オーストラリア国内線の手荷物ルールを比較|カンタス・ヴァージン・ジェットスターの重量制限と追加料金

オーストラリア国内を飛行機で移動するとき、航空券の料金と同じくらい確認しておきたいのが手荷物のルールです。

シドニーからケアンズ、メルボルンからゴールドコースト、あるいはパースからメルボルンなど、オーストラリアでは観光地間の移動に国内線を利用する機会が多くあります。

航空券を検索すると、ジェットスターの運賃が安く表示されることがあります。しかし、スーツケースを預ける場合は追加料金が必要になることがあり、最終的な旅行代金ではカンタス航空やヴァージン・オーストラリアの方が安くなる場合もあります。

また、機内持ち込み手荷物の重量制限も航空会社によって異なります。

2026年10月現在、カンタス航空の通常の国内線では機内持ち込みが合計14kgまで認められる一方、ヴァージン・オーストラリアの一般エコノミーでは頭上の収納棚に入れるバッグが8kgまでとなっています。

ジェットスターでは、2027年2月2日より前に出発する通常のスターター運賃なら、機内持ち込み手荷物は合計7kgまでです。

さらに注意したいのが、2027年からの変更です。

ジェットスターは2027年2月2日から、機内持ち込み手荷物の制度を大きく変更します。新制度では、通常のスターター運賃に含まれるのは、原則として座席下に収まる小型バッグ1個になります。

これまでのように、規定内の小型スーツケースを無料で頭上の収納棚へ入れられるとは限らなくなります。

そのため、2027年以降の航空券を予約する方は、特に注意が必要です。

この記事では、オーストラリア国内線でよく利用するカンタス航空、ヴァージン・オーストラリア、ジェットスターの3社について、機内持ち込み手荷物、受託手荷物、重量制限、追加料金、超過料金、子ども用品などを比較します。

また、航空券の料金を比較する際に見落としやすいポイントや、2027年のジェットスター新制度についても詳しく解説します。

情報は2026年10月30日時点の各航空会社公式サイトに基づいています。実際の予約では、航空券の運賃タイプ、運航会社、搭乗日によって条件が異なるため、予約確認書に記載された手荷物許容量を確認してください。

旅行者
シドニーからケアンズへ国内線で移動する予定です。ジェットスターの航空券が安いのですが、23kgくらいのスーツケースを持っています。荷物の料金を含めても安いのでしょうか?
旅行スタッフ
ジェットスターの基本運賃には通常、受託手荷物が含まれていないので、23kgの荷物なら必要な重量枠を追加購入する必要があります。カンタス航空なら通常の国内線エコノミーに23kgが1個含まれ、ヴァージン・オーストラリアでもChoiceやFlexなら23kgが1個含まれます。航空券と手荷物の合計金額で比較しましょう。

オーストラリア国内線の手荷物は航空会社によって違う

オーストラリアの主要都市を結ぶ国内線には、いくつかの航空会社があります。

旅行者がよく利用するのは、カンタス航空(Qantas Airways)、ヴァージン・オーストラリア(Virgin Australia)、ジェットスター(Jetstar Airways)の3社です。

