◇◇◇奇妙な形の岩山と雄大な自然の絶景!
スペインのカタルーニャ地方、バルセロナ近くにある独特な形状の山頂の連なりがモンセラットです。「のこぎり山」という名の通りの奇怪にそびえ立つ岩山が放つ不思議な魅力は、あのガウディにも建築のインスピレーションを与えたと言われています。もう一つの見所、黒いマリア像がある修道院は山の中腹の標高1235mに位置します。天気が良ければバルセロナ市街はもちろん、フランス国境のピレネー山脈までをきれいに望むことができます。どこまでも続く豊かな大地の風景と奇妙な岩山の景色を存分にお楽しみください。
◇◇◇伝説の聖地、パワースポットとしてのモンセラット
周囲にそびえる岩山に守られるかのように建つ修道院は、古くから多くの巡礼者が訪れるキリスト教の聖地。フランコ独裁時代にも、禁止されていたカタルーニャ語でミサが行われるなど、カタルーニャ人の信仰と民族意識の中心としての役割も担ってきました。美しい修道院の中には、9世紀に羊飼いの少年が見つけたという黒いマリア像が祀られています。この黒いマリア像を触るとご利益があるとして毎日お参りする人々の数が絶えません。また、修道院前の広場もパワースポットとして知られています。