JAL・ANA・カンタス・ジェットスター比較|オーストラリア行きはどれがおすすめ?
日本からオーストラリアへ直行便で行く場合、主な選択肢になるのが、日本航空、ANA、カンタス航空、ジェットスター航空の4社です。
航空券を検索すると、同じオーストラリア行きでも料金にはかなり差があります。
「一番安い航空会社を選べばいい」と考えたくなりますが、実際にはそれほど単純ではありません。
預け荷物。
機内食。
座席指定。
変更・キャンセル条件。
日本で利用する空港。
オーストラリアで到着する都市。
こうした違いまで含めると、旅行者によって最適な航空会社は変わります。
例えばジェットスター航空の航空券がJALより3万円安くても、往復の受託手荷物、座席指定、食事などを追加すると、実際の差額はかなり小さくなることがあります。
一方、荷物が少なく、食事や座席指定にもこだわらない人なら、ジェットスター航空の安い運賃は非常に魅力的です。


また、同じ航空会社でも一番安い運賃と変更可能な運賃では条件が違います。
「JALだから何でも無料」「LCCだから必ず安い」という決めつけも避けたほうがよいでしょう。
この記事では、2026年10月現在の最新情報をもとに、日本航空(Japan Airlines/JAL)、全日空(All Nippon Airways/ANA)、カンタス航空(Qantas Airways)、ジェットスター航空(Jetstar Airways)の4社を、日本からオーストラリアへ旅行する人の目線で比較します。
- まず4社を一覧で比較
- 日本-オーストラリア直行路線を比較
- JALの特徴
- JALのオーストラリア直行便
- JALは預け荷物2個・各23kg
- 日本語で安心して旅行したい人に向く
- ANAの特徴
- ANAのオーストラリア直行便
- ANAの預け荷物は運賃によって異なる
- シドニー線は1日2便
- パースへ直行できるのはANA
- カンタス航空の特徴
- カンタス航空は豪州3都市へ直行
- 預け荷物は重量制で30kg
- オーストラリア国内線への接続が便利
- ジェットスター航空の特徴
- 成田・関西から5路線
- Starter運賃は「必要な物だけ追加」
- 受託手荷物は基本運賃に含まれない
- 2027年2月から機内持込ルールが変更
- Starter Plusも比較する価値あり
- 機内食を比較
- 座席指定を比較
- 機内エンターテインメント
- 変更・キャンセル条件
- 日本語の安心感で選ぶなら?
- 子連れ・家族旅行なら?
- 荷物が多い人なら?
- 安さ重視なら?
- シドニーならどの航空会社?
- メルボルンなら?
- ケアンズなら?
- ブリスベンなら?
- パースなら?
- 関西発なら?
- 航空券は「最終総額」で比べる
- 旅行タイプ別おすすめ
- 結局どの航空会社を選べばよい?
- よくある質問
まず4社を一覧で比較
エコノミークラスを中心に大まかな違いをまとめると、次のようになります。
| JAL | ANA | カンタス | ジェットスター | |
|---|---|---|---|---|
| タイプ | フルサービス | フルサービス | フルサービス | LCC |
| 日本発直行都市 | シドニー、メルボルン | シドニー、パース | シドニー、ブリスベン、メルボルン | ケアンズ、ブリスベン、シドニー |
| 預け荷物 | 2個×各23kg | 運賃により0~2個、各23kg | 30kg | Starterは別料金 |
| 機内食 | 含まれる | 含まれる | 含まれる | Starterは別料金 |
| 座席指定 | 条件により可能 | 運賃・座席により無料または有料 | 座席・会員資格等により有料の場合あり | Starterは有料 |
| 日本語対応 | ◎ | ◎ | ○ | ○ |
| 安い運賃の出やすさ | ○ | ○ | ○ | ◎ |
この表だけを見るとジェットスターがサービス面で不利に見えますが、そもそも考え方が違います。
JAL、ANA、カンタス航空は、ある程度のサービスを航空券に含めて販売する航空会社。
ジェットスター航空は基本運賃を低くし、必要なサービスだけ追加する航空会社です。
どちらが良いというより、自分が何を必要とするかで選ぶことが大切です。
日本-オーストラリア直行路線を比較
2026年10月5日現在の主な直行路線は次のとおりです。