ただし、同じ国内線でも航空会社によって手荷物の条件が異なります。

機内持ち込み手荷物

機内持ち込み手荷物は、キャリーオン・バゲージ(Carry-on Baggage)と呼ばれます。

小型のスーツケース、リュックサック、ハンドバッグなど、航空機の客室へ持ち込む荷物です。

一般的に、重量、個数、サイズなどの制限があります。

受託手荷物

受託手荷物は、チェックド・バゲージ(Checked Baggage)と呼ばれます。

空港のチェックインカウンターや自動手荷物預け機などで預け、航空機の貨物室で運ばれる荷物です。

通常の大型スーツケースはこちらに該当します。

航空券に含まれるものと追加料金になるもの

カンタス航空の通常の国内線では、エコノミーでも受託手荷物が基本運賃に含まれています。

ヴァージン・オーストラリアは運賃タイプによって異なり、Liteには受託手荷物が含まれず、ChoiceやFlexには含まれます。

ジェットスターの通常のStarter運賃では、受託手荷物は原則として有料です。

そのため、航空券を比較するときは、最初に表示される運賃だけでなく、必要なスーツケースを持って行くための総額で比べることが重要です。

3航空会社の機内持ち込み・受託手荷物比較表

2026年10月30日時点で公表されている、主要3航空会社の標準的な国内線エコノミーの手荷物許容量を比較します。

航空会社・運賃機内持ち込み受託手荷物
カンタス航空/Economy合計14kg、1個最大10kg23kg×1個
ヴァージン/Lite大型バッグ1個8kgまで+小型私物含まれない
ヴァージン/Choice大型バッグ1個8kgまで+小型私物23kg×1個
ヴァージン/Flex大型バッグ1個8kgまで+小型私物23kg×1個
ジェットスター/Starter合計7kg・2個まで含まれない

※一般的な国内線エコノミー運賃の比較です。カンタスリンクの一部小型機、上級会員、特別な運賃、旅行会社経由の予約などには例外があります。

※ジェットスターの機内持ち込み7kgは、2027年2月2日より前に出発する通常のジェットスター航空便についての規則です。2027年2月2日からは新制度へ変更されます。

※ヴァージン・オーストラリアの小型私物は、上記の8kgの大型バッグとは別に持ち込めるものです。サイズ条件などがあります。

23kgのスーツケースを持って行くなら?

カンタス航空の通常のエコノミー、またはヴァージン・オーストラリアのChoice・Flexなら、23kgのスーツケース1個が基本的に含まれています。

一方、ヴァージンのLiteとジェットスターのStarterでは、原則として受託手荷物を追加購入する必要があります。

なお、預けられる重量は運賃によって異なるだけでなく、荷物1個当たりの上限にも注意が必要です。

カンタス航空の手荷物規則

カンタス航空では、通常のオーストラリア国内線エコノミー運賃に、23kgの受託手荷物が1個含まれています。

ジェットスターなどと違い、基本運賃にスーツケースが含まれているため、荷物の多い旅行者にとっては分かりやすい料金体系です。

機内持ち込み手荷物

カンタス航空の一般的な国内線では、エコノミーとビジネスクラスの機内持ち込みは次のようになっています。

  • 頭上の収納棚に入れるバッグ1個
  • 前の座席の下に入れるバッグ1個
  • 小型の私物1個
  • 合計重量14kgまで
  • 荷物1個当たり10kgまで

