サンドバーとは?!

サンドバー(Sandbar)とは、「海中、又は河口にできる砂の堆積」のこと。

ハワイ・オアフ島では、「天国の海ツアー」でも知られ、テレビCMや雑誌でよく目にする、この世の景色とは思えない「青空の中、エメラルド・グリーンの海にぽっかりと浮かぶ白い砂浜」の撮影場所が、カネオヘ湾 のサンド・バーが有名です。

ツアー船が出港するヘエイアケア・ボート・ハーバーからわずか10分足らずの沖合いにあるのに、岸壁からは決して見る事が出来ない幻の浅 瀬。干潮時の条件が良い日には、海面に姿を現す広大な砂洲は圧巻!

ツアーは数社により、午前・午後と催行されており、サンド・バーで遊ぶツアーや周辺の海でマリン・スポーツ を楽しむツアーなどバラエティ豊か。又、サンド・バーのあるカネオヘ湾は、全米屈指の珊瑚礁でもあり、外敵から守られた穏やかな海は、絶滅危惧種のグリー ン・シー・タートル(アオウミガメ)が多数生息する自然豊かな海です。

サンドバーを良い条件で見るには?!

まず潮の干満時刻の把握が第一。潮の干満は干潮・満潮それぞれ通常1日2回、ただし毎日同じ時刻に起こるわけではなく、毎日約50分ずつ遅れていきます。加えて、基準面からの海面の高さ、潮位も関係してくきます。

つまり、「ツアー滞在時間中に、潮位の低い干潮が訪れる」が、ベストな条件であるといえます。とはいえ、この条件にピッタリある日はそうないので、まずまずと言えるのではないでしょうか。

まずまずの条件:「干潮時の潮位が1フィート(約30センチ)、干潮時刻の前後約2時間以内に、ツアーがサンドバーに滞在する」

カオネヘ湾の最大潮位は約2.7フィート(約82センチ)、最小潮位は約-0.6(約-18センチ)となります。

サンドバーはいつも海面に顔を出すの?!

サンドバーは、ツアー中にいつも海面に顔を出す訳ではなく、「条件のそろった日」のみとなります。大雑把ではありますが、月間14日間くらいでしょうか。上記の「まずまずの条件」であれば、サンドバーが海面に顔を出す可能性はあると言えます。ただし、あくまで「条件が良い」というだけで、これに「気圧配置」、「風向き・風力」など、他の条件も関係してきますので、実際のところは当日行ってみないとわかりません・・・

サンドバーが海面から顔を出さなくても、透明度抜群の碧い海の下に、真っ白な砂浜が透けて見えてきますので、十分にその素晴らしい景観をお楽しみいただけると思います!

潮の干満時刻、潮位の調べ方

下のフォームに、ツアー参加予定日を選択して、検索ボタンを押してください。別ウインドウが開き、サンドバーのあるカオネヘ湾の干満時刻、及び潮位の表をご覧いただけます。長さの単位は「フィート」になっていますが、X30でセンチメートルに換算することができます。(例:2フィート:2 X 30 = 約60センチメートル)又は、このページの下の方へ、換算ツールがありますので、そちらをご利用ください。  

干満・潮位表の見方

「検索する!」ボタンを押すと別ウインドウが開きます。

右の図、赤の四角で囲まれた部分をご覧下さい。

検索フォームで指定した日にち、及びその後、3日間の「満潮時間」、「干潮時間」、「日の出時間」、「日の入り時間」が表示されています。

Low Tide・・・干潮
High Tide・・・満潮
Sunrise・・・日の出
Sunset・・・日の入り
Feet・・・アメリカの長さの単位、フィート(1フィート=約30センチ)
HST・・・ハワイ標準時

右の例で言えば、2010年6月10日、未明の3時59分に干潮を迎え、その時の潮位が0.44フィート、5時48分に日の出、11時20分に満潮、潮位1.26フィート、2時55分PMに2回目の干潮で潮位1.16フィート、7時11分PMに日の入り、というようになります。

フィート > センチメートル・換算ツール

アメリカの長さの単位、フィートを、センチメートルへ換算します。左のボックスに、換算したいフィートの数字を入れて、「フィートを換算する!」ボタンを押してください。その右横のボックスに、センチメートルに換算した値が表示されます。

フィート   センチメートル

※このページの情報はあくまで参考資料として提供されているものであり、その内容を保障いたしません。特に潮位は、当日の天候、高気圧、低気圧の気圧配置、風速、風向きで変化します。参考資料としてご覧下さい。