| 航空会社 | 日本発着空港 | オーストラリア |
|---|---|---|
| JAL | 羽田 | シドニー |
| JAL | 成田 | メルボルン |
| ANA | 羽田 | シドニー |
| ANA | 成田 | パース |
| カンタス航空 | 羽田 | シドニー |
| カンタス航空 | 成田 | ブリスベン |
| カンタス航空 | 成田 | メルボルン |
| ジェットスター航空 | 成田 | ケアンズ |
| ジェットスター航空 | 成田 | ブリスベン |
| ジェットスター航空 | 関西 | ケアンズ |
| ジェットスター航空 | 関西 | ブリスベン |
| ジェットスター航空 | 関西 | シドニー |
さらにカンタス航空は、2026年12月7日から2027年3月31日まで新千歳-シドニー線を季節運航します。
つまり航空会社を選ぶ前に、そもそも目的地へ直行便がある会社を絞る必要があります。
JALの特徴
JALは、日本からオーストラリアへ初めて旅行する人にとって分かりやすい選択肢です。
予約から空港、機内まで日本語で対応でき、国際線の長時間フライトでも日本の航空会社らしいサービスを受けられます。
特に、
・海外旅行に慣れていない
・英語に不安がある
・高齢の家族と旅行する
・預け荷物が多い
という人には使いやすい航空会社でしょう。
JALのオーストラリア直行便
2026年10月現在、JALは、
羽田-シドニー
成田-メルボルン
の2路線を運航しています。
羽田-シドニーは毎日運航。
成田-メルボルンは2026年10月24日までは週3便が基本ですが、10月25日から2027年2月28日までは毎日運航となります。
東京都心からアクセスしやすい羽田からシドニーへ行ける点は大きな魅力です。
JALは預け荷物2個・各23kg
JAL国際線エコノミークラスの無料受託手荷物は、通常、
1個23kgまで×2個
です。
合計では最大46kgになります。
例えば大きなスーツケースを1個と、小さなバッグを1個預けることができます。
長期滞在や家族旅行、お土産を多く買う予定の人にはかなり余裕があります。
ただし「46kgを1個のスーツケースに入れる」という意味ではありません。
1個あたり23kgという上限があります。
日本語で安心して旅行したい人に向く
JALのオーストラリア線エコノミークラスでは通常の機内食が提供され、映画などの機内エンターテインメントも利用できます。
オーストラリア路線では耳栓やアイマスクなどのアメニティも用意されています。
日本出発便では、通常の食事とは別に有料で機内食をアップグレードできるサービスもあります。
サービスをひとつずつ追加料金で購入する必要がないため、航空券を買った後の追加費用を考えやすいのもメリットです。
ANAの特徴
ANAもJALと同じく、日本語サービスを重視する旅行者には使いやすい航空会社です。
オーストラリア線で特に特徴的なのは、シドニー線の便数とパース線です。
シドニーへは羽田から1日2便。
パースへは成田から、日本と西オーストラリア州を直接結ぶ便を運航しています。
ANAのオーストラリア直行便
ANAの直行便は、
羽田-シドニー
成田-パース
です。
2026年10月25日から2027年3月27日の冬期スケジュールでは、羽田-シドニーは1日2便を毎日運航。
成田-パースも毎日運航となります。
2026年夏期に週3便だったパース線が毎日になるため、西オーストラリア旅行の日程はかなり組みやすくなります。
ANAの預け荷物は運賃によって異なる
以前は「ANAの国際線エコノミーなら2個まで」と覚えていた人もいるかもしれません。
現在は運賃体系が細かく分かれているため、注意が必要です。
ANA国際線エコノミークラスでは、1個あたりの上限は23kgですが、無料で預けられる個数は運賃規則によって0~2個となっています。
Basic、Light、Value、Standardなど、購入する運賃によって手荷物や座席指定、変更・払い戻し条件が違います。
そのためANAを予約する際は、検索結果に表示された運賃だけでなく、手荷物欄まで確認しましょう。
機内持込手荷物は、身の回り品と合わせて総重量10kgまでが基本です。
シドニー線は1日2便
ANAの大きな強みのひとつが、羽田-シドニーを1日2便運航していることです。