通常のキャビン用スーツケースは、最大で高さ56cm、幅36cm、奥行23cmです。

また、座席下に収納するバッグには、別のサイズ制限があります。

カンタスリンクの小型機では例外あり

カンタスリンク(QantasLink)のダッシュ8・Q400型機などでは、通常の国内線とは機内持ち込み条件が異なります。

公式案内では、Q400型機の機内持ち込みは合計7kgまでとされています。

また、小型スーツケースを機内の頭上収納棚へ入れられず、搭乗口で預ける必要がある場合があります。

地方都市や島への航空便では、使用機材を確認しましょう。

受託手荷物

クラス国内線の標準的な受託手荷物
エコノミー23kg×1個
ビジネス32kg×2個

上級会員には追加の手荷物許容量が適用される場合があります。

また、国内線の受託手荷物は、原則として1個の縦・横・高さの合計が140cm以内というサイズ制限があります。

通常の国際線とはサイズの基準が異なるため注意してください。

荷物を追加したい場合

航空券に含まれる手荷物許容量を超える場合は、追加手荷物の購入を検討します。

カンタス航空では、事前に追加手荷物を購入できる場合があります。

ただし、便や運賃、機材によって制限があるため、予約管理画面で確認してください。

カンタス航空:機内持ち込み手荷物

カンタス航空:受託手荷物

ヴァージン・オーストラリアの手荷物規則

ヴァージン・オーストラリアでは、国内線のエコノミー運賃が主にLite、Choice、Flexに分かれています。

それぞれ、手荷物や座席指定、航空券の変更条件などが異なります。

2026年2月から機内持ち込み8kgに変更

ヴァージン・オーストラリアは、2026年2月2日から機内持ち込み手荷物の規則を変更しました。

一般的なエコノミークラスでは、次の条件が適用されます。

  • 頭上収納棚用バッグ1個:最大8kg
  • 小型私物1個:追加で持ち込み可能
  • 頭上収納棚用バッグの最大サイズ:56×36×23cm
  • 小型私物の最大サイズ:45×33×20cm

なお、Economy Xやビジネスクラス、一部の上級会員では、機内持ち込み許容量が異なります。

受託手荷物は運賃タイプによって違う

運賃タイプ受託手荷物特徴
Lite含まれない荷物が少ない旅行者向け
Choice23kg×1個受託手荷物と標準座席指定を含む
Flex23kg×1個変更しやすい運賃条件
Business32kg×2個ビジネスクラス

※通常の会員資格の場合です。ベロシティ・フリークエントフライヤー(Velocity Frequent Flyer)の会員ランクによって、追加の受託手荷物許容量が適用される場合があります。

LiteとChoiceはどちらがお得?

機内持ち込み手荷物だけで旅行する場合は、Liteを選ぶことで航空券代を抑えられる場合があります。

一方、23kgのスーツケースを預ける場合は、Liteに手荷物を追加する料金と、最初から受託手荷物が含まれるChoiceの料金を比較しましょう。

Choiceには標準座席指定も含まれるため、単純な運賃差だけでなく、必要なオプションを合わせて比較するとよいでしょう。

ヴァージン・オーストラリア:国内線運賃タイプ

ジェットスターの手荷物規則

ジェットスターは、オーストラリアの主要都市を結ぶ格安航空会社です。

航空券の基本運賃を低く設定する一方、受託手荷物などは必要に応じて追加購入する方式が採用されています。

2027年2月1日までに出発する場合

2026年10月現在、ジェットスターの通常のStarter運賃では、機内持ち込み手荷物は合計7kgまでです。

持ち込めるのは、次の2個です。

  • 頭上収納棚に入れる主要なバッグ1個
  • 座席下へ収納する小型バッグ1個

この2個を合わせて7kgまでとなっています。

主要なバッグの最大サイズは、高さ56cm、幅36cm、奥行23cmです。

ハンドバッグやノートパソコンなども、所定の機内持ち込み許容量に含まれます。

14kgへ増やせる場合もある

対象となる便では、追加料金を支払って、機内持ち込みの重量を合計14kgまで増やせる場合があります。

ただし、荷物1個当たりの重量は最大10kgです。

また、追加できる枠には限りがあるため、希望する便で必ず購入できるとは限りません。

受託手荷物は最大40kgまで購入可能

ジェットスターでは、受託手荷物を合計40kgまで追加購入できます。

ただし、荷物1個当たりの重量は32kgまでです。

例えば、40kgの受託手荷物枠を購入した場合、1個のスーツケースに40kg詰めて預けることはできません。

少なくとも2個に分ける必要があります。

機内持ち込みと受託手荷物は別々

受託手荷物を20kg購入しているからといって、機内持ち込み手荷物を20kg増やせるわけではありません。

機内持ち込みの許容量と、受託手荷物の重量枠は別々に管理されます。

ジェットスター:機内持ち込み手荷物

ジェットスター:受託手荷物

2027年2月からのジェットスター新ルール

これからオーストラリア旅行を計画する方に、特に知っておいていただきたいのがジェットスターの機内持ち込み制度の変更です。

ジェットスターは2026年8月5日、2027年2月2日から新しい機内持ち込み制度へ移行すると発表しました。

通常のStarter運賃は小型バッグ1個が基本

2027年2月2日以降に出発するジェットスター航空の対象便では、通常のStarter運賃に含まれる手荷物は、座席下へ収納できるバッグ1個になります。

サイズは最大40×30×20cmです。

従来のような、小型スーツケースを頭上の収納棚へ持ち込む権利は、基本運賃には含まれなくなります。

頭上収納棚へ荷物を持ち込むには?

