【2024年版】ダーウィン旅行で外せないお勧め観光スポット17選!

オーストラリア在住のスタッフが、ダーウィンを訪れる皆様に是非訪れていただきたい、ダーウィンのお勧め観光スポットをご紹介します!

オーストラリアの準州ノーザンテリトリーの州都であるダーウィンは、「トップ・エンド」と呼ばれているようにオーストラリア大陸最北の都市です。国内で一番アジアに近い位置にあることから、他の都市に比べ、より国際色豊かであり、南国ムードが漂っています。

また人口の約4分の1は先住民族のアボリジニーが暮らしているため、アボリジニー・アートやクラフト、昔から残るアボリジニーの壁画など、アボリジニーの文化や歴史を学ぶチャンスも多くあります。 

ダーウィンは、アデレードからオーストラリア大陸を約3000km縦断して走るザ・ガン鉄道の最終地点であることや、国内で最大の広さを誇るカカドゥ国立公園の玄関口であることなどから、観光の面でも見どころ満載です。

それでは、ダーウィンの定番の観光スポットに加えて、穴場の観光スポットもご紹介させていただきますね♪

写真提供:Tourism NT/Hannah Millerick

ノーザンテリトリー博物館 & 美術館

ノーザンテリトリー博物館 & 美術館写真提供:Tourism NT/Shaana McNaught

ノーザンテリトリー博物館&美術館 (Museum and Art Gallery of Northern Territory) は、ダーウィンの中心街から北へ約4kmのファニー湾沿いに位置する、テーマをノーザンテリトリーに特化した博物館兼美術館です。

博物館では、ノーザンテリトリーで発掘された恐竜や古代植物の化石、ノーザンテリトリーに生息する動植物などが、また美術館では、ノーザンテリトリーのアボリジニーが描くアボリジニー・アートや、ノーザンテリトリー出身の新鋭アーティストの作品を鑑賞することができます。

有料の特別展示を除き、常設展示は入場無料なので、ダーウィン滞在中半日ほど時間がある場合は、ちょっと郊外に足を延ばしがてら、このノーザンテリトリー博物館&美術館を訪れてはいかがでしょうか。併設のカフェからは、アラフナ海のオーシャンビューを一望できます。

名称 ノーザンテリトリー博物館&美術館 (Museum and Art Gallery of Northern Territory)
住所 19 Conacher St, The Gardens NT 0820(Google Map
アクセス ダーウィン中心街からバス6番にて約20分、ノーザンテリトリー博物館&美術館前下車すぐ
料金 常設展示は無料。有料の特別展示の場合あり。
Web https://www.magnt.net.au/

ミンディル・ビーチ

ミンディル・ビーチ写真提供:Mindil Beach Markets/Kevin Phan

ミンディル・ビーチ (Mindil Beach) は、ダーウィン中心街から北西に約2km、ボタニック・ガーデンやゴルフコースなど、緑が多いザ・ガーデンズという郊外に位置するビーチです。

ミンディル・ビーチは、サンセットが美しく見ることができる名所としても知られており、ダーウィンの乾季の間のみ(通常4月の末から10月末まで)毎週日曜日に開催されるミンディル・ビーチ・マーケットは、このビーチ沿いで開催されます。

東南アジアのストリート・マーケットに影響を受けて1987年より始まったミンディル・ビーチ・マーケットは、観光客だけでなく、地元のローカルの人々にとっても、ダーウィンの乾季の風物詩として人気があり、現在では約60軒のフード・ストールと130軒のクラフト・ストールが出店していて、ストリート・パフォーマンスも繰り広げられます。

また、ビールやソフトドリンクなどの空き缶で作られたボートで競争するユニークな祭典「ダーウィン・ビア・カン・レガッタ」も、毎年このミンディル・ビーチで開催されています。

名称 ミンディル・ビーチ (Mindil Beach)
住所 The Gardens NT 0820(Google Map
アクセス ダーウィン市内からバス4番にてカジノ前下車すぐ。あるいは、ダーウィン市内より徒歩30分
料金 無料
Web https://mindil.com.au/

クロコザウルス・コーブ

クロコザウルス・コーブ写真提供:Tourism Australia/Nicholas Kavo

クロコザウルス・コーブ (Crocosaurus Cove) は、オーストラリアに生息する最大級のイリエワニの飼育、そしてオーストラリアで観察できる爬虫類の展示数としては世界一を誇る、爬虫類専門の動物園です。

