都会の喧騒を離れ、緑あふれるラツィオ州の田舎で、エトルリア人たちの足跡をたどる旅。
ローマから約1時間、自然の美しいカッシア街道を通って古代都市スートリに到着します。
紀元前1世紀から紀元3世紀までのエトルリアのネクロポリスを通りながら、火山岩を彫って作ったこの時代唯一の円形闘技場に到着します。
ここから程近くにはマドンナ・デル・パルト教会があります。
この教会は元々はミトラ教の集会所として作られ、内部にはキリスト降誕を描いた素晴らしいフレスコ画が残されています。
フリア門から中世の集落へと進み、噴水のある広場へ到着。
エトルリア風アーチの時計塔のある市庁舎の中庭にはローマ時代の石碑があり、また、ロマネスク様式を堪能できるサン・シルベストロ教会もあります。
そして、いにしえの時代には洗濯場として使われていたという場所からは、素晴らしい展望をお楽しみ頂けます。
その後、この街の郷土料理とワインの試飲をお楽しみ頂いた後、ローマへの帰途につきます。