[続報17]シドニー近郊で発生しているブッシュファイヤー(山火事)に関して

ブルーマウンテン地区

観光客が訪れる展望ポイントの多くは国立公園外にありますが、その国立公園外を管轄するブルーマウンテン地区評議会は、本日12月23日もエコーポイントを除くすべての展望台、保護区の閉鎖を決定しています。

ブルーマウンテンの代表的な展望台であり、最も多くの観光客が訪れるエコーポイントはオープンしています。

[caption id="attachment_4772" align="alignnone" width="160"]エコーポイント 12月23日、9時半頃のエコーポイント(写真提供:DOA/Tournet)[/caption]

ブッシュウォーキング等で訪れるブルーマウンテン国立公園の内部の散策路の多くは、ブルーマウンテン国立公園管理事務所により閉鎖されています。

現在懸念されているのは、カトゥーンバの北方向「グロースバレー(Grose Valley)」で発生している山火事です。

シドニー市内とブルーマウンテン地区を結ぶ幹線道路、グレートサザンハイウェイ(A32号線)は、このグロースバレーで発生している山火事の影響により、12月21日、シドニー市内からみて先、カトゥーンバとハートレイ間が一時的に通行止めとなりました。

12月22日は通行止めが解除されていますが、徐々に火事は南下してきており、再度同区間が通行止めとなる可能性があります。

シドニー市内からみてカトゥーンバ、ルーラから先の区間なので、今の所シドニー市内からカトゥーンバ、ルーラ地区へのアクセスの心配はありません。

12月23日よりジェノランケーブのツアーを除いて、各社のブルーマウンテンのツアーは再開されています。

シーニックワールド

シーニックワールドのスカイウェイ、レイルウェイ、ケーブルウェイ、全て運行されています。

12月21日はボードウォーク10分コース、スカイウェイのイースト・ステーションは閉鎖となり、全乗り物は往復のみ乗車可能となっていましたが、22日にはそのどちらも再開されて通常通り3種類とも片道での乗車も可能となっています。

ジェノランケーブ

ジェノランケーブは12月19日より1月3日まで、鍾乳洞ツアー、ホテル、レストラン等の営業の取りやめ、施設の閉鎖を決定しました。

ジェノランケーブへアクセスする為の道路は、ニューサウスウェールズ州交通局により閉鎖され、ジェノランケーブを訪れる全てのツアーも、1月3日まで催行中止が決定しています。

シドニー市内

先週木曜日、19日に悪化したシドニー市内の大気の状態は、週末にかけて改善して良い状態となっています。

シドニー市内のPM2.5の数値は、本日12月23日朝の時点で57と、「良い(Good)」となっています。

視界を表し、煙たさ・焦げ臭さの目安となるVisibilityの指数は、25と「大変良い(Very Good)」となっています。

関係機関へのリンク

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