クロコザウルス・コーブでは、2階建ての巨大な塩水水槽にて、小さいながらもしっかりとワニの姿をしている赤ちゃんワニ、映画「クロコダイル・ダンディー」に出演していたスター・ワニ"バート“、年齢が80歳以上のおじいちゃんワニ、バラマンディやエイなどの魚、カメを飼育しています。

毎日決まった時間にワニや魚への餌付けショーが行われますが、なんといってもこのクロコザウルス・コーブの目玉アトラクションは、「ケージ・オブ・デス(死の檻)」です。 イリエワニが飼育されているプールの中に、強化アクリルガラス製でできた檻に入った人を沈め、どう猛な肉食のイリエワニを至近距離で観察できるのは、世界中でもここクロコザウルス・コーブだけです。

スリル満点の「ケージ・オブ・デス(死の檻)」体験は予約が必要です。一生に一度の思い出作りに、死の檻にチャレンジしてみるのもいいかも?!

名称 クロコザウルス・コーブ (Crocosaurus Cove)
住所 58 Mitchell St, Darwin City NT 0800(Google Map
アクセス ダーウィン中心街。ミッチェル・ストリートとピール・ストリートの角
料金 大人$38、子ども(4-15歳)$23、シニア$30 / ケージ・オブ・デス:1人$185、2人$285
Web https://www.croccove.com/

アクアシーン

アクアシーン写真提供:Tourism NT/Aquascene

アクアシーン (Aquascene) は、ダーウィンの中心部よりほど近いドクターズ・ガリーにて、満潮時に何百匹もの野生の魚がやって来る浅瀬で餌付けをすることができるアトラクションです。

50年以上も前に、地元の住民が食事の残りのパンかすを満潮時に魚にあげていたのが始まりと言われています。

どれくらいの数の、どの種類の魚が現れるかは、潮の満ち加減、季節、海水の透明度などの状況で変わってきますが、1年を通して常に魚は現れ、特に12月から8月はその数が多くなると言われています。

高い確率で現れる魚は、ミルクフィッシュ(サバヒー)、ボラ、ナマズ、ブリーム、バットフィッシュ、バラマンディなどです。海岸の浅瀬に毎日数え切れいないほどの魚が餌をもらいにやってくるので、アクアシーン来場者は、入場時に受け取るパンをその魚たちに餌付けします。大量の野生の魚が口を大きくけて寄ってくる風景は正に圧巻です!

アクアシーンの開園時間は満潮の時間に合わせて1日2時間ほどですので、訪れる際にはその日の開園時間をチェックしていってくださいね!

名称 アクアシーン (Aquascene)
住所 28 Doctors Gully Rd, Larrakeyah NT 0820(Google Map
アクセス ダーウィン中心街から徒歩10分
料金 大人$15、子ども(3-15歳)$10、シニア$10
Web https://www.aquascene.com.au/

ダーウィン航空博物館

ダーウィン航空博物館

Arthur: Apple1Pie  / CC BY-SA 3.0

ダーウィン航空博物館 (Darwin Aviation Museum) は、ノーザンテリトリーおよびオーストラリアの航空機・戦闘機に関する歴史を学ぶことができる、ダーウィン郊外のダーウィン国際空港のそばに位置する博物館です。

ダーウィン航空博物館の始まりは、1976年にサイクロン・トレイシーがダーウィンに多大な被害を及ぼした際、ダーウィンの第二次世界大戦時の戦闘機の保護から始まりました。その後、第二次世界大戦での戦闘機爆破に関する書類などが加わり、1988年にダーウィン航空博物館としてオープンしました。

1980年代には、アメリカ空軍とノーザンテリトリー政府の間で交渉が始まり、アメリカ空軍が所有する余剰の戦闘機「ボーイング B-52」を譲り受けることに成功しました。現在では、アメリカ国外で展示してある4機のボーイング B-52のうちの1機がダーウィン航空博物館のものになります。

その他、第二次世界大戦時にオーストラリアの前線として戦ったダーウィンの様子や戦闘機の残骸、イギリスからオーストラリアに初めて女性として単独飛行に成功した女性パイロットのストーリーなど、パネルや展示、映像を介して知ることができます。