プライオリティ・キャリーオン(Priority Carry-on)という追加オプションが導入されます。

このオプションを購入すると、次の2個を持ち込めます。

  • 座席下のバッグ1個:最大40×30×20cm
  • 頭上収納棚のバッグ1個:最大56×36×23cm

また、優先搭乗も含まれます。

ただし、Priority Carry-onは便ごとに販売数が限定されます。

7kgという一律の重量制限は廃止

新しい制度では、従来の合計7kgという重量制限が廃止されます。

ただし、どれだけ重い荷物でもよいという意味ではありません。

安全上、荷物1個の重量は最大10kgとされています。

また、頭上収納棚へ荷物を入れる場合は、自分で安全に持ち上げられることが必要です。

項目2027年2月1日以前2027年2月2日以降
Starterに含まれる機内持ち込み主要バッグ+小型バッグ、合計7kg座席下の小型バッグ1個
頭上収納棚のバッグ7kgの範囲内で持ち込み可能原則としてPriority Carry-onなどが必要
座席下のバッグ主要バッグと合計7kgの枠内最大40×30×20cm
重量制限合計7kgが基本一律7kg制限を廃止、1個最大10kg
追加オプション対象便で合計14kgに増量可能Priority Carry-on

※新制度はジェットスター航空(JQ)の対象便に適用されます。ジェットスター・ジャパン(Jetstar Japan/GK)の運航便には、同じ変更は適用されません。また、10名以上の団体予約や、制度変更前に行った予約には別の取り扱いがあります。

2026年8月5日より前に予約した場合

2026年8月5日より前に予約し、2027年2月2日以降に出発する対象便については、Priority Carry-onへ無料アップグレードされる措置が案内されています。

ただし、予約時期や変更履歴によって取り扱いが異なる場合があります。

予約管理画面で実際の手荷物条件を確認してください。

2027年以降は航空券の比較方法も変わる

例えば、2027年3月にジェットスターでシドニーからメルボルンへ移動する場合、小型キャリーケースを頭上の収納棚に持ち込みたい方は、Priority Carry-onなどの料金を含めて比較する必要があります。

一方、小型リュックサック1個だけで旅行できる方は、基本運賃のままで済む可能性があります。

ジェットスター:2027年からの手荷物制度変更に関する公式発表

受託手荷物の追加料金はいつ購入すると安い?

