日目海の体験、スパ、食事、自由時間。
6日目ヘリコプターでタウンズビルへ。市内泊。
7日目国内線で次の都市へ。

ヘリコプターの到着・出発時刻が午後に固定されるため、3泊では実質的に丸2日ほど、4泊では丸3日ほど島で過ごせます。移動費を考えると、4泊の方がゆったり楽しめます。

安全・旅行保険の注意

島を出る日に国際線へ乗らない

ヘリコプターは、強風、雷、熱帯低気圧、機材、重量条件で遅延・変更される場合があります。

島から戻った日にブリスベンやシドニーで日本行きへ接続せず、タウンズビルまたは国内の乗継都市で前泊してください。

医療

島に総合病院はありません。重いけがや急病では、航空搬送が必要になる場合があります。

持病、妊娠、重いアレルギー、ダイビング参加は、医師、ロッジ、保険会社へ事前に相談してください。

海で一人にならない

単独でシュノーケリングせず、海況と潮位をスタッフへ確認します。

海洋クラゲ、潮流、サンゴ、エイ、サメは、自然の海に常に存在する可能性があります。

小型ボート

操船経験を過信せず、安全説明、航行区域、帰着時間、無線・連絡方法を守ってください。

風が強くなった場合は、予定を変えて早めに戻ります。

旅行保険

高額な宿泊、ヘリコプター、国内線、スパ、ダイビングを補償する保険を選びます。

旅行取消、旅行短縮、天候による追加宿泊、医療搬送、スキューバダイビングの条件を確認してください。

国内線は、宿泊とヘリコプターの確定後に予約

定期ヘリコプターは1日1便です。国内線を先に予約すると接続できず、高額な専用チャーターが必要になる場合があります。客室、ヘリコプター、体重条件を確定してから国内線を購入してください。

オルフェウス島に関するよくある質問(FAQ)

オルフェウス島は2026年に営業していますか?

はい。2026年前半は改装のため休業し、北側ビーチフロント客室を刷新して2026年7月1日に営業を再開しました。

タウンズビルからどうやって行きますか?

タウンズビル空港から定期ヘリコプターで約30分です。2026年8月時点では14:00発、島着14:30の1日1便です。

ヘリコプター料金はいくらですか?

定期ヘリコプターは1人片道AU$530です。3歳未満は大人の膝上なら無料、3歳以上は座席料金が必要です。

荷物は何キロまでですか?

ハンドバッグ、カメラバッグを含め、1人合計15キロまでです。硬いスーツケースではなく、柔らかいダッフルバッグを使います。

宿泊料金には何が含まれますか?

1日3食、標準のワイン・ビール・スピリッツ、ミニバー、毎日の体験、カヤック、SUP、カタマラン、シュノーケル器材、軽い釣り道具などが含まれます。

ヘリコプターもオールインクルーシブですか?

通常の宿泊料金には含まれません。対象期間の「ステイ・アンド・フライ・フリー」など、定期ヘリコプターを含む特別プランもあります。

子どもも宿泊できますか?

宿泊できます。2寝室のノース・ビーチフロント・ヴィラなど、家族向けの客室があります。大規模なキッズクラブ型リゾートではありません。

何泊がおすすめですか?

初めてなら3~4泊です。ヘリコプターが午後発着のため、4泊すると丸3日ほど島で過ごせます。

日帰りでロッジを利用できますか?

通常は宿泊者向けのロッジです。公共船で国立公園へ行く旅行者は、ヤンクス桟橋などの公共区域を利用し、ロッジのプールやレストランは利用できません。

ベストシーズンはいつですか?

乾燥して過ごしやすい5~10月です。7~9月頃はザトウクジラを見られる可能性もあります。

オルフェウス島に関する参考情報

まとめ:ヘリコプターで向かう、最大28人の高級オールインクルーシブ島

オルフェウス島は、タウンズビルからヘリコプターで約30分。14室・最大28人だけが滞在する、静かなグレート・バリア・リーフの島です。

2026年7月1日に営業を再開し、北側のビーチフロント客室が新しくなりました。

宿泊には1日3食、飲み物、ミニバー、毎日の体験、シュノーケル器材、カヤック、SUP、小型ボートなどが含まれます。

一方、定期ヘリコプターは通常1人片道AU$530で、荷物は全て合わせて1人15キロまでです。

ハネムーンならサウス・スイート、家族ならノース・ヴィラ、初めての2人旅なら改装されたノース・ルームが選びやすいでしょう。

客室とヘリコプターを先に確定し、その後でタウンズビル発着の国内線を予約することが、失敗しない旅程のポイントです。

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お得な現地発ツアーとアクティビティ

トラベルドンキーは、海外の各都市から出発・催行されるツアーを取り扱う、海外現地ツアー専門サイトです。

オプショナルツアーと一般的に呼ばれている、日本語ガイドの付く日帰りツアーの他、英語ガイドで行われるツアー、海外現地出発・解散の宿泊を伴う周遊小旅行、マリンスポーツ・乗馬・スカイダイビング等のアクティビティ等も取り扱っています。