名称 ダーウィン航空博物館 (Darwin Aviation Museum)
住所 557 Stuart Hwy, Winnellie NT 0820(Google Map
アクセス ダーウィン市内よりバス8番にてAviation Museum前下車すぐ
料金 大人$20、子ども(12歳未満)$10、シニア・コンセッション$15
Web https://www.darwinaviationmuseum.com.au/

RFDSダーウィン航空施設

RFDSダーウィン航空施設写真提供:Tourism NT/Nick Pincott

RFDSダーウィン航空施設 (RFDS Darwin Tourist Facility) は、ノーザンテリトリーにおけるロイヤル・フライング・ドクター・サービス、そして第二次世界大戦時に空爆を受けたダーウィンの歴史を伝える博物館です。

施設内は、ただ展示物が飾ってあるだけではなく、宣教師ジョン・フリンの実物大がスクリーンにてロイヤル・フライング・ドクター・サービスがどのようにして生まれたかを語っていたり、パネルにタッチしてゲーム感覚でサービスの内容を学んだり、現役を引退したロイヤル・フライング・ドクター・サービスの航空機PC12の中に実際に乗り、機内がどのようになっているのか見ることができたりなど、体験型でロイヤル・フライング・ドクター・サービスとは何かということを学ぶことができます。

第二次世界大戦のダーウィン湾の原爆のコーナーも同じく体験型で学ぶことができ、バーチャル・リアリティーによる説明や、日本の戦闘機ゼロ機のレプリカ展示、1942年2月19日に実際に何が起こったかなどを事細かに知ることができます。

名称 RFDSダーウィン航空施設 (RFDS Darwin Tourist Facility)
住所 45 Stokes Hill Rd, Darwin City NT 0800(Google Map
アクセス ダーウィン市内から徒歩23分
料金 大人$30、子ども(6-14歳)$17、シニア$24
Web https://www.rfdsdarwin.com.au/

ダーウィン軍事博物館

ダーウィン軍事博物館写真提供:Tourism NT/Shaana McNaught

ダーウィン軍事博物館 (Darwin Military Museum) は、第二次世界大戦、その中でも特に旧日本軍から受けた空爆に関しての展示が充実している博物館です。実際に第二次世界大戦中に使用されていた要塞があるダーウィン郊外のイースト・ポイントにダーウィン軍事博物館は位置し、現在では後世に残すべき文化遺産として登録されています。

ダーウィン軍事博物館では、館内に当時の様子が残っている写真をもとに作られた短編映画で紹介していたり、オーストラリア兵と日本兵の軍服や国旗の展示、その他第二次世界大戦でオーストラリア軍が戦った歴史をパネルとスクリーンで解説しています。

また、屋外には実物の大砲や爆撃機、戦車などが展示されています。

ダーウィン軍事博物館では、館内の旧日本軍が残した軍事関係の丁寧な展示や、中庭に造られている美しい日本庭園などから、過去の歴史を忘れることなく、しかし、その後に築いた日豪の友好な関係をいつまでも続けていこうというオーストラリアの懐の広さを感じることができます。

名称 ダーウィン軍事博物館 (Darwin Military Museum)
住所 LOT 5434 Alec Fong Lim Dr, East Point NT 0820(Google Map
アクセス ダーウィン市内より車で17分
料金 大人$20、子ども(5-15歳)$10、コンセッション$15
Web https://www.darwinmilitarymuseum.com.au/

ダーウィン・ウォーターフロント

ダーウィン・ウォーターフロント写真提供:Tourism NT/Peter Eve

ダーウィン・ウォーターフロント (Darwin Waterfront) は、第二次世界大戦時に旧日本軍からの襲撃に備えて、オーストラリア海軍の石油を備蓄していたトンネルがあった場所を再開発した観光施設です。

乾季と雨季という季節以外、基本的には1年中気温が30度前後という常夏のダーウィンにおいて、このダーウィン・ウォーターフロントは観光客のみならずローカルの人達にとっても老若男女問わず楽しめる娯楽施設です。

ウェーブ・ラグーンやクルーズのように、有料のアトラクションもありますが、レクリエーション・ラグーン、プレイグラウンド、バスケットボール・コート、ビーチバレー・コートなど、だれもが自由に無料で利用できる施設がたくさん設置されています。