NH879とNH889の2便があり、旅行日程に合わせて時間帯を選べます。
運航便数が多いことは、単純に時間を選べるだけでなく、予約時に複数便の価格を比較できるというメリットもあります。
パースへ直行できるのはANA
パース旅行なら、ANAの存在は非常に大きくなります。
2026年10月現在、日本からパースへ定期直行便を運航しているのはANAです。
他社を利用すると、シドニーやシンガポールなどを経由する必要があります。
飛行時間だけでなく、乗り継ぎ、荷物、乗り継ぎ失敗のリスクなどを考えれば、パース旅行ではANAを最初に比較する価値が高いでしょう。
カンタス航空の特徴
カンタス航空はオーストラリアを代表する航空会社です。
日本発便でも、サービス内容はLCCではなくフルサービス航空会社。
エコノミークラスでも受託手荷物、機内食、飲み物、機内エンターテインメントなどが基本運賃に含まれています。
「海外の航空会社はサービスが少ないのでは?」と考える人もいますが、カンタス航空はジェットスター航空とは全く異なるタイプの航空会社です。
カンタス航空は豪州3都市へ直行
カンタス航空は2026年10月現在、日本から、
羽田-シドニー
成田-ブリスベン
成田-メルボルン
を運航しています。
さらに2026年12月7日~2027年3月31日には、新千歳-シドニーの季節便も運航します。
東京からシドニーだけでなく、ブリスベンとメルボルンへも自社直行便を持っているのが強みです。
預け荷物は重量制で30kg
カンタス航空の日本-オーストラリア国際線エコノミークラスでは、一般的に合計30kgまでの受託手荷物が含まれます。
JALの「23kg×2個」という個数制とは考え方が違います。
カンタス航空の日本・オーストラリア間は重量制なので、規定の範囲内で複数個に分けることもできます。
ただし1個の荷物は32kgを超えることができません。
「大きなスーツケース1個だけ」という旅行者には分かりやすい仕組みでしょう。
オーストラリア国内線への接続が便利
カンタス航空の大きな強みは、オーストラリア到着後の国内線ネットワークです。
例えば、
東京 → シドニー → ホバート
東京 → メルボルン → アデレード
東京 → ブリスベン → ケアンズ
など、オーストラリア国内の都市を組み合わせた旅程を作りやすくなります。
ひとつの航空券として予約できれば、別々に航空券を買うより乗り継ぎ時の扱いが分かりやすくなる場合があります。
ただしオーストラリアへ最初に入国する空港では、通常、預け荷物をいったん受け取り、入国・税関・検疫を済ませて国内線へ再度預ける必要があります。
ジェットスター航空の特徴
ジェットスター航空の最大の魅力は、やはり運賃です。
セール時には日本-オーストラリア間で片道2万円台という運賃が出ることもあります。
JAL、ANA、カンタス航空より大幅に安く旅行できる可能性があります。
一方で、表示される最安運賃に何が含まれているのかを理解しておく必要があります。
成田・関西から5路線
ジェットスター航空は日本発オーストラリア路線について、
成田-ケアンズ
成田-ブリスベン
関西-ケアンズ
関西-ブリスベン
関西-シドニー
を販売しています。
特に関西空港から3都市へ直行できるのは、関西圏の旅行者にとって大きなメリットです。
ケアンズへは成田と関西の両方から直行便があります。
Starter運賃は「必要な物だけ追加」
ジェットスター航空の一番基本的なエコノミー運賃がStarterです。
考え方は非常にシンプルです。
航空券そのものを安くする代わりに、必要なサービスを利用者が追加します。
例えば、
・受託手荷物
・座席指定
・機内食
などです。
荷物が少なく、座席位置を気にせず、機内食も必要ない人なら、余計なサービスにお金を払わずに済みます。
これこそLCCのメリットです。
受託手荷物は基本運賃に含まれない
Starter運賃には、受託手荷物は含まれていません。
スーツケースを預ける場合は追加購入します。
ジェットスター航空では必要に応じて最大40kgまで受託手荷物を追加できます。
そのため最初の検索画面で、
JAL 10万円
ジェットスター 6万円
と表示されたとしても、これだけで「4万円安い」と判断するのは早すぎます。
ジェットスター側に往復の預け荷物、座席、食事を追加し、最終支払額で比較してください。
2027年2月から機内持込ルールが変更