受託手荷物の料金は、航空会社によって異なります。

また、同じ航空会社でも、路線、搭乗日、購入する重量、購入時期などによって料金が変わります。

ジェットスターは事前購入が基本

ジェットスターの公式サイトでは、受託手荷物を航空券予約時に購入できるほか、予約後に追加することもできます。

空港で購入することもできますが、事前購入より高額になる場合があります。

また、搭乗ゲートで機内持ち込み手荷物が制限を超えていると判明した場合、追加料金が必要になる場合があります。

ヴァージン・オーストラリアの追加手荷物料金

ヴァージン・オーストラリアでは、2026年10月28日から追加手荷物の料金が変更されています。

公式サイトに掲載されている国内線の追加受託手荷物料金は、次のとおりです。

購入方法国内線の追加手荷物料金
空港到着前に購入1個A$67~A$102
空港で購入1個A$120~A$170

※追加する受託手荷物1個、最大23kgについての公表料金範囲です。実際の金額は路線、搭乗日、購入方法などによって異なります。

例えば、出発前にA$80で購入できる荷物が、空港ではA$140になる場合、差額はA$60です。

これは計算例ですが、荷物を事前購入することで費用を抑えられる場合があることが分かります。

カンタス航空も予約管理画面で確認

カンタス航空でも、標準許容量を超える荷物が必要な場合、追加手荷物を購入できる場合があります。

ただし、ルートや運賃によって条件が異なるため、具体的な料金は予約管理画面などで確認してください。

ヴァージン・オーストラリア:追加手荷物料金

空港で手荷物が重量超過した場合

空港でスーツケースを預ける際、予定よりも重量が増えてしまうことがあります。

特に、オーストラリアで買ったお土産や衣類などを詰めた結果、出発時より荷物が重くなっていることは珍しくありません。

23kgを少し超えた場合

例えば、23kgまでの受託手荷物が1個含まれる航空券で、スーツケースが25kgになっていた場合です。

航空会社によっては、超過重量に対する追加料金がかかります。

ただし、追加料金を支払えばどんな重量でも預けられるわけではありません。

荷物1個の最大重量は32kg

カンタス航空、ヴァージン・オーストラリア、ジェットスターでは、一般的な受託手荷物について、1個当たり32kgという上限が設けられています。

例えば、ジェットスターで受託手荷物40kgを購入していても、40kgのスーツケース1個を預けることはできません。

少なくとも2個に分ける必要があります。

また、航空会社によっては、32kgを超える荷物を通常の受託手荷物として受け付けず、貨物輸送など別の手続きが必要になる場合があります。

機内持ち込みの重量超過

機内持ち込み手荷物についても、重量やサイズが確認される場合があります。

規則を超えている場合は、機内へ持ち込めず、追加料金を支払って預ける必要があることがあります。

特に格安航空会社では、搭乗ゲートでの追加料金が高額になる場合があるため、空港へ向かう前に荷物を量っておくとよいでしょう。

スーツケースのサイズ制限と大型荷物

手荷物の条件は重量だけではありません。

スーツケースの縦・横・高さについても制限があります。

カンタス航空の国内線

通常の国内線受託手荷物では、スーツケース1個の縦・横・高さの合計が140cm以内という基準があります。

例えば、大型の旅行用スーツケースの3辺合計が150cmの場合、国内線の標準サイズを超える可能性があります。

国際線で問題なく預けられたスーツケースでも、オーストラリア国内線ではサイズ制限に注意が必要です。

ジェットスターの大型荷物

ジェットスターでは、1辺の長さが1mを超える荷物は、オーバーサイズド・アイテム(Oversized Item)として扱われます。

この場合、通常の受託手荷物料金とは別に、大型荷物取扱料金がかかる場合があります。

対象になるものとしては、大きなスポーツ用品や特殊な形状の荷物などが考えられます。

ただし、車椅子や一部の医療機器、乳児用品などは例外があります。

ゴルフバッグやサーフボードは?

ゴルフバッグ、サーフボード、自転車などを預ける場合、航空会社ごとに重量、寸法、追加料金の規則が定められています。

一般的なスーツケースと同じように預けられるとは限りません。

また、小型機が運航する路線では、荷物の大きさによって受託できない場合があります。

こうした大型荷物を持って旅行する場合は、航空券を購入する前に確認しておきましょう。

国内線航空券は荷物込みの総額で比較

航空券を比較する際は、運賃に何が含まれているかを確認しましょう。

例えば、シドニーからケアンズへ旅行する場合です。

次の料金は、比較方法を説明するための仮定の数字です。実際の航空会社の販売価格ではありません。

項目カンタス航空ヴァージンChoiceジェットスターStarter
航空券代A$240A$210A$155
受託手荷物23kg含む23kg含む別途購入
荷物追加料金の仮定A$0A$0A$60
合計A$240A$210A$215

この例では、航空券だけを見るとジェットスターが最も安くなります。

しかし、スーツケースの追加料金を含めると、ヴァージン・オーストラリアのChoiceの方がA$5安くなります。

また、座席指定や航空券変更の条件なども異なります。

座席指定料にも注意

格安航空会社では、特定の座席を指定する際に追加料金がかかる場合があります。

家族や友人同士で隣の座席を確保したい場合は、その料金も含めて比較するとよいでしょう。

2027年以降は機内持ち込みにも注意

2027年2月2日以降のジェットスターでは、通常のStarter運賃に頭上収納棚へ入れる大型バッグが含まれなくなるため、必要な場合はPriority Carry-onなどの追加料金も考慮します。

短期旅行なら荷物の少ない運賃も選択肢

一方、1泊2日程度の国内旅行で荷物が少ない場合は、受託手荷物が含まれない運賃の方が安く済むことがあります。

旅行期間と必要な荷物量に合わせて運賃を選びましょう。

国際線から国内線へ乗り継ぐ場合の荷物

日本からオーストラリアへ旅行し、国内線を乗り継ぐ場合は、手荷物許容量がさらに複雑になります。

例えば、日本からシドニーへ国際線で到着し、その後ケアンズへ国内線で移動する場合です。

国際線と国内線で手荷物許容量が違う

国際線では30kgの受託手荷物が認められていても、国内線では23kgしか認められないことがあります。

特に、国際線と国内線を別々の航空券として購入した場合は、国内線独自の規則が適用される可能性があります。

通し発券の場合は?

ひとつの航空券として発券されている場合、複数区間に適用される手荷物規則が定められています。

そのため、通常の国内線だけを購入した場合と異なる許容量が適用されることがあります。

ただし、すべての通し航空券で国際線と同じ重量が認められるわけではありません。

航空券に記載されている各区間の手荷物条件を確認してください。

ジェットスターで別切り購入する場合

例えば、日本からシドニーまで別の航空会社を利用し、シドニーからケアンズをジェットスターで別途購入した場合です。

国際線に30kgの受託手荷物が含まれていても、ジェットスターのStarter運賃に自動的に30kgが付くわけではありません。

必要な重量分をジェットスターで追加購入する必要があります。

また、国際線でオーストラリアへ入国して国内線に乗り継ぐ場合は、通常、最初の到着空港で荷物を受け取り、税関・検疫を通過する必要があります。

乗り継ぎ時の手続きも確認しておきましょう。

子ども連れのベビーカー・チャイルドシート

小さな子どもを連れてオーストラリア国内線を利用する場合、ベビーカーやチャイルドシートの取り扱いも確認しておきましょう。

カンタス航空

カンタス航空では、2歳未満の乳児と一緒に旅行する場合、折りたたみ式ベビーカー、携帯用ベビーベッド、チャイルドシートなどの乳児用品を、所定の条件で無料で預けられます。

公式案内では、乳児1人につき最大3点の対象用品を無料で預けられるとされています。

ただし、サイズや重量に関する条件があります。

ヴァージン・オーストラリア

ヴァージン・オーストラリアでも、乳児・子ども連れの旅行者向けに、ベビーカーやチャイルドシートの取り扱いに関する規則があります。

預けられる用品の種類や数、運賃ごとの条件を確認してください。

ジェットスター

ジェットスターでも、ベビーカーやチャイルドシートなどの対象となる乳児・子ども用品を、通常の受託手荷物枠とは別に無料で預けられる場合があります。

ただし、航空機の種類や用品の寸法などによって条件が異なります。

空港内でベビーカーを使いたい場合

チェックイン時にベビーカーを預ける場合と、搭乗口付近まで使用できる場合があります。

空港や航空会社によって取り扱いが異なるため、事前に確認すると安心です。

モバイルバッテリーや預けられないもの

国内線の手荷物では、重量やサイズだけでなく、危険物の規則にも注意が必要です。

特に、スマートフォンの充電に使用するモバイルバッテリーは、受託手荷物へ入れてはいけません。

モバイルバッテリーは機内持ち込み

カンタス航空などでは、モバイルバッテリーや予備のリチウム電池を機内持ち込みにするよう案内しています。

また、カンタス航空では2025年12月15日から、機内でモバイルバッテリーを使用したり、充電したりすることを禁止しています。

同航空会社では、持ち込み可能なモバイルバッテリーの個数や容量にも制限があります。

モバイルバッテリーを預け荷物に入れない

チェックイン時にスーツケースを預ける前に、モバイルバッテリーや予備電池が入っていないか確認してください。

特に、空港で機内持ち込みバッグを急きょ預けることになった場合は、モバイルバッテリーや予備電池を取り出す必要があります。

薬や貴重品も機内持ち込みが基本

毎日使用する薬、パスポート、貴重品、重要書類などは、航空会社が認める範囲で機内持ち込みにしておくと安心です。

預け荷物は、遅延や紛失によって到着が遅れることがあります。

旅行中に必要なものは、できるだけ手元に置いておきましょう。

航空会社によって細かい条件が違う

リチウム電池、電子タバコ、スプレー、スポーツ用品などについては、航空会社ごとに危険物としての制限があります。

利用する便の公式案内を確認してください。

手荷物の追加購入と出発前の確認方法

最後に、国内線の航空券を予約してから出発するまでに確認しておきたいことを整理します。

STEP 1.予約確認書を見る

航空券に記載されている運賃タイプと手荷物許容量を確認します。

同じ航空会社でも、運賃タイプや運航会社によって条件が異なる場合があります。

STEP 2.必要な荷物の重量を量る

自宅でスーツケースの重量を量り、許容量に収まるか確認します。

また、機内持ち込み用のバッグも別に量っておきましょう。

STEP 3.足りなければ追加手荷物を購入する

必要な重量枠が不足している場合は、航空会社の公式サイトや予約管理画面などで追加購入できるか確認します。

旅行会社を通じて航空券を購入した場合は、旅行会社へ手続きを依頼する必要があることもあります。

STEP 4.スーツケースのサイズも確認する

重量が条件内でも、大型スーツケースやスポーツ用品などは、追加料金や特別な取り扱いが必要になる場合があります。

STEP 5.旅行中の買い物も考慮する

出発時には重量制限内でも、お土産などを購入して帰りの荷物が重くなることがあります。

帰りの国内線で必要な手荷物枠についても考えておきましょう。

STEP 6.搭乗前にもう一度確認する

ジェットスターの2027年の制度変更のように、航空会社の手荷物規則が変更される場合があります。

また、機材変更や航空券の変更によって取り扱いが異なる可能性もあります。

出発前には、予約管理画面で最新の手荷物条件を確認してください。

オーストラリア国内線の手荷物に関するよくある質問

カンタス航空の国内線では、スーツケースを何kgまで無料で預けられますか?
通常のオーストラリア国内線エコノミーでは、23kgまでの受託手荷物が1個含まれています。ただし、一部の小型機、特定路線、運航会社などによって例外があります。予約確認書に記載された許容量を確認してください。
ヴァージン・オーストラリアのLite運賃にはスーツケースが含まれていますか?
通常、国内線のLite運賃には受託手荷物が含まれていません。必要な場合は追加購入します。一方、ChoiceとFlexには標準的に23kgの受託手荷物が1個含まれています。
ヴァージン・オーストラリアの機内持ち込みは7kgですか?
2026年2月2日から規則が変更され、一般的な国内線エコノミーでは頭上収納棚用のバッグ1個を最大8kgまで持ち込めます。さらに、規定サイズ内の小型私物1個を持ち込めます。上級会員や上位クラスでは条件が異なります。
ジェットスターの機内持ち込みは何kgまでですか?
2027年2月2日より前に出発する通常のStarter運賃では、主要バッグと小型バッグの合計で7kgまでです。ただし、2027年2月2日から制度が変更され、通常のStarter運賃では座席下へ収納する小型バッグ1個が基本になります。頭上収納棚を使うにはPriority Carry-onなどが必要です。
ジェットスターの2027年からの手荷物変更はいつ始まりますか?
2027年2月2日から、ジェットスター航空(JQ)の対象便に新しい機内持ち込み制度が適用されます。通常のStarter運賃には、最大40×30×20cmの座席下バッグ1個が含まれます。頭上収納棚のバッグにはPriority Carry-onなどが必要です。ジェットスター・ジャパン(GK)の運航便には同じ変更は適用されません。
ジェットスターでは40kgのスーツケースを1個預けられますか?
いいえ。ジェットスターでは受託手荷物を合計40kgまで購入できますが、1個当たりの最大重量は32kgです。40kgを預けたい場合は、少なくとも2個に分ける必要があります。
受託手荷物を空港で追加すると高くなりますか?
航空会社によっては、空港での追加購入が事前購入より高くなります。例えば、ヴァージン・オーストラリアの2026年10月28日以降の公式料金では、国内線の追加受託手荷物が事前購入A$67~A$102、空港購入A$120~A$170となっています。実際の料金は路線や搭乗日などによって異なります。
国際線で30kgまで預けられる場合、オーストラリア国内線でも30kgまで無料ですか?
必ずしもそうではありません。国際線と国内線を別々に購入した場合、国内線独自の許容量が適用されることがあります。通し発券の場合も、航空券に適用される手荷物規則によって異なります。各区間の予約確認書を確認してください。
ベビーカーやチャイルドシートは無料で預けられますか?
カンタス航空やジェットスターなどでは、対象となるベビーカーやチャイルドシートなどを無料で預けられる制度があります。ただし、利用できる用品の種類、個数、サイズ、重量などには条件があります。利用する航空会社の公式案内を確認してください。
モバイルバッテリーはスーツケースに入れて預けられますか?
いいえ。モバイルバッテリーや予備のリチウム電池は、通常、受託手荷物に入れることができません。航空会社の容量・個数制限などを守り、機内持ち込みにしてください。また、カンタス航空では2025年12月15日から機内でのモバイルバッテリーの使用と充電を禁止しています。

まとめ|オーストラリア国内線は手荷物込みの料金で比較しよう

オーストラリア国内線では、航空会社によって機内持ち込み手荷物や受託手荷物の条件が異なります。

カンタス航空の通常のエコノミーでは、23kgまでの受託手荷物1個が基本運賃に含まれています。

ヴァージン・オーストラリアでは、Liteに受託手荷物が含まれない一方、ChoiceやFlexには23kgのスーツケース1個が含まれています。

ジェットスターのStarter運賃では、受託手荷物が原則として有料です。

また、機内持ち込みについても条件が異なり、通常のカンタス国内線では合計14kg、ヴァージンの一般エコノミーでは8kgのバッグに加えて小型私物、ジェットスターでは2027年2月2日より前の通常運賃で合計7kgが基本となっています。

さらにジェットスターでは、2027年2月2日から機内持ち込み制度が大きく変わります。

新制度では、通常のStarter運賃に含まれるのは座席下へ収納する小型バッグ1個となり、頭上収納棚に小型スーツケースなどを持ち込みたい場合はPriority Carry-onなどの追加オプションが必要になります。

2027年以降のオーストラリア旅行を予約する方は、この変更にも注意してください。

また、受託手荷物を追加する場合は、空港で購入するよりも事前購入の方が安くなることがあります。

航空券の価格を比較する際は、運賃だけでなく、必要な受託手荷物、機内持ち込みの追加オプション、座席指定などを含めた総額で判断するとよいでしょう。

オーストラリア国内線の航空券は、荷物が少ない旅行者と、大型スーツケースを持って旅行する人では、最もお得な航空会社が違う場合があります。

旅行の日程と荷物の量に合った航空券を選び、空港での思わぬ追加料金を防ぎましょう。

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