ダーウィン・ウォーターフロントの海岸沿いのパークランドはヤシの木や芝生など緑豊かなエリアで、乾季にはヨガや太極拳などのクラスや、星空の下での映画鑑賞など様々なアクティビティが催されます。また、おしゃれなカフェやレストランもビーチ沿いに並んでいますので、散歩がてらパブで海を見ながらおいしいオーストラリアのビールを1杯、なんてことも気軽にできちゃいます。

こんな素敵な場所がダーウィンの中心街から徒歩たったの5分、ダーウィン・ウォーターフロント内は無料のシャトルバスが運行されているので、交通の便がいいのも嬉しいですね。

名称 ダーウィン・ウォーターフロント (Darwin Waterfront)
住所 19B Kitchener Dr, Darwin City NT 0800(Google Map
アクセス ダーウィン中心街より徒歩5分、または、
料金 無料。各アトラクションに料金設定があるものあり。
Web https://www.waterfront.nt.gov.au/

ベリー・スプリングス自然公園

ベリー・スプリングス自然公園

写真提供:Tourism NT

ベリー・スプリング自然公園 (Berry Springs Nature Park) は、ダーウィン市内から片道1時間弱でアクセスできる自然公園です。

第二次世界大戦時には小川を堰き止めて自然のプールを作り、10万人以上のオーストラリア兵がベリー・スプリング自然公園を休息・レクリエーションの基地として利用していました。現在でも、その堰き止めの跡が残っています。

今日では、透き通った滝つぼでの水遊び、ブッシュ・ウォーキング、バード・ウォッチングなどモンスーンの森で楽しむことができます。ピクニック・エリアやバーベキュー施設も充実しているので、丸1日このベリー・スプリング自然公園で過ごすことができます。

3月から4月にかけては花が咲き始める季節ですので、ベリー・スプリング自然公園は色鮮やかになります。

10月から4月ごろの雨季は、雨量が増加、ワニの出現、または水質調査により滝つぼや自然公園自体がクローズになる場合があるので、雨季の時期に訪れる際には事前に確認が必要です。

名称 ベリー・スプリング自然公園 (Berry Springs Nature Park)
住所 Cox Peninsula Rd, Berry Springs NT 0838 (Google Map
アクセス ダーウィン市内から車で約50分
料金

無料

Web https://nt.gov.au/leisure/parks-reserves/find-a-park/find-a-park-to-visit/berry-springs-nature-park

州議事堂

州議事堂州議事堂 (Parliament House) は、ノーザンテリトリー州の立法議会の議事堂です。1994年に建築され、オーストラリア国内で最も新しい議事堂です。

ダーウィンの州議事堂は、外観は美しい白色で、トロピカルな気候に調和したポストモダンな建築様式が取り入れられ、ダーウィンのランドマーク的な存在となっています。館内にはノーザン・テリトリー図書館が併設され、同じ敷地内のステート・スクエアには、最高裁判所や官邸もあり、ノーザン・テリトリーにおける行政と司法の中心となっています。

州議事堂は、議会がないとき以外は一般公開されていて、無料で入場することができます。入り口には館内案内のパンフレットが置かれているので、そのパンフレットを片手に自由に館内を見学、あるいは無料のガイド付きツアーも定期的に開催されているので、時間が合えばツアーに入って詳しい説明に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。

州議事堂のテラスから眺めるオーシャン・ビューの景色は必見です!

名称 州議事堂 (Parliament House)
住所 Mitchell St, Darwin City NT 0800 (Google Map
アクセス ダーウィン中心街から徒歩4分
料金

無料

Web https://www.nt.gov.au/lant/

ジョージ・ブラウン・ダーウィン植物園

ジョージ・ブラウン・ダーウィン植物園

写真提供:Tourism NT/Nick Pincott

ジョージ・ブラウン・ダーウィン植物園 (George Brown Darwin Botanic Gardens) は、ダーウィン中心街から北へ2km、ミンディル・ビーチもあるエリア、ザ・ガーデンズに位置するオーストラリア北部および世界中の熱帯雨林地域の植物を集めた植物園です。

現在の場所に植物園が作られたのは1886年で、当時はヨーロッパからの植民者が、経済的に重要な植物がこのダーウィンの熱帯雨林の気候でも育つことができるかという実験のために使用した場所というのが始まりと言われています。その後1974年のサイクロン・トレーシーにより89%の植物が被害に遭いましたが、1969年からこの植物園で働き、その後植物園の館長、後のダーウィン市長となったジョージ・ブラウン氏の努力により、植物園は修復されました。2002年には、その彼の功績を称えて、「ジョージ・ブラウン・ダーウィン植物園」と名付けられました。