これから2027年の旅行を予約する人は特に注意してください。
2027年2月1日までに出発するジェットスター航空のStarter運賃では、基本的に合計7kgまでの機内持込手荷物が含まれます。
しかし、2027年2月2日以降に出発するジェットスター航空便では制度が変わります。
Starter運賃に含まれるのは、前の座席の下へ収まる
40cm×30cm×20cm以内の手荷物1個
が基本になります。
頭上の収納棚を利用する機内持込手荷物は、別途オプションとして購入する仕組みに変わります。
これは2027年旅行の航空券を比較する際にかなり重要な変更です。
Starter Plusも比較する価値あり
「ジェットスターを使いたいけれど、荷物も食事も必要」という人は、StarterだけでなくStarter Plusも比較してみましょう。
現在のStarter Plusには基本的に、
・20kgの受託手荷物
・スタンダード座席指定
・食事、軽食または機内バウチャー
などが含まれます。
Starterへこれらを個別追加するより、セットのほうが条件に合う場合があります。
ただしStarter Plusでも、キャンセルによる払い戻しが自由にできる運賃ではありません。
購入前に変更・取消条件を確認してください。
機内食を比較
| 航空会社 | エコノミーの機内食 |
|---|---|
| JAL | 通常の機内食・飲み物を提供 |
| ANA | 通常の機内食・飲み物を提供 |
| カンタス航空 | 食事または軽食・飲み物を提供 |
| ジェットスター Starter | 基本的に別料金 |
日本-オーストラリアは7~10時間程度の長時間フライトです。
機内食を必要とする人は、LCC利用時には食事代も航空券比較に加えましょう。
ジェットスターのStarter Plusには、対象便で食事などが含まれます。
JAL、ANA、カンタス航空では、宗教上・健康上の理由などに対応した特別食を事前に申し込める場合もあります。
座席指定を比較
座席指定も「フルサービスなら全部無料」とは限りません。
JALは予約後に事前座席指定が可能ですが、利用できる座席には条件があります。
ANAは運賃や座席位置によって、窓側・通路側などの事前指定に追加料金がかかる場合があります。
カンタス航空も、座席タイプや会員資格などによって料金がかかる場合があります。
ジェットスターのStarterでは座席指定は有料です。
座席を購入しない場合は、チェックイン時に空席状況に応じて自動的に座席が割り当てられます。
家族で「絶対に横並びに座りたい」という場合は、座席指定料金も最初から旅行費用に入れて考えたほうがよいでしょう。
機内エンターテインメント
9時間前後のフライトでは、映画やテレビ番組などの機内エンターテインメントも気になります。
JAL、ANA、カンタス航空では国際線エコノミークラスで機内エンターテインメントが提供されています。
使用機材によって、座席背面の個人画面、機内ストリーミングなどサービス形態は変わります。
カンタス航空では一部の国際線で無料Wi-Fiも提供されています。
ジェットスター航空の場合は、便や機材、購入するサービスによって利用条件が異なります。
スマートフォンやタブレットに映画を事前ダウンロードしておくのもよいでしょう。
変更・キャンセル条件
航空券が安いかどうかを見るとき、見落としやすいのが変更・取消条件です。
JAL、ANA、カンタス航空でも、安い運賃ほど変更・払い戻しに制限があることがあります。
「フルサービス航空会社=いつでも無料キャンセル可能」ではありません。
一方、ジェットスターのStarter運賃は原則として払い戻し不可です。
日付・時間の変更は、条件を満たせば変更手数料と新しい運賃との差額を支払って可能です。
旅行日が変わる可能性がある場合は、最初から変更可能な運賃を比較したほうが結果的に安く済むことがあります。
日本語の安心感で選ぶなら?
英語に不安があるなら、やはりJALとANAが分かりやすいでしょう。
日本出発時のチェックイン、機内サービス、トラブル時の問い合わせまで、日本語で対応しやすいことは大きな安心材料です。
カンタス航空とジェットスター航空にも日本語ウェブサイトがありますが、オーストラリア側の空港や機内で常に日本語対応者がいるとは限りません。
ただし通常の旅行で必要になる手続きは、それほど難しいものではありません。
子連れ・家族旅行なら?
家族旅行では、単純な航空券価格だけでなく、
・預け荷物
・座席指定
・機内食
・子供向け機内食
・機内エンターテインメント
などを考える必要があります。
4人家族でジェットスターを利用すると、1人ずつ座席指定や荷物を加えた場合、追加料金も4人分になります。
そのため家族旅行では、JAL、ANA、カンタス航空との最終価格差が思ったほど大きくないことがあります。
反対に、ケアンズのようにジェットスターしか日本直行便がない都市では、LCCをうまく使うメリットが大きくなります。
荷物が多い人なら?
受託手荷物だけを見ると、JALは非常に分かりやすい航空会社です。
エコノミークラスで23kg×2個。
カンタス航空は重量制で30kg。
ANAは購入する運賃によって個数が変わるため、予約時に確認します。
ジェットスターは必要な重量を追加購入します。
長期滞在、留学、ワーキングホリデーなど荷物が多い旅行では、航空券+荷物代で比較してください。
安さ重視なら?
航空券代をできるだけ抑えたいなら、まずジェットスターを確認する価値があります。
特に、
・荷物が少ない
・座席位置にこだわらない
・食事を追加しなくてもよい
・旅行日程が確定している
人とは相性が良いでしょう。
一方、セール時にはJAL、ANA、カンタス航空もかなり安い運賃を販売することがあります。
「LCCだから必ず最安」と決めず、4社を比較するのがおすすめです。
シドニーならどの航空会社?
東京からシドニーへは、
・JAL
・ANA
・カンタス航空
が羽田から直行便を運航しています。
3社を同じ日程で比較できるため、日本-オーストラリア線の中でも最も選択肢の多い路線です。
日本語サービスならJAL・ANA。
オーストラリア国内線へ乗り継ぐならカンタス航空。
便数ではANAが1日2便。
という違いがあります。
関西からならジェットスター航空の直行便もあります。
メルボルンなら?
成田-メルボルンでは、JALとカンタス航空を比較できます。
どちらもフルサービス航空会社です。
日本語サービスを優先するならJAL。
オーストラリア国内の乗り継ぎを多く使う予定ならカンタス航空も便利です。
2026年10月25日以降はJALも毎日運航となり、選択肢が増えます。
ケアンズなら?
日本からケアンズへの直行便はジェットスター航空です。
成田と関西の両方から利用できます。
そのため「JALとジェットスターのどちらにしよう」と直行便同士で比較する都市ではありません。
JALやANAを利用するなら、シドニーなどで乗り継ぐ必要があります。
約7時間台で日本から直接ケアンズへ到着できるジェットスターの利便性は高いでしょう。
ブリスベンなら?
東京からブリスベンへは、成田発のカンタス航空とジェットスター航空を比較できます。
これはフルサービス航空会社とLCCを同じ直行路線で比較できるため、分かりやすい例です。
荷物・食事・座席指定を含めてもジェットスターが十分安ければLCC。
差額が小さければカンタス航空。
という考え方ができます。
関西からはジェットスター航空の直行便があります。
パースなら?
日本-パースの定期直行便はANAです。
そのためパースを目的地とするなら、まずANAの直行便料金を確認してください。
ANAが高い日には、シンガポール航空などのアジア経由便と比較する方法もあります。
直行便は航空券が多少高くても、乗り継ぎ時間がないことを考えると十分価値があります。
関西発なら?