ジョージ・ブラウン・ダーウィン植物園では、オーストラリア北部のモンスーン気候で育つマングローブや雑木林、ティウィ諸島に生息する熱帯雨林の森やアーネムランドで見られる植物をはじめ、アフリカーマダガスカル・ガーデンでは、世界中のバオバブの木の珍しいコレクションなど鑑賞することができます。

園内には、ダーウィンで一番大きい噴水、小さな子供が遊ぶことができるプレイグラウンド、ダーウィンで一番古い教会に併設されたカフェなどもあるので、散歩がてら気軽に遊びに来ることができます。

名称 ジョージ・ブラウン・ダーウィン植物園 (George Brown Darwin Botanic Gardens)
住所 Gilruth Ave & Gardens Rd, The Gardens NT 0820 (Google Map
アクセス ダーウィン市内からバス4番にてMindil Beach下車徒歩8分。あるいは、ダーウィン市内から徒歩約30分。
料金

無料

Web https://nt.gov.au/leisure/parks-reserves/george-brown-darwin-botanic-gardens

イースト・ポイント自然保護区

イースト・ポイント自然保護区

写真提供:Tourism Australia/Nicholas Kavo

イースト・ポイント自然保護区 (East Point Reserve) は、ダーウィン市内から北へ約7.5km、大陸から西に突き出た岬に位置し、200ヘクタールもの広さがある自然公園です

第二次世界大戦時には要塞が設置されていたイースト・ポイントには、現在ではダーウィン軍事博物館があり、歴史的に重要な場所であると同時に、モンスーンの森やマングローブがあることから、ワラビー、バンディクート、ポッサム、爬虫類などの動物や多くの野鳥にとっての楽園にもなっています。

イースト・ポイント自然保護区内はボードウォークが設置されているので散策がしやすく、木陰のピクニック・エリアやバーベキューの設備、プレイグラウンドがあり、1年中ワニや尾に針を持つアカエイの出没の心配がないアレクサンダー湖では安心して水遊びができるので、週末はローカルの家族連れでにぎわいます。

また、ダドリー・ポイントから見渡せるダーウィンやファニー湾の景色、海に沈むサンセットは必見です!

名称 イースト・ポイント自然保護区 (East Point Reserve)
住所 East Point NT 0820 (Google Map
アクセス ダーウィン市内から車で14分
料金

無料

Web https://www.darwin.nt.gov.au/explore/out-and-about/find-a-facility/east-point-reserve

ナイトクリフ桟橋

ナイトクリフ桟橋

写真提供:Tourism Australia/Nicholas Kavo

ナイトクリフ桟橋 (Nightcliff Jetty) は、ダーウィン市内から北へ12kmのナイトクリフという郊外の海岸にある、釣りとサンセット鑑賞で有名な桟橋です。

ナイトクリフ桟橋の周りは岩場が多いため魚の格好の棲家となっています。このあたりで釣れる魚は、タラ、ブルー・サーモン、イカ、アジなどで、潮の満ち引きの時間にもよりますが、常に釣竿を垂らしている人の姿を見ることができます。

桟橋の近くには浅瀬のロック・プールやプレイグラウンド、ピクニックやバーベキュー・エリア、エクササイズ・マシーンなどもあるので、散歩やエクササイズをしている人も多く、週末には軽食や飲み物を販売するフード・バンが現れます。

ナイトクリフ桟橋の周りの岩間は赤茶けた色をしているので、日が沈むと共にその色が燃えるような赤色になり、また水平線に落ちていくサンセットが美しいことから、日の入り時には多くの観光客が集まります。

名称 ナイトクリフ桟橋 (Nightcliff Jetty)
住所 Nightcliff NT 0810 (Google Map
アクセス ダーウィン市内からバス4番にてBougainvilia St下車徒歩8分。あるいは、ダーウィン市内から車で17分。
料金

無料

Web https://www.darwin.nt.gov.au/explore/out-and-about/find-a-facility/nightcliff-foreshore

ウェーブ・ラグーン

ウェーブ・ラグーン

写真提供:Tourism NT/Peter Eve

ウェーブ・ラグーン (Wave Lagoon) は、ダーウィン市内から徒歩10分で行くことができる人気スポット「ダーウィン・ウォーターフロント」内にある、人口の波で遊べるプールです。

ダーウィン周辺では、ワニや尾に針を持つアカエイの出没が頻繁に起こるため、海や川、滝つぼでの遊泳は禁止させている場所が多くありますが、このウェーブ・ラグーンは海岸沿いに造られたプールなので、ワニやアカエイの心配をすることなく1年中楽しむことができます。

ウェーブ・ラグーンの深さは一番深い場所で2メートルあり、やさしいさざ波から1.2メートルもの高さの高波まで10種類の異なる波を作り出します。

ボディ・ボードと浮き輪は入場料を支払うと無料で貸し出してくれるので、高波に備えてどちらかを借りて思い切り楽しみましょう。

浅瀬の監視付きプールも併設されているので、小さいお子様連れの家族も楽しく遊ぶことができます。

ウェーブ・ラグーンで遊び疲れたら、ダーウィン・ウォーターフロントのカフェやレストランで一休みもいいですね。

名称 ウェーブ・ラグーン (Wave Lagoon)
住所 Kitchener Dr, Darwin City NT 0800 (Google Map
アクセス ダーウィン中心街から徒歩10分
料金

入場料:大人$7、子ども(3-14歳)$5、シニア$5

Web https://www.waterfront.nt.gov.au/wave-lagoon

カカドゥ国立公園

カカドゥ国立公園

カカドゥ国立公園 (Kakadu National Park) は、ダーウィンから東に250km、車で3時間の場所にある、ユネスコ世界複合遺産の巨大国立公園です。その大きさは、日本の四国と同じくらい。熱帯気候に位置するため、マングローブが生い茂る湿原が広がっていて、様々な野鳥やワニ、バッファローなどが生息する動植物の楽園となっています。

気温は年間を通して30度前後ですが、年間を通して雨季と乾季に分かれるため、雨季(11月から3月頃)には未舗装の道が封鎖され、アクセスができなくなる場所も出てきます。

しかし、滝や湖などは雨量が乾季よりも増し、迫力のあるカカドゥを体験できるのもまた、雨季の醍醐味です。逆に乾季(2月から10月頃)は、からっとした過ごしやすい気候となり、アクセスできる場所もぐっと増えるので、滝壺での水遊びやハイキングなどを思う存分多能できます。

総面積約197万5500ヘクタールの広大なカカドゥ国立公園は、約6万年以上も前からアボリジニーの人々が住んでいた形跡があります。文字を持たない彼らの古代の生活ぶりをうかがい知るには、公園内の2か所に残るウビルーとノーランジーロックの壁画を訪れてみましょう。比較的新しいと言われる「X線画法」で描かれた亀や魚のを見ることができたり、小高い丘の展望台からは、アーネムランドの大湿原が一望でき、ここからの夕日の風景は絶景です。また、自由に雷を操ることができる「雷男(ナマルゴン)の壁画も要チェックです。

カカドゥ国立公園内のガンロム滝やマグック渓谷では、人里離れた自然のスパでゆっくりくつろぐことができます。また、ジムジム滝やツイン滝は、滝壺での水遊びの他、ブッシュウォーキングを楽しむこともでき、雨季には乾季の際とは全く違う、迫力のある滝を見ることができます。

また、カカドゥ国立公園は約1万頭のワニが生息していて、イエロー・ウォーター・クルーズでは湿地にてイリエワニや多くの野鳥を観察することができます。

名称 カカドゥ国立公園 (Kakadu National Park)
住所 Kakadu Hwy, Jabiru NT 0886 (Google Map
アクセス ダーウィン市内から車で3時間
料金

乾季:大人$40、子ども(5-15歳)$20、コンセッション$30 / 雨季:大人$25、子ども(5-15歳)$12.50、コンセッション$19

Web https://www.parksaustralia.gov.au/kakadu/

リッチフィールド国立公園

リッチフィールド国立公園

写真提供:Tourism NT/Lucy Ewing

リッチフィールド国立公園 (Litchfield National Park) は、トップ・エンドの中でもカカドゥ国立公園に次いで人気の観光地です。ダーウィンから南に130km、車で約1時間半という、アクセスしやすい場所にあるので、地元ダーウィンっ子にも日帰り観光スポットとして親しまれています。

リッチフィールド国立公園内では、モンスーンの森林での散策や、いくつかある滝の滝壺が天然のプールになっているので水遊び、または、巨大なシロアリ塚の鑑賞など、様々なアクティビティを体験することができます。

フローレンス滝は、熱帯雨林のど真ん中に位置し、高さ15mほどの滝が2つ流れ落ちており、高台に設けられた展望台からの景色は絶景です。切り立った崖から流れ落ちる2つの滝のふもとの滝壺の水は透き通っていて、1年を通して気温が30度前後なので、ハイキング後のほってった体を冷やすにはちょうどいい水温です。

トルマー滝は、高さ40mの滝が緑の木々にに囲まれた褐色の崖から流れ落ちています。滝壺の付近は洞窟になっていて、そこには希少種のキクガシラコウモリが生息しているので、トルマー滝での遊泳は禁止されています。

ワンギ滝もフローレンスの滝同様、2つの滝が流れ落ちている二重滝です。高さ50メートルの滝は、雨季には水量が上がり、迫力満点。滝壺で水遊びをすることができる場所ですが、雨季に水位が増すとイリエワニが侵入してくる場合があるので、要注意です。

また、バレー・ロックホールは、天然のスパ。岩場に腰かけて流れてくる水の流れを感じながらリラックスするもよし、足場のつかない深い場所へ飛び込むスリルを味会うのもよし、みなそれぞれの楽しみ方に興じています。

リッチフィールド国立公園で一番目を見張るものは、何といっても巨大なシロアリ塚でしょう。大きなものだと2~3mを超すこのアリ塚は、強烈な日差しを避けると同時に、朝夕の太陽熱を利用して温度調節をするために、みな同じ南北方向を向いています。

シロアリ自身の排泄物と唾液を混ぜて作られ、1年でやっと30cmという大きさになると言われています。古いシロアリ塚は100年ほどたっているものもあります。この付近で一番大きい「カテドラル・ターマイト・マウンズ」は高さ5メートルを超える巨大アリ塚。横に立ってその大きさを実感してみましょう。

名称 リッチフィールド国立公園 (Litchfield National Park)
住所 Litchfield Park Rd, Litchfield Park NT 0822 (Google Map
アクセス ダーウィン市内から車で1時間半
料金

パークパスが必要:1日券$10、2週間券$30 https://nt.gov.au/parks/park-pass

Web https://nt.gov.au/leisure/parks-reserves/find-a-park/find-a-park-to-visit/litchfield-national-park#.U5fIXXV53Ua

キャサリン渓谷

キャサリン渓谷

写真提供:Tourism NT/Katie Goldie

キャサリン渓谷 (Katherine Gorge)は、ダーウィンから南へ約300km、ニトミルク国立公園に位置し、何百万年もの侵食により作られた砂岩の渓谷です。13の渓谷と早瀬、滝から構成され、渓谷の間を流れるキャサリン川へと続いています。

ニトミルク国立公園は、先住民のジャオイン族が管理していて、彼らにとって儀式などで使われるとても重要な場所です。彼らの言葉でニトミルクは「セミの夢見る場所」を意味します。

キャサリン渓谷は、内陸に位置するものの、気候はトップ・エンドと同じ熱帯雨林に属します。4月から10月までの乾季の間は、キャサリン川の水位が下がり、川の流れも穏やかになるので、クルーズやカヌー、または水遊びを楽しむことができます。

11月から3月までの雨季の間は、雷雨や洪水が発生する可能性が高くなります。また、川の水位も上がることにより、イリエワニが川に入り込むと、カヌーや遊泳は禁止されます。その場合は、ヘリコプターに乗って、上空から古代より侵食と隆起を繰り返してきたキャサリン渓谷の雄大さを堪能しましょう。

また、キャサリン渓谷の隣にはエディス・フォールズという滝があり、滝つぼでの水遊びでリフレッシュをするのもいいですね。

名称 キャサリン渓谷 (Katherine Gorge)
住所 Gorge Rd, Nitmiluk NT 0852 (Google Map
アクセス ダーウィン市内から車で3時間半
料金

パークパスが必要:1日券$10、2週間券$30 https://nt.gov.au/parks/park-pass

Web https://www.parksandwildlife.nt.gov.au/

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