関西在住者にとって、ジェットスター航空の存在はかなり大きいでしょう。
関西から、
ケアンズ。
ブリスベン。
シドニー。
の3都市へ直行できます。
JALやANAを利用するために東京まで国内線や新幹線で移動すると、その費用と時間も必要です。
「東京発の航空券だけが2万円安い」という理由で東京経由にすると、国内移動を加えた総額では高くなることがあります。
航空券は「最終総額」で比べる
4社を比較するときは、次の項目をすべて加えてみてください。
| 項目 | 確認 |
|---|---|
| 基本航空運賃 | 往復総額 |
| 空港税等 | 最終画面まで確認 |
| 受託手荷物 | 往路・復路それぞれ必要か |
| 座席指定 | 家族なら人数分 |
| 機内食 | LCCで追加する場合 |
| 空港までの交通費 | 羽田・成田・関西の違い |
| 変更可能性 | 変更手数料・運賃差額 |
例えば、
ジェットスター 往復7万円
JAL 往復10万円
だったとします。
ジェットスターへ往復の荷物、座席指定、食事を追加して9万円になれば、差額は1万円です。
その1万円でJALを選ぶのか。
1万円でも安いジェットスターを選ぶのか。
ここから先は旅行者の価値観です。
最初に表示された航空券価格だけで比較しないことが一番重要です。
旅行タイプ別おすすめ
| 旅行タイプ | まず比較したい航空会社 |
|---|---|
| 初めての海外旅行 | JAL・ANA |
| 日本語サービス重視 | JAL・ANA |
| シドニーへ東京から | JAL・ANA・カンタス |
| メルボルン | JAL・カンタス |
| ケアンズ | ジェットスター |
| ブリスベン | カンタス・ジェットスター |
| パース | ANA |
| 関西から直行 | ジェットスター |
| 荷物が多い | JAL・カンタス・ANAの条件を比較 |
| 価格最優先 | ジェットスターを含め4社比較 |
| 豪州国内を周遊 | カンタス・ジェットスターを含めて比較 |
これは「この航空会社が絶対に一番」というランキングではありません。
同じ人でも、行きは安い航空会社、帰りは別の航空会社という選択が最適になることもあります。
結局どの航空会社を選べばよい?
JAL、ANA、カンタス航空、ジェットスター航空には、それぞれ明確な強みがあります。
JAL
日本語で安心して旅行したい人、荷物が多い人に使いやすい。羽田-シドニー、成田-メルボルンを運航。
ANA
羽田-シドニーの1日2便が便利。日本からパースへ直行したい人には最有力候補。
カンタス航空
オーストラリア国内のネットワークが大きく、シドニー、メルボルン、ブリスベンへ自社直行便。国内周遊にも便利。
ジェットスター航空
運賃重視なら強力な選択肢。特にケアンズと関西発路線では存在感が大きい。ただし受託手荷物や座席などの追加料金を含めて比較する必要があります。
そして、どの会社を利用する場合でも大切なのは、
「航空券価格」「サービス内容」「旅行時間」の3つをまとめて比較すること。
最安値だけで決める必要はありません。
逆に、何となく「日本の航空会社のほうが安心だから」と決めてしまう必要もありません。
オーストラリアまで7~10時間。
決して短いフライトではありません。
自分が必要とするサービスにだけお金を払い、納得できる航空会社を選ぶのが一番です。
よくある質問
シドニーなら両社を比較できます。ANAは羽田-シドニーを1日2便運航している点が強みです。JALはエコノミーでも受託手荷物2個・各23kgという分かりやすい手荷物条件があります。料金、時間帯、運賃条件で選ぶのがおすすめです。
いいえ。カンタス航空はフルサービス航空会社です。エコノミークラスでも受託手荷物、食事・飲み物、機内エンターテインメントなどが基本的に含まれています。LCCは同じグループのジェットスター航空です。
基本運賃は安いことが多いですが、必ず最終総額も最安とは限りません。受託手荷物、座席指定、機内食などを追加すると差額が小さくなる場合があります。JAL・ANA・カンタスのセール運賃とも比較してください。
Starter運賃には受託手荷物は含まれていません。必要な重量を追加購入します。Starter Plusには20kgの受託手荷物が含まれています。
2027年2月2日以降に出発するジェットスター航空のJQ便ではルールが変更されます。Starter運賃に含まれるのは原則40×30×20cm以内の座席下へ収まるバッグ1個となり、頭上収納棚を使う手荷物は別途オプションとなります。予約時の条件を必ず確認してください。
2026年10月現在、日本からパースへの定期直行便はANAの成田-パース線です。2026年10月25日から2027年3月27日は毎日運航の予定です。
2026年10月現在、JAL・ANAの日本-ケアンズ直行便はありません。ジェットスター航空が成田と関西からケアンズへ直行便を運航しています。
避ける必要はありません。ただし家族全員分の受託手荷物、座席指定、食事などを加えると、フルサービス航空会社との価格差が小さくなることがあります。最終総額で比較すると判断しやすくなります。
カンタス航空はオーストラリア国内線ネットワークが大きいため、シドニー、メルボルン、ブリスベン到着後に他都市へ乗り継ぐ旅行では便利です。ジェットスター航空の国内線も含め、旅程と運賃を比較